「 2024年03月 」一覧
日薬政策提言は「中期ビジョン」構想 次期会長候補の日薬・岩月氏
10日の日本薬剤師会の会長候補者選で初当選した常務理事の岩月進氏は21日、じほうのインタビューに応じ、日薬政策提言の在り方について、1年単位ではなく5年単位の「中期ビジョン」にした上で、進捗を見える......
薬食審、4月から「薬事審議会」に 厚労省、分科会は廃止
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会は4月から、「薬事審議会」へと改組される。食品衛生部門の業務が消費者庁に移管されるため。薬・食審に設置している薬事分科会は廃止し、薬事審議会に機能を引き継ぐ。厚労省が......
能登北部の診療所、24施設は再開 厚労相、26施設のうち【無料】
武見敬三厚生労働相は22日の閣議後会見で、能登半島地震の被災地の状況を説明した。断水の解消など、インフラ整備が進み、能登北部医師会の診療所は26施設のうち24施設で診療を再開した。 21日時点で石川......
世界平均寿命1.6歳短く 新型コロナ流行2年間
新型コロナウイルスが世界的に流行した2020~21年の2年間で、世界中の人々の平均寿命が1.6歳短くなったとの推計結果を、国際研究チームが21日までに英医学誌「ランセット」に発表した。過去約70年間......
病床機能報告、「地域包括医療病棟」を議論へ WGで
地域医療構想がテーマになった21日の医療部会で、厚生労働省は、2024年度診療報酬改定で新設する「地域包括医療病棟」について、病床機能報告の扱いを今後検討する方針を示した。25年度までの構想を議論す......
新構想の検討会、委員に介護関係者も 計21人
厚生労働省は21日の医療部会で、「新たな地域医療構想等に関する検討会」の委員を公表した。計21人。医療関係者、学識経験者のほか、全国老人保健施設協会の東憲太郎会長も入った。 委員として、医療団体から......
新たな地域医療構想、「区域」見直しを 医療部会、委員から声
厚生労働省は21日の社会保障審議会・医療部会(部会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)で、2040年ごろを見据えた新たな地域医療構想について、新たな検討会で月内に議論を始めると報告した。新構想に向け......
子ども支援金、丁寧な説明で「社会的合意を」 全社会議で委員
政府の全世代型社会保障構築会議(座長=清家篤・日本赤十字社長)は21日、全世代型社会保障に関係する今国会への提出法案について、各省庁にヒアリングした。法案で創設する「子ども・子育て支援金制度」につい......
救急救命士のエコー、まずは「研究デザインの精緻化」 岡山の特区
厚生労働省のワーキンググループ(WG)は21日、デジタル田園健康特区の岡山県吉備中央町が提案した、救急救命士の救急車内でのエコー検査について、2023年度の議論を大筋でまとめた。24年度は、提案側が......
マイナ保険証の利用率、11月に「50%以上」 協会けんぽが目標
全国健康保険協会の運営委員会(委員長=田中滋・埼玉県立大理事長)は21日、2024年度事業計画を了承した。「基盤的保険者機能の盤石化」への取り組みの一つとして、DXの推進を挙げた。オンライン資格確認......
高校での准看護師養成、「廃止を」 日看協、文科省に要望
日本看護協会は21日までに、高校の衛生看護科を廃止し、准看護師養成を停止するよう求める要望書を、文部科学省に提出した。 日看協によると、全国の高校に衛生看護科は15ある。卒業生の9割は、准看護師とし......
在宅医療の推進、「地域・職種連携」が鍵 日医シンポ
日本医師会が20日に開いた第1回在宅医療シンポジウムでは、各地域で在宅医療に取り組む医師らが、各地域での実践事例や課題について発表した。在宅医療推進のキーポイントとして、地域の医療機関間や多職種での......