「 2024年01月 」一覧
「眼底検査」、職域健診項目に追加を 日本眼科医会
日本眼科医会の白根雅子会長は23日夜の記者懇談会で、労働安全衛生法に基づいた職域の健康診断の検査項目として、「眼底検査」などを追加するよう、政府に働きかける考えを示した。 医会は、眼科領域の各種検査......
予備費1500億円決定へ 生活再建支援金の追加検討
岸田文雄首相は24日の衆院予算委員会で、能登半島地震からの復旧・復興を進めるため、26日にも2023年度予算から1500億円規模の予備費支出を新たに決定する方針を表明した。住宅が被災した世帯を対象に......
次期学長に冨永副学長 東北大、4月に就任
東北大は24日、大野英男学長(69)が3月に任期満了となるのに伴い、次期学長に東北大理事で副学長の冨永悌二氏(66)を選出したと発表した。文部科学相の任命を受け4月に就任する。任期は6年間。 東北大......
地域包括医療病棟入院料3,050点/日を創設 外来管理加算は「併算定不可」を整理『Monthly』2月号
■最新号もくじ(p1~p11参照)<診療報酬改定>地域包括医療病棟入院料3,050点/日を創設外来管理加算は「併算定不可」を整理<介護報酬改定>協力医療機関連携加算、年度内は月100単位リハマネ加算には一体的アセスの新区分<トピックス>マイナ保険証の利用促進 利用実績に応じた評価を検討敷地内薬局のグループ評価は見送り 答申書附帯意見素案1,931億円の黒字、黒字幅は4割縮小 2022年度公立病院の経常収支2,506医療法人の3割超が本業赤字 福祉医療機構レポート資料ダウンロードまたは(p1~p11参...
[医薬品] 2023年12月分貿易統計(速報) 財務省
財務省は1月24日、2023年12月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額<doc13216page3><doc13216page5>▽総額/1,139億円(前年同月比55.4%増)▽米国/335億円(161.6%増)▽EU/125億円(33.7%増)▽アジア/412億円(22.0%増)▽中国/246億円(38.1%増)●輸入額<doc13216page4><doc13216page13>▽総額/3,7...
[医療提供体制] 2022年度、2,506医療法人の3割超が赤字 福祉医療機構
福祉医療機構は24日、2,506の医療法人のうち32.5%が2022年度に本業で赤字だったとするレポートを公表した<doc13135page1>。医療などの本業でどれだけ利益を確保できているかを示す「事業利益率」は1法人当たり0.5%で、21年度(2,669法人)の1.9%から大幅に低下した。一方、人件費や給食材料費などを除く経費が本業の収入に占める割合(経費率)は0.9ポイント上昇し、22.7%だった<doc13135page2>。 22年度の経営状況は、融資先の医療法人...
[医療提供体制] かかりつけ医機能、地域医療連携「面対応」で 意見相次ぐ
厚生労働省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」が24日に行った構成員のプレゼンでは、全ての「かかりつけ医機能」を医療機関が単独でカバーするのではなく、地域の複数の医療機関が連携で対応する「面対応」を促すべきだという意見が相次いだ。 「かかりつけ医機能」に関する実態を把握するために行ってきた構成員のプレゼンや有識者へのヒアリングはこの日で終わり、次の会合から、「かかりつけ医機能」報告制度の具体化に向けた議論に入る<doc13125page3>。 新たな報告制度は20...
[健康] 学校健診「原則着衣」と表現は誤解招く 日本医師会
学校での健康診断に関する文部科学省の通知を受けて一部報道で「原則着衣」と表現されていることについて、日本医師会の渡辺弘司常任理事は24日の定例記者会見で、「普通に服を着ていても診てもらえる」などと児童生徒や保護者などに誤解を招きかねないとして通知内容の適切な解釈の必要性を指摘した。また、日医は都道府県医師会と連携し、適切な実施方法を全国の学校医に理解してもらい、学校健診が円滑に実施されるよう取り組んでいく考えを示した。 通知は文科省が22日に発出し、同時に「児童生徒等のプライバシーや心情・・・...
[医療提供体制] かかりつけ医機能支援病院、中小病院の役割が重要 全日病
病院や診療所による「かかりつけ医機能」の発揮を促す仕組み作りを議論する、厚生労働省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」は24日、「かかりつけ医機能」に関する実態を把握するため2回目のプレゼンを行い、織田正道構成員(全日本病院協会副会長)など6人が発表した。織田構成員は「かかりつけ医機能支援病院」としての中小病院の役割が重要になるという認識を示した<doc13127page4>。 「かかりつけ医機能支援病院」は、高齢者への在宅医療などで地域の窓口機能を担う。全日病が...
[介護] 24年度介護報酬改定は「介護事業経営実態調査」がベース 日医会見
日本医師会の江澤和彦常任理事は24日の定例記者会見で、2024年度に訪問介護などの基本報酬が引き下げられるのは直近の介護事業経営実態調査(実調)でそれらのサービスの収支状況が他よりも良かったからだとし、24年度の報酬改定は実調の結果を基に行われるとの見解を示した<doc13059page1>。 江澤氏また、訪問介護員が利用者の日常生活を支援することにより在宅医療の提供が継続できると強調。基本報酬の引き下げの影響で今後、訪問介護事業所の倒産などが相次いだ場合「在宅医療は容易に破綻し、施設...