「 2024年05月 」一覧
富士通ががんのタイプを分類するAIを開発、9割を超える精度で分類(ニュース)
富士通は2024年5月9日、テキストや画像、数値などの複数の異なる形式のデータを学習し、根拠を説明可能な形で判断するAI(人工知能)を開発したと発表した。医療分野への応用を想定して有効性を評価した結果、肺がんのタイプ分類タスクにおいて92.1%の精度となり、従来の世界最高精度である87.1%を上回った。 肺がん患者の病理画像データとゲノム情報のデータをグラフ構造で表現した上で、自動的に統合、学習......
「バリアフリーや社会参加が重要」 認知症対策で武見厚労相
武見敬三厚生労働相は10日の閣議後会見で、認知症対策について「認知症バリアフリーの推進や社会参加機会の確保に取り組むことが重要」と語った。 8日の認知症施策推進関係者会議では、2040年に認知症罹患......
コロナ5類1年、「引き続き情報提供に努める」 武見厚労相
政府が新型コロナウイルス感染症の感染症法の位置付けを2類から5類に変更して1年が経過したことを受け、武見敬三厚生労働相は10日の閣議後会見で、「引き続き、必要な情報提供や基本的な感染症対策の周知に努......
期限後の提案書変更は3件 アインHD、敷地内薬局入札妨害
アインホールディングス(HD)は9日、総合病院KKR札幌医療センターの敷地内薬局整備事業を巡る入札妨害事件の発生を受け、昨年10月に立ち上げた外部弁護士による調査チームの調査報告書を同日付で受領した......
【電子処方箋最前線】(下)メリット実感なく 応需する薬局、「今は過渡期」
「いずれ電子処方箋の機能を十分に活用できるよう、今は患者の調剤情報をシステムに登録している段階」 長野県立木曽病院(木曽町)から電子処方箋を応需している同院近くの木曽薬剤師会薬局。中田真紀子薬局長は......
「アビガン」のSFTSは継続審議 有効性示せず、医薬品第二部会
厚生労働省の薬事審議会医薬品第二部会は9日、富士フイルム富山化学が申請していた「アビガン」のダニ媒介性感染症「重症熱性血小板減少症候群ウイルス感染症(SFTS)」に対する効能追加を審議し、提出された......
【感染症ニュース】マイコプラズマ肺炎2024夏に流行か… 肺炎マイコプラズマが原因の感染症 医師「入院例、珍しくない」(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の2024年第17週(4/22-28)速報データによると、この週の「マイコプラズマ肺炎」の報告数は77人、定点あたり報告数は0.16。患者数は4月に入り緩やかに増加傾向にあります。中国...
秋田大病院、「移動診療所」で専門的医療 通院困難な患者に
秋田大付属病院は、医療機器を搭載して患者宅などを訪問する移動診療所「医療MaaS(マース)」の運用に乗り出した。周囲に医療機関が少なく、通院が容易でない患者の医療ニーズに対応するための取り組みだ。看......
ケアマネ、広がった業務の「評価を」 関係団体が主張、厚労省検討会
厚生労働省の「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」(座長=田中滋・埼玉県立大理事長)は9日、居宅介護支援に関わる事業者団体などにヒアリングした。ケアマネジャーの業務範囲が多様化しているとして......
機能性表示食品の健康被害、「医師の診断」あれば報告を 自民
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題を受け、自民党の合同会議は9日、機能性表示食品制度の見直しに向け、提言のたたき台を示した。事業者が収集した健康被害情報のうち、医師の診断を受けたものは......
参院厚労委、雇用保険法を可決
厚生労働省が提出した雇用保険法等改正案について、参院厚生労働委員会は9日、与党などの賛成多数で可決した。日本維新の会と国民民主党は、施行期日の一部前倒しを求める修正案を提出したが、否決された。 改正......
37府県の医師会、今年度に役員改選 5月下旬からピーク
37府県医師会が今年度、任期満了に伴って役員を改選する見通しだ。すでに選出を終えた医師会もあるが、5月下旬から6月中旬にかけて改選のピークを迎える。 本紙のまとめでは、役員改選がある府県医は、大阪、......
死因究明の新計画、厚労省が概要報告 自民に、来月にも決定
厚生労働省は9日の自民党の会議で、新たな死因究明等推進計画の概要を報告した。人材の育成・確保や、専門機関の全国的な整備に向けた方策を充実させる方針だ。政府は来月にも、新計画を閣議決定する。 現在の計......