「 2024年03月 」一覧

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米ではしか急増  昨年全体上回る

 米疾病対策センター(CDC)は22日、国内のはしかの症例数が21日時点で昨年全体の数を上回る62人となったことを明らかにした。 今年報告された症例のほとんどが、はしか、おたふくかぜ、風疹の新3種混合......

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[医療提供体制] 医療法人の経営情報を初めて公表 福祉医療機構

 福祉医療機構は、医療法人の経営情報のデータベースを活用して行った分析結果を初めて公表した。全国の3万4,341法人が都道府県に報告した2022年度の経営情報(決算期同年3-11月)が分析の対象で、本業の事業収支ベースでの利益率は1法人当たり4.7%、受取利息などを含む経常収支ベースでは6.2%のいずれも黒字だった<doc14156page2>。 また、赤字法人の数は事業収支ベースで1万1,519法人(33.5%)、経常収支ベースでは7,957法人(23.2%)だった<doc141...

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[医療提供体制] 学会認定16の専門医、29年度から広告不可に 厚労省

 医療広告への規制の見直しを議論する厚生労働省の分科会は25日、日本小児科学会の「小児科専門医」など16学会が認定する16の専門医資格の広告を2028年度末以降は原則認めない対応案を了承した。日本専門医機構が認定する基本領域(19領域)の専門医資格の広告に一本化する。ただ、学会認定の専門医の資格を28年度末までに取得・更新する医師に対しては認定・更新から5年間に限り広告を認める<doc14068page24>。 「医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会」に厚労省が対応案を示した。...

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[医療提供体制] 医師派遣「場合により中止・削減検討」約3割 四病協

 他の医療機関に医師を派遣している384病院の26.0%が4月に始まる医師の時間外労働の上限規制への対応などの理由で「場合により派遣の中止や削減」を検討していることが、四病院団体協議会の調査で明らかになった<doc14135page14>。派遣の中止や削減を既に行っている、またはその可能性がある診療科で多かったのは内科や外科、整形外科などだった<doc14135page15>。 調査結果によると、医師派遣の中止や削減を「検討する」(0.5%)や「既に行っている」(0.3%)と...

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[健康] 「こころの健康相談統一ダイヤル」への相談が増加傾向

 都道府県と政令指定都市が実施している「こころの健康相談統一ダイヤル」の相談件数が増加している。厚生労働省によると、2022年度の相談件数は約14万5,000件に上った<doc14120page13>。 こころの健康相談統一ダイヤルは、電話をかけた所在地に近い精神保健福祉センターなど公的な相談窓口につながり、専門の相談員に悩みを相談できる全国的な取り組み。相談件数は20年度が約9万9,000件、21年度は約12万9,000件で、22年度は前年度を12%上回った<doc14120pa...

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[感染症] インフルエンザが増加に転じる 感染症週報

 国立感染症研究所は25日、「感染症週報 第10週(3月4日-3月10日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc14137page6><doc14137page28>。▽インフルエンザ/16.14(前週13.96)/前週から増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽新型コロナウイルス感染症/6.53(6.99)/第6週以降減少が続いている▽RSウイルス感染症/0.37(0.29)/第2週以降増加が続いている▽咽頭結膜熱/0.88...

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[医療提供体制] 医療機能情報提供制度の医療情報ネット、愛称「ナビイ」に

 厚生労働省は、全国統一システムの運用に4月に切り替わる医療機能情報提供制度の愛称を「ナビイ」にする方針を決めた<doc14071page5>。診療科目ごとの診療日や診療時間などの基本情報のほか、在宅医療への対応やバリアフリー化の実施状況などの報告を医療機関や助産所に義務付け、「高齢者」や「小児」「障害児・者、難病患者」などの対象者別に検索できるようにする。 それによって、住民・患者による医療機関の適切な選択を支援することが狙いで、医療機関は、医療機関等情報支援システム「G-MIS」を経...