「 2024年04月 」一覧
機能性食品で19日初会合 専門家が検討、一般傍聴可
自見英子消費者・食品安全担当相は16日、小林製薬(大阪市)の問題を受けた機能性表示食品制度の在り方を巡る専門家検討会の初会合を、19日に開くと明らかにした。一般傍聴も可能で、オンラインでの配信も予定......
生活習慣病の外来管理、検討を深めるべき 財務省、24年度改定で
16日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、財務省は2024年度診療報酬改定について、昨年の「秋の建議」の反映状況を報告した。生活習慣病管理料を再編した外来管理の評価については、引き続き検討を深める......
医師の偏在是正、「強力な対策を」 財務省、医学部定員は適正化を
財務省は16日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、2030年ごろには医師が供給過剰になるとの見通しを示し、国内の人口減に対応して、医学部定員を速やかに適正化すべきだと提言した。医師の地域間、診療科......
[医療改革] デジタル行財政改革、電子処方箋導入費の全額補助を提言 日医
日本医師会の長島公之常任理事は16日、デジタル行財政改革に向けた内閣官房の課題発掘対話に出席し、電子処方箋導入費用の全額補助を提言した。政府が2023年6月に取りまとめた「医療DXの推進に関する工程表」では、24年度末にはおおむね全ての医療機関・薬局で電子処方箋が導入されることを目標としているが、23年1月の運用開始以降、医療機関・薬局での普及は進んでおらず、全施設数に占める運用開始施設数の割合は24年3月末時点で9.3%。最も高い薬局でも29.4%で、病院は1.4%にとどまっている<doc...
[医療改革] リフィル処方箋、呼称を「詰め替え処方に」 河野担当相
河野太郎デジタル行財政改革担当相は16日のデジタル行財政改革会議の課題発掘対話で、2022年4月に導入されたリフィル処方箋について「詰め替え処方」という呼称にすることを提案した。現行のままでは一般の人には分かりにくく普及が進まないためで、他の出席者からも「認知されていないことが大きな課題だ」といった意見が出た。 リフィル処方箋は、慢性疾患などで症状が安定している患者に対して長期処方が可能と医師が判断した場合に一定期間内に最大3回まで反復利用できる処方箋。医療費の抑制を目的としたもので、患者に・・・...
[医療改革] 生活習慣病管理に医療機関の差、財務省「疾病管理の検討深めて」
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の財政制度分科会が16日に開いた会合で、財務省は、高血圧性疾患や糖尿病など生活習慣病の管理では診療の頻度や使用する薬の価格などで医療機関の差が指摘されているとして、疾病管理の在り方の検討を深めるべきだと主張した<doc14463page51>。 国の財政運営に関する提言(春の建議)の取りまとめに向けて、分科会はこの日、医療や介護など社会保障改革を議論した。 財務省の主張は、医療や介護のデータ解析などを手掛ける「アライドメディカル」が、電子カルテのビッ...
[医療改革] 診療所の偏在是正、地域ごとの診療報酬単価設定を提言 財務省
財政制度等審議会・財政制度分科会が16日に開いた会合で、財務省は診療所の偏在を是正するため診療報酬の単価を地域ごとに設定する仕組みの導入を提言した。1点当たりの単価が全国一律で10円とされている現行の仕組みを見直し、診療所が不足している地域と過剰な地域とで単価に差を付け、診療所の過剰な地域から不足している地域への医療資源のシフトを報酬面からも促すべきだと言及している<doc14463page70>。 財務省は、診療所が過剰な地域での単価の引き下げを当面の措置として実施した上で、それによ...
[医療改革] 「かかりつけ医機能」報告制度、診療実績の提供強化を 財務省
病院や診療所による「かかりつけ医機能」の報告制度について、財務省は16日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、診療実績に関する情報提供の強化を検討していくべきだと主張した<doc14463page74>。生活習慣病の診療密度などが医療機関によって大きく異なるといった指摘があることを踏まえた提言で、政府が夏に決定する骨太方針への反映を目指す。 財務省はまた、「かかりつけ医機能」が発揮される制度を整備するに当たり、各医療機関がどのような症候や疾患に対応できるのかなど必要な情報が報告・公表さ...
生活困窮者自立支援法を可決 参院厚労委
厚生労働省が提出した生活困窮者自立支援法等改正案は16日、参院厚生労働委員会で与党などの賛成多数で可決された。近く、参院本会議で可決、成立する見通し。 19項目の付帯決議も可決した。医療扶助の適正化......
社会保障費、「歳出の目安」は継続を 25年度以降、財務省
財務省は16日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、2025年度以降の予算編成に当たって、社会保障関係費の「歳出の目安」を継続すべきだと主張した。「引き続きめりはりのある予算編成を実施していく必要が......
医師偏在対策、「大方の考えを骨太方針に」 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は16日の閣議後会見で、今後の医師の偏在対策について、「(今夏の)骨太の方針に、大方の考え方のようなものは組み込んでいきたい」と述べた。さらに具体的な方向性については、年末までに示......
糖尿病薬と慢性心不全でチェックシート作成 広島県病薬
広島県病院薬剤師会は、糖尿病薬と慢性心不全患者に関するチェックシートをそれぞれ作成し、運用している。電話などで患者に服薬フォローアップを行う際に活用できる。糖尿病患者と慢性心不全患者は、2024年度......
薬の費用対効果、保険償還の可否判断を 給付範囲見直しへ、財務省
財務省は16日、医療保険制度改革に向け、医薬品の費用対効果評価を強化すべきだと主張した。評価する薬剤や価格調整対象の範囲を広げ、評価結果を保険償還の可否判断に活用することも検討すべきだとした。現状で......
女性68%、少子化策に反対 政府の保険料上乗せ徴収
共同通信社の世論調査で、少子化対策の費用を公的医療保険の保険料に上乗せして集める政府の方針に、女性の68.0%が反対と答えた。賛成は28.6%にとどまった。男性も反対は58.8%に上り、賛成の38.......
首相処分なし78%納得せず、少子化で保険料増反対63% 共同調査
共同通信社が13~15日に実施した全国電話世論調査によると、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、岸田文雄首相が処分されなかったことに「納得できない」との回答が78.4%に上った。「納得でき......