「 2024年02月 」一覧

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[医療費] 健保組合分の医療費5.1兆円、22年度 健保連調べ

 健康保険組合連合会は、2022年度の健保組合分の医療費が前年度から6.5%増え、5兆1,261億円だったとする調査結果をまとめた。診療区分別では「訪問看護」で13.6%増と伸びが目立つのに対し、「医科入院」は0.3%減少した<doc13525page6>。 それらのほかは「医科入院外」の医療費が11.9%、「調剤」は6.3%、「歯科計」は1.8%前年度からいずれも増えた。入院と入院外を合わせた「医科計」は7.4%の増だった<doc13525page6>。 訪問看護では、レセ...

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[介護] 看護小規模多機能型居宅介護の広域利用で手引き作成 厚労省

 厚生労働省は22日、地域密着型サービスの看護小規模多機能型居宅介護(看多機)の広域利用に関する手引きを作成し都道府県などに周知した。広域利用が必要なケースや方策、区域外指定での事前同意の留意事項を盛り込んでおり、看多機を運営する事業所や医療機関の退院支援部門の担当者などにも活用してもらいたい考え<doc13521page2>。 看多機は、「通い」「泊まり」「訪問(看護・介護)」を1つの事業所で利用者のニーズに合わせて一体的に提供する複合型サービス。介護支援専門員が事業所内にいるため、利...

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[診療報酬] 地域包括医療病棟への移行方針、調査へ 地ケア病棟協会

 地域包括ケア病棟協会の仲井培雄会長は22日の記者会見で、2024年度の診療報酬改定で新設される地域包括医療病棟に地域包括ケア病棟を移行させる方針の病院がどれだけあるか、調査することを明らかにした。調査結果は3月中旬に取りまとめて公表するという<doc13520page62>。 仲井氏は、会員病院が地域包括ケア病棟を移行させる場合は支援する考えを示した。 地域包括医療病棟は、看護配置「10対1」以上の体制を整備して救急患者を受け入れ、リハビリテーション・栄養管理・入退院支援・在宅復帰など...

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[医療提供体制] 指定難病の匿名情報提供に関する新たな委員会を設置へ

 厚生労働省は、医療費の助成対象となる指定難病の匿名情報の提供に関する専門委員会を厚生科学審議会・疾病対策部会に設置する<doc13508page1>。設置されるのは「匿名指定難病関連情報の提供に関する専門委員会」で関連情報の第三者への提供や、提供された情報を用いた研究結果の公表の可否などを議論する。 同委員会は、難病医療や統計分析、臨床研究倫理、個人情報保護など各分野の学識経験者や関係団体の代表者などで構成される<doc13508page1>。 専門的な観点から審議を行い、...