「 2024年01月 」一覧

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[医療提供体制] 能登半島地震の被災地支援、日医「相当の長期戦を覚悟」

 日本医師会の細川秀一常任理事は10日の定例記者会見で、能登半島地震の被災地への医療支援について「相当の長期戦を覚悟しなくてはならない」と述べた。被災地では、高血圧症や糖尿病など慢性疾患の管理など医療ニーズが拡大すると見込んでいるが、石川県北部の珠洲市などでは診療所の大半が機能不全に陥っているという。そのため、日医災害医療チーム「JMAT」を派遣している。 日医では、1月1日の地震発生直後に災害対策本部を設置し、国や石川県の要請を受けて3日、日医災害医療チーム「JMAT」の先遣隊を派遣した。さらに・...

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[診療報酬] 診療報酬による賃上げ、入院基本料の上乗せ分を細分化で一致

 中央社会保険医療協議会は10日、看護職員や病院薬剤師、コメディカルの賃金引き上げを実現させる診療報酬の仕組みを議論し、できるだけ過不足を抑えながら病院や有床診療所に賃上げの財源を配分するため、入院基本料への上乗せ分の点数を細かく設定することで一致した。 一方、厚生労働省は、40歳未満の勤務医や薬局の勤務薬剤師、事務職員などの賃上げを実現させるための仕組みも2024年度に作る方針を示した。診療報酬本体プラス0.28%分程度の財源を充てて、「広く算定されている診療報酬」で評価するとしている・・・...

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[診療報酬] 看護必要度の評価項目・該当患者割合を見直し 議論の整理案

 厚生労働省は10日、2024年度の診療報酬改定に向けたこれまでの議論の整理案を中央社会保険医療協議会の総会に示した。急性期の入院医療の必要性に応じた適切な評価を行うため一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の判定に係る評価項目や該当患者割合の基準の見直しや、急性期一般入院料1の平均在院日数に係る要件の見直しなどを盛り込んだ<doc12912page11><doc12912page12>。 整理案では、許可病床数が200床未満の急性期一般入院料1や200床以上...

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【感染症ニュース】新型コロナウイルス感染症が再び増加 新たな派生株に置き換わりが進む! 被災地での感染拡大に注意を(感染症・予防接種ナビ)

厚生労働省が令和6年1月4日に発表した令和5年第51週(12/18-24)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況について」によると、全国の定点当たり報告数は4.57。これで5週連続