「 2024年05月 」一覧

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[医薬品] 後発医薬品業界再編へ、具体策の早期実行求める 厚労省

 厚生労働省は22日、後発医薬品業界の再編などを議論してきた検討会の報告書を公表した。品質が確保された後発医薬品の安定供給に向けた具体策を実施するため、法的枠組みの必要性も含めて検討し、早急に実行するよう求めている<doc14983page31>。 報告書では、企業のシェアが低い状況でも、生産効率が悪く収益性が低い場合でも、後発医薬品市場の拡大に伴ってこれまでは企業が成長を見込めたが、低分子の後発医薬品市場の大きな拡大はもう見込めないため「これまでのようなビジネスモデルは今後、成り立たな...

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[医薬品] 2024年4月分貿易統計(速報) 財務省

 財務省は22日、2024年4月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額<doc14988page3><doc14988page5>▽総額/1,052億円(前年同月比5.6%減)▽米国/242億円(46.0%減)▽EU/134億円(14.6%増)▽アジア/333億円(10.0%減)▽中国/156億円(9.9%増)●輸入額<doc14988page4><doc14988page13>▽総額/3,512億円(7...

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[感染症] HPVワクチンのキャッチアップ、初回接種が伸び悩み 厚労省

 子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するHPVワクチンの接種機会を逃した女性への特例として実施している「キャッチアップ接種」が伸び悩んでいる。ワクチンは3回接種するが、全額公費負担での対応は2025年3月末のため、遅くとも9月末までに初回接種を終える必要がある。このため厚生労働省は、夏休みなどのある8月までのタイミングに向けて接種を促す周知・広報活動を強化する。 HPVワクチンは2013年4月に定期接種化されたものの、接種後に疼痛などを訴える女性が相次ぎ、国は接種...

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[医療改革] 財政審の医師偏在解消策、日医会長「机上の空論」

 病院と診療所間や特定の地域への医師の偏在を是正するため、診療所が過剰な地域では診療報酬の単価を引き下げるべきだとする提言を財政制度等審議会がまとめたことを受けて、日本医師会の松本吉郎会長は22日の定例記者会見で、提言は「医療現場の感覚から甚だしく乖離」「机上の空論」と批判した。 松本氏は、医師の偏在について「1つの手段で解決するような魔法の杖は存在しない。あらゆる手段を駆使して複合的に対応する必要がある」と述べ、具体策を丁寧に議論する必要があるという認識を示した。 医師の偏在解消を巡っ・・・...

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[医療提供体制] YouTubeに患者42人の個人情報が映り込み 群馬大学附属病院

 群馬大学は22日、YouTubeで公開された動画に同大学医学部附属病院(前橋市)の電子カルテに記載されている入院患者42人の個人情報が映り込んでいたことを公表した。個人情報の不正使用は確認されていないという。 動画は、同病院が使用している製品の導入事例を紹介するもので、製品を開発した会社の公式YouTubeチャンネルで2023年11月23日から公開されていた。10分3秒の映像のうち6秒間、入院患者の氏名、患者番号、診療科などの個人情報が映り込んでいた。24年4月23日に映り込みが判明し、群馬大学は...

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[医療改革] 外来診療で「診療所の集約化・大規模化も視野」 健保連

 厚生労働省が22日に開催した「新たな地域医療構想等に関する検討会」の会合で、河本滋史構成員(健康保険組合連合会専務理事)は2040年ごろを見据えた外来医療体制について、「長期的には診療所の集約化・大規模化も視野に入ってくる」との見解を示した<doc14884page9>。 この日の会合では、前回に続いて新たな地域医療構想の議論に向けたヒアリングを実施。医療関係団体や健康保険関連団体、学識経験者が意見を述べた。 河本構成員は、将来的に患者数が減少することを踏まえると、臓器別・診療科別に特...

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[医療改革] 新たな地域医療構想、中小民間病院の活用を提言

 厚生労働省が22日に開催した「新たな地域医療構想等に関する検討会」で、伊藤伸一構成員(日本医療法人協会会長代行)は2040年ごろを見据えた新たな地域医療構想の推進に当たって中小民間病院の活用を検討していくべきだと提言した<doc14881page3>。在宅医療を含め地域包括ケアシステムの中で既に中核的な役割を果たしている民間病院が多くあり、これらの病院の特性を有効利用することが構想を加速させる重要な要因になるとの考えも示した。 伊藤構成員は、公立・公的病院でなければ担えない医療機能を今...

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[医療提供体制] HPVワクチン、接種対象の約4割が存在知らず 厚労省

 厚生労働省は22日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の会合で、子宮頸がんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するHPVワクチンについて、接種対象者となる女性の約4割が「知らない」とする調査結果を公表した。同ワクチンの接種方法については、半数以上が「知らない」と回答した<doc14829page15>。 厚労省が2月29日-3月4日に実施した調査では、接種対象となる1997年4月1日から2012年4月1日までに生まれた女性6,000人と、05年4月...