「 2024年04月 」一覧
[診療報酬] 2024年度診療報酬改定(8) 医療DXの体制整備へ2つの加算で医療機関の導入負担を軽減
2024年度診療報酬改定は、政策的に評価が進められた項目がある一方で、改定率の実質の上積み分が少ないなか、メリハリを利かせるために入院では着実に適正化が進められた。そのポイントをピックアップしてみる。◆DX体制評価にマイナ保険証の利用実績 岸田政権の主要政策である「デジタル社会への移行」の一環として、「医療DX」の体制整備が評価された。オンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報を実際に診療に活用可能な体制を整備するとともに、電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスを導入し、質の高い医療・・・...
ハンセン病補償、請求期限延長法案を了承 自民・厚労部会
自民党の厚生労働部会(大串正樹部会長)は26日、ハンセン病元患者家族へ支給する補償金の請求期限を5年間延長する議員立法を法案審査し、部会長一任で了承した。参加した議員から意見はなかった。 2019年......
長期品選定療養、広がる懸念 患者団体「運用の詳細説明を」
10月から長期収載品が選定療養費制度の対象になるのを受け、患者団体から「医療上の必要性」など、制度のより詳細な運用について説明が必要だという声が上がっている。選定療養が始まると、医療上の必要性があり......
健康食品、84%で不適正表示 東京都調査
東京都は25日までに、2023年度の健康食品試買調査の結果を発表した。昨年5月から今年3月までに都内の健康食品売り場などで44製品、インターネットなどの通信販売で81製品の計125製品を購入し調査し......
中間年改定、卸の98%が業務負担増加 卸連調査
日本医薬品卸売業連合会は25日、中間年改定が医薬品卸に与えた影響をまとめたアンケート調査結果を公表した。業務負担が「大幅に増加した」「増加した」との回答を合わせると98%を占め、回答した卸のほぼ全て......
UHC拠点実現へ、WHO関係者と来月会談 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は26日の閣議後会見で、来月2~6日にスイス・ジュネーブへ出張し、世界保健機関(WHO)など国際機関の関係者らと会談すると発表した。ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の拠点......
金融所得の扱い、厚労相「自民の議論注視」 保険料負担で
武見敬三厚生労働相は26日の閣議後会見で、医療・介護保険の保険料負担を巡る「金融所得」の取り扱いについて、自民党のプロジェクトチームで議論が始まったことに言及した。「能力に応じた負担として、金融所得......
乳児に誤投与で一時入院 滋賀・近江八幡の市立病院
滋賀県近江八幡市の市立総合医療センターは25日、生後6カ月未満の乳児に鎮静剤ではなく、いぼ治療薬を誤投与する医療事故があったと発表した。乳児は10日間入院したが、退院した。 病院によると、乳児は3月......
【感染症ニュース】「ダニ媒介感染症」に注意! アウトドアで刺されることも 楽しいゴールデンウィークを(感染症・予防接種ナビ)
いよいよ、ゴールデンウィーク!ハイキングやキャンプなど、アウトドアを楽しむ方も多いと思います。そこで気をつけていただきたいのが、ダニに刺されたことによって起こる「ダニ媒介感染症」です。2024年に入っ...
ICU管理料、「宿日直」可の5・6を検討 日赤、1・2は維持へ
2024年度診療報酬改定に向け、日本赤十字社の病院グループは、16病院で届け出ている特定集中治療室(ICU)管理料1・2(1万4406点)について、医師の交代制で維持したい構えだ。一方、働き方改革に......