「 2024年03月 」一覧

NO IMAGE

[医療費] 23年度11月の調剤医療費、前年度比3.5%増の6,753億円 厚労省

 厚生労働省は3月29日、2023年度11月の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。11月の調剤医療費は6,753億円となり、対前年度同期比で3.5%増加した。内訳は、技術料が1,866億円(対前年度同期比4.9%増)、薬剤料が4,874億円(2.9%増)。後発医薬品の薬剤料は961億円(3.0%増)だった<doc14318page1><doc14318page2>。 後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、85.0%(前年同期差1.5%増)<doc14...

NO IMAGE

[医療費] 23年度11月の調剤医療費、前年度比3.5%増の6,753億円 厚労省

 厚生労働省は3月29日、2023年度11月の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。11月の調剤医療費は6,753億円となり、対前年度同期比で3.5%増加した。内訳は、技術料が1,866億円(対前年度同期比4.9%増)、薬剤料が4,874億円(2.9%増)。後発医薬品の薬剤料は961億円(3.0%増)だった<doc14318page1><doc14318page2>。 後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、85.0%(前年同期差1.5%増)<doc14...

NO IMAGE

[経営] ドラッグストアの販売総額は6,814億円、前年同月比11.4%増 経産省

 経済産業省は3月29日、2024年2月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り<doc14319page11>。●販売額▽総額/6,814億円(前年同月比11.4%増)▽調剤医薬品/698億円(13.2%増)▽OTC医薬品/817億円(13.1%増)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/420億円(0.9%増)▽健康食品/220億円(13.1%増)●店舗数:1万9,108店(3.4%増)・・・...

NO IMAGE

[経営] ドラッグストアの販売総額は6,814億円、前年同月比11.4%増 経産省

 経済産業省は3月29日、2024年2月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り<doc14319page11>。●販売額▽総額/6,814億円(前年同月比11.4%増)▽調剤医薬品/698億円(13.2%増)▽OTC医薬品/817億円(13.1%増)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/420億円(0.9%増)▽健康食品/220億円(13.1%増)●店舗数:1万9,108店(3.4%増)・・・...

NO IMAGE

[医療提供体制] 医師の研鑽、各医療機関でルール定め適切な運用を 厚労省

 医師の時間外・休日労働の上限規制が1日に始まったことを踏まえ、厚生労働省は医師による研鑽の取り扱いの留意点などを病院団体に周知した。医療機関ごとに研鑽の取り扱いに関するルールを定め、適切な運用を図るよう呼び掛けている<doc14272page10>。 医師の研鑽とは、診療などの本来業務の傍ら、自らの知識の獲得や技能の向上を図るために医師が行う学習や研究などを指す。それが労働時間に当てはまるかどうかは、「使用者の指揮命令下に置かれているかどうか」で判断され、所定労働時間内に行う研鑽は労働...

NO IMAGE

[医薬品] 後発医薬品置き換えの効果額、前年比5.7%減 23年推計

 厚生労働省の医薬品価格調査によると、先発品から後発品への置き換えで削減できた2023年の医療費適正効果額は年間推計で1兆6,113億円だった。22年の1兆7,081億円と比べ5.7%減少し、2年連続で前年分の効果額を下回った。この推計額は取り引きされた全ての後発医薬品について、対応する先発品が代わりに取り引きされていた場合を想定したもの。先発品と後発品の現行薬価の差額に、後発品の販売数量を掛けて算出した<doc14273page1>。 一方、後発医薬品が存在する場合に限定した、医薬品販...

NO IMAGE

[医療費] 23年度4-11月の概算医療費、前年比3.6%増 厚労省

 厚生労働省が3月29日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2023年度11月号」によると、23年度4-11月の概算医療費は31.4兆円、対前年同期比では3.6%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は17.4兆円(対前年同期比2.2%増)、75歳以上は12.4兆円(5.5%増)だった<doc14262page1><doc14262page4>。 1人当たり医療費は25.2万円(4.1%増)で、75歳未満は16.7万円(3.4%増)、75歳以上は64.3万円(1...

NO IMAGE

[医療費] 23年度4-11月の医療保険医療費、75歳未満で2.2%増

 厚生労働省が3月29日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2023年度11月号」によると、23年度4-11月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は17兆2,017億円(対前年同期比2.2%増)、75歳以上は12兆3,208億円(5.3%増)となったことがわかった<doc14261page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が5兆2,474億円(2.1%増)、75歳以上は6兆2,336億円(6.1%増)<doc14261page3>。医科入院外医療費は...

NO IMAGE

[医療機器] 区分B1などの医療機器を保険適用 厚労省

 厚生労働省は3月29日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2024年4月1日から保険適用。保険適用されたのは、区分B1(個別評価)として「Initia T3シェル」(京セラ)などが記載されている<doc14263page6>。 その他、医科における新たな保険適用で区分A2(特定包括)<doc14263page2>、区分B1(個別評価)<doc14263page6>、製品名・製品コードに追加・変更があったものの保険適用で区分A2(特定包括)<...

NO IMAGE

[看護] 看護業務を効率化するガイドを公表 日本看護協会

 日本看護協会は看護業務を効率化するプロセスやノウハウを紹介するガイドを公表した。厚生労働省から2019年度に受託して5年間行った「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」の取り組みの一つ<doc14236page3>。 日看協が3月29日に公表したのは、「看護業務効率化取り組みガイド」で、都道府県看護協会や都道府県医療勤務環境改善センターなどに配布した。日看協のホームページなどにPDF版を掲載している<doc14235page25>。 看護業務効率化先進事例収集・周知事業では...

NO IMAGE

[経営] 医療・福祉の新規求人数は22万6,656人 一般職業紹介状況・厚労省

 厚生労働省は3月29日、「一般職業紹介状況」(2024年2月分)を公表した。詳細は以下の通り。●有効求人倍率(季節調整値):1.26倍(前月比0.01ポイント減)<doc14242page1><doc14242page2>●新規求人倍率(季節調整値):2.26倍(前月比0.02ポイント減)<doc14242page1><doc14242page2>●産業別(医療・福祉)新規求人状況<doc14242page5>▽全体/22万6,656人(...

NO IMAGE

[健康] 不妊治療経験者の4人に1人が仕事と両立できず 厚労省

 不妊治療をした人の4人に1が仕事との両立ができず、退職や雇用形態の変更、不妊治療の中止を余儀なくされていたことが厚生労働省の調査で分かった<doc14228page39>。 調査は2023年8月にインターネットで実施。現在は離職中の人や不妊治療未経験の人も含む男女の労働者2,000人が回答した<doc14228page32>。 不妊治療の有無を尋ねたところ、全体の14.5%(257人)が経験ありと回答<doc14228page37>。そのうち仕事との両立ができな...

NO IMAGE

[医療提供体制] 立ち入り検査に医師の働き方改革項目を追加 24年度から

 医師の時間外労働の上限を罰則付きで規制する新たな制度が1日に施行されたことに伴い、厚生労働省は、都道府県や保健所などが行う医療機関への立ち入り検査に2024年度から医師の働き方改革関連の項目を追加した。厚労省がホームページに掲載した「全国医政関係主管課長会議」の資料に盛り込まれた<doc14191page13>。 厚労省によると、立ち入り検査に追加した医師の働き方改革関連の項目のうち、全医療機関に対して行うのは▽時間外労働が月100時間以上になることが見込まれる「面接指導対象医師」への...

NO IMAGE

[医療提供体制] 「かかりつけ医機能」報告時期、負担にならぬよう検討

 来年度に始まる制度で医療機関に求める「かかりつけ医機能」の報告の時期について、厚生労働省は医療現場に負担がかからないよう検討する方針。報告システムも同様に、できるだけ負担のないよう開発する方向で検討を進める。 厚労省はこれまで、医療機関に求める報告の時期を明示していなかった。ただ、同省のホームページに掲載した「全国医政関係主管課長会議」の資料で、現行の医療機能情報提供制度の報告時期を踏まえながら、「医療機関の負担とならぬよう検討予定」との考えを示した<doc14187page13>・・...

NO IMAGE

[社会福祉] 障害福祉事業所、52.6%で職員不足 福祉医療機構調べ

 障害福祉サービスを提供する718事業所の52.6%が2024年1月時点で職員不足を実感しているとのアンケート結果を福祉医療機構が発表した<doc14208page11>。職員不足の事業所の割合は20年度の前回調査から2.4ポイント上昇した<doc14207page1>。 福祉医療機構では貸付先の法人を対象とした調査を24年1月31日から2月22日にかけてオンラインで実施した<doc14208page2>。サービス体系別の内訳は施設入所支援や共同生活援助など「居住...

NO IMAGE

[看護] 看護職員処遇改善評価料、半数超が対象外 日看協

 日本看護協会の調査によると、全国にある3,699病院のうち、2022年10月に新設された看護職員処遇改善評価料の対象外となった病院は51.5%を占めた。そのうち、看護職員の基本給の引き上げを行ったのは27.0%、手当の引き上げを行ったのは14.1%だった(複数回答)<doc14181page50>。 調査は23年10-11月に実施し、全国の8,130病院の看護部長に、看護職員の離職率や給与の状況などを聞いた(有効回答数3,699施設)<doc14181page13>。 看護...

NO IMAGE

[医療提供体制] 救急出動・搬送者、共に2年連続最多 23年

 総務省消防庁によると、2023年の救急出動件数(速報値)は前年よりも5.6%増の763万7,967件、搬送者数は6.8%増の663万9,959人で、共に2年連続で過去最多を更新した<doc14209page2>。医療機関に収容された患者の症状悪化などに伴い、他の医療機関に搬送するために救急車が出動する「転院搬送」は55万件を超えた<doc14209page3>。 23年の救急出動件数を事故種別に見ると、最も多かったのが「急病」の517万2,787件(前年比5.9%増)で、次...

NO IMAGE

[経営] サービス産業動向調査速報 24年1月分 総務省

 総務省は3月29日、2024年1月分の「サービス産業動向調査(速報)」を公表した。詳細は以下の通り<doc14213page4>。●売上高▽医療・福祉業全体/5兆1,399億円(前年同月比2.8%増)▽医療業/3兆6,224億円(1.7%増)▽保健衛生/497億円(12.7%減)▽社会保険・社会福祉・介護事業/1兆4,677億円(6.3%増)●事業従事者数▽医療・福祉業全体/841.8万人(1.2%増)▽医療業/433.1万人(1.5%増)▽保健衛生/12.7万人(4.4%増)▽社会保...

NO IMAGE

[医療提供体制] 地域医療連携推進法人、外部監査不要なケース明示 厚労省

 厚生労働省は「地域医療連携推進法人制度」に関するQ&Aを更新し、都道府県に周知した。制度の一部が1日に見直され、公認会計士などによる外部監査を受ける必要がなくなるケースと、引き続き受けなければならない事例をそれぞれ明示している。 同制度が施行されて以降、地域医療連携推進法人は外部監査を受ける必要があった。しかし、制度の一部が見直されてからは、次のいずれにも当てはまる場合は外部監査を受けなくてもよい<doc14178page11>。 (1)参加法人などが病院などに関する業務を行うのに必要...

NO IMAGE

[医療提供体制] 地域がん連携拠点、4病院が特例型に類型変更 厚労省

 厚生労働省は、地域がん診療連携拠点病院(がん拠点病院)として横浜医療センター(神奈川県)や会津中央病院(福島県)など4施設を新たに指定した<doc14179page2>。一方、要件の一部を満たしていない別の4施設のがん拠点病院を従来の「一般型」から「特例型」に類型変更した<doc14179page7>。1日から適用した。 また、四国中央病院(愛媛県)を地域がん診療病院に新規指定したほか、既に指定されている都道府県がん拠点病院17施設、地域がん拠点病院98施設、地域がん診療病...

NO IMAGE

[看護] 23年病院看護実態調査、新卒看護職員の離職率は10.2%

 日本看護協会が3月29日に公表した2023年病院看護実態調査によると、22年度の新卒の正規雇用看護職員の離職率は10.2%だった。05年に離職率の調査を開始して以降、初めて10%を超えた前年度から0.1ポイントの改善にとどまり、新卒者の離職率は高止まりが続いている<doc14181page21>。 調査は23年10月1日-11月14日に実施。全国の病院8,130施設の看護部長に、看護職員の離職率や給与の状況などを聞いた。有効回答数は3,699施設。有効回答率は45.5%で、前年度から9...