「 2024年04月 」一覧
ケアプランのデータ連携、周知に意欲 業務効率化で河野大臣
河野太郎デジタル相は12日の会見で、介護分野の人手不足への対応として、居宅介護支援事業所と居宅系の介護サービス事業所向けの「ケアプランデータ連携システム」の周知に意欲を見せた。「介護の分野は人材不足......
不採算品の新仕切り価、上昇基調が顕著 薬価とほぼ変わらない品目も
薬価改定の告示以降に製薬企業が医薬品卸に伝えている新たな仕切り価率を取材したところ、「不採算品再算定品の上昇基調が顕著」との観測が出た。2024年度改定では不採算品再算定が全面的に実施されたが、製薬......
マイナ保険証利用増へ声かけ強化 NPhA、キャンペーン「第2弾」
日本保険薬局協会(NPhA)は11日の会見で、マイナ保険証の利用促進に向けたキャンペーン「第2弾」を実施すると発表した。マイナ保険証利用を勧める声かけを、受付時だけでなく薬剤交付時やフォローアップ時......
鎮咳・去痰薬の増産支援14社が決定 武見厚労相の肝いり事業
医療上必要性が高い医薬品を増産する企業の設備投資や人件費の補助に国費14億円を投じた「医薬品安定供給体制緊急整備事業」。その交付先14社を厚生労働省が公表した。鎮咳薬「メジコン」や、去痰剤カルボシス......
能登養殖のサクラマス提供 金沢大病院、入院患者らに
金沢大病院(金沢市)は11日、能登半島地震で被災した金沢大の施設で養殖したサクラマス「のとらうと桜」を使うメニューの提供を、院内のレストランで始めたと発表した。1日70食、10~12日の3日間限定で......
【感染症ニュース】RSウイルス感染症全国定点0.8 医師「流行状況注視」 関西・北関東は注意(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2024年第13週(3/25-31)によると、全国のRSウイルス感染症の定点あたり報告数は0.8。前週の0.58から、およそ38%増加しています。関西地方・北関
理学療法士の「賃上げ」注視、協会で独自調査も 改定で斉藤会長
日本理学療法士協会の斉藤秀之会長は本紙の取材で、2024年度診療報酬改定で新設されるベースアップ(ベア)評価料について、理学療法士の賃上げにどの程度活用されるか、注視する考えを示した。賃上げの実態把......
新たな地域医療構想、全自病が意見集約へ 5月下旬までに
全国自治体病院協議会は、2040年ごろを見据えた新たな地域医療構想について、5月下旬までに考え方をまとめる。厚生労働省の「新たな地域医療構想等に関する検討会」で、全自病の意見を示す見通しだ。小熊豊会......
子ども支援金、医療保険者に「納付義務」 被保険者が滞納しても
加藤鮎子こども政策担当相は11日の衆院特別委員会で、創設する子ども・子育て支援金制度では、「医療保険者に対して支援納付金の納付義務が課される」と説明した。「被保険者などが滞納したとしても、医療保険者......
「経口摂取」の取り組み充実を 経管栄養と嚥下リハで、日慢協会長
日本慢性期医療協会の橋本康子会長は11日の会見で、患者を中心静脈栄養から離脱させ、経管栄養と嚥下リハビリテーションによって経口摂取を可能とする取り組みを充実させる意向を示した。 2024年度診療報酬......
紅麹サプリ問題、入院者数221人に 厚労省が公表
小林製薬の紅麹を使用したサプリメントの健康被害問題で、10日までに入院治療を要した人(退院者を含む)は延べ221人となり、前日から2人増えた。医療機関で受診した人は延べ1321人で、25人増えた。厚......
子育て支援金、反対42.1% 賛成は3割強、時事世論調査
時事通信が5~8日に実施した世論調査によると、少子化対策の財源として公的医療保険に上乗せして徴収する「子ども・子育て支援金」の負担について反対が42.1%となり、賛成の32.8%を上回った。 政府は......