「 2024年02月 」一覧
生活者の4割は「医療DX」をイメージできず、データ活用のメリットを周知せよ(研究員の眼)
「医療DX」という言葉がにわかに目に付くようになった。デジタルヘルス、医療IT、医療イノベーション……といった言葉に代わり、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉を冠するイベントも増えてきた。 背景には政府の方針がある。2022年6月に閣議決定した「骨太の方針2022」で医療DXの推進が明記され、政府内には首相がトップを務める「医療DX推進本部」が設置された。省庁横断で強力に医療......
生活習慣病管理料、「内科医の技術料評価を」 中野区医師会・渡辺会長
2024年度診療報酬改定では、特定疾患療養管理料の対象疾病から、糖尿病、脂質異常症、高血圧症の3疾患を外し、3疾患の管理は生活習慣病管理料を中心とする方針になった。東京都の中野区医師会の渡辺仁会長は......
育成医療、対象拡大を検討 厚労省、口唇口蓋裂の問題で
18歳以上の口唇口蓋裂患者らが障害者手帳の有無にかかわらず、医療費の助成を受けられるようにするため、厚生労働省は6日、育成医療の対象を広げる法改正も視野に、対応を検討する考えを示した。与党議員でつく......
難病2疾病、小慢13疾病を追加へ 厚労省検討委
厚生労働省の指定難病検討委員会・小児慢性特定疾病検討委員会は6日、指定難病に2疾病、小児慢性特定疾病に13疾病を追加する方針を了承した。 指定難病については、今年度に検討する47疾病のうち、免疫疾患......
職員の処遇改善に重点 障害福祉サービス報酬改定
厚生労働省は6日、障害福祉サービスを提供した事業者に支払う報酬について2024年度の改定案を有識者会議に示し、了承された。職員の処遇改善に重点を置いて人材確保を進める。日常的にたん吸引などが必要な「......
かかりつけ機能の発揮へ、医療者・国民に働きかけを 日医総研
日医総研は6日までに、ワーキングペーパー「第8回日本の医療に関する意識調査」を公表した。調査は昨年11月、20歳以上の国民を対象に、かかりつけ医へのかかり方の実態と期待などを調べた。結果を踏まえ、地......
被災地の概算請求、「医科以外も認めるべき」 保団連【無料】
能登半島地震で被災した医科の保険医療機関で、1月診療分の報酬の概算請求が認められたことを受け、保団連は6日、歯科保険医療機関、保険薬局、訪問看護ステーションにも認めるべきだと主張する要望書を政府に提......
社福法人の指導監査、弾力的運用も可 能登地震で厚労省【無料】
能登半島地震を受け、厚生労働省は5日付の事務連絡で、被災地の社会福祉法人の指導監査について、弾力的な運用を認める方針を周知した。法人が運営する特別養護老人ホームなどが被災し、決算・事業報告に支障を来......
4つの介護情報、事業者・医療機関が共有へ 厚労省が対応案
厚生労働省は5日に開いたワーキンググループ(WG)で、介護事業者や医療機関などが介護情報基盤を通じて利用者情報を共有・利活用できる環境を整えるため、対応案を示した。共有する情報は、4種類とする方針だ......
能登地震、日歯が義援金4783万円 石川県歯に送金【無料】
日本歯科医師会は6日までに、能登半島地震の義援金4783万7062円を、第1次分として石川県歯科医師会に送ったと発表した。 日歯は第2次として、2月末まで募金を受け付けている。
「他者の負担」という患者意識、国内外調査を概観 日医総研
日医総研は6日までに、リサーチレポート「人生の終末期に高齢者らが抱く『他者の負担になる』という意識―日本と諸外国のデータ概観―」を公表した。 「他者(家族や社会)に負担をかけている」という高齢者や終......
DMATは82隊、DPATは9隊 震災対応、厚労省まとめ【無料】
能登半島地震について、厚生労働省は6日午後2時までの対応をまとめた。石川県内で活動しているDMAT(災害派遣医療チーム)は82隊、DPAT(災害派遣精神医療チーム)は9隊。 JMAT(日本医師会災害......