A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、4.41へ増 3月4〜10日
国立感染症研究所は25日、2024年第10週(3月4〜10日)の感染症週報を発表した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は4.41で、前週の3.89から増加した。 過去5年間の同時期と比べ......
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国立感染症研究所は25日、2024年第10週(3月4〜10日)の感染症週報を発表した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は4.41で、前週の3.89から増加した。 過去5年間の同時期と比べ......
米疾病対策センター(CDC)は22日、国内のはしかの症例数が21日時点で昨年全体の数を上回る62人となったことを明らかにした。 今年報告された症例のほとんどが、はしか、おたふくかぜ、風疹の新3種混合......
福祉医療機構は、医療法人の経営情報のデータベースを活用して行った分析結果を初めて公表した。全国の3万4,341法人が都道府県に報告した2022年度の経営情報(決算期同年3-11月)が分析の対象で、本業の事業収支ベースでの利益率は1法人当たり4.7%、受取利息などを含む経常収支ベースでは6.2%のいずれも黒字だった<doc14156page2>。 また、赤字法人の数は事業収支ベースで1万1,519法人(33.5%)、経常収支ベースでは7,957法人(23.2%)だった<doc141...
医療広告への規制の見直しを議論する厚生労働省の分科会は25日、日本小児科学会の「小児科専門医」など16学会が認定する16の専門医資格の広告を2028年度末以降は原則認めない対応案を了承した。日本専門医機構が認定する基本領域(19領域)の専門医資格の広告に一本化する。ただ、学会認定の専門医の資格を28年度末までに取得・更新する医師に対しては認定・更新から5年間に限り広告を認める<doc14068page24>。 「医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会」に厚労省が対応案を示した。...
他の医療機関に医師を派遣している384病院の26.0%が4月に始まる医師の時間外労働の上限規制への対応などの理由で「場合により派遣の中止や削減」を検討していることが、四病院団体協議会の調査で明らかになった<doc14135page14>。派遣の中止や削減を既に行っている、またはその可能性がある診療科で多かったのは内科や外科、整形外科などだった<doc14135page15>。 調査結果によると、医師派遣の中止や削減を「検討する」(0.5%)や「既に行っている」(0.3%)と...
都道府県と政令指定都市が実施している「こころの健康相談統一ダイヤル」の相談件数が増加している。厚生労働省によると、2022年度の相談件数は約14万5,000件に上った<doc14120page13>。 こころの健康相談統一ダイヤルは、電話をかけた所在地に近い精神保健福祉センターなど公的な相談窓口につながり、専門の相談員に悩みを相談できる全国的な取り組み。相談件数は20年度が約9万9,000件、21年度は約12万9,000件で、22年度は前年度を12%上回った<doc14120pa...
国立感染症研究所は25日、「感染症週報 第10週(3月4日-3月10日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc14137page6><doc14137page28>。▽インフルエンザ/16.14(前週13.96)/前週から増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽新型コロナウイルス感染症/6.53(6.99)/第6週以降減少が続いている▽RSウイルス感染症/0.37(0.29)/第2週以降増加が続いている▽咽頭結膜熱/0.88...
厚生労働省は、全国統一システムの運用に4月に切り替わる医療機能情報提供制度の愛称を「ナビイ」にする方針を決めた<doc14071page5>。診療科目ごとの診療日や診療時間などの基本情報のほか、在宅医療への対応やバリアフリー化の実施状況などの報告を医療機関や助産所に義務付け、「高齢者」や「小児」「障害児・者、難病患者」などの対象者別に検索できるようにする。 それによって、住民・患者による医療機関の適切な選択を支援することが狙いで、医療機関は、医療機関等情報支援システム「G-MIS」を経...
日本医師会は24日、診療所の新興感染症への対応能力を高めるため、地域の医師会関係者を対象にしたモデル研修を開いた。新興感染症に備えた研修など、各地域での取り組みに生かしてもらいたい考えだ。41都道府......
日本病院会は23日の社員総会で、2024年度の新規事業として、医療従事者の確保事業に取り組む方針を示した。看護師、病院薬剤師などが不足している、との会員病院の声を踏まえた。 昨年末の支部長会議でも、......
中医協総会は22日、通常承認された塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ125mg」(一般名=エンシトレルビル フマル酸)について、緊急承認時と同じく薬価を7407.40円で継続収載す......
中医協総会は22日、市場拡大再算定の類似品、いわゆる「共連れ」ルールを巡り、免疫チェックポイント阻害薬のPD-1/PD-L1阻害薬6成分と、JAK阻害薬8成分の合計14成分を共連れの対象から除外する......
4月からトラック運転手の時間外労働の上限規制が見直されることで生じる「物流2024年問題」で医薬品物流にも影響が及ぶ恐れがあるとし、厚生労働省は、薬局や医療機関にも4月以降、これまでより早めに発注す......