「 2024年05月 」一覧
遠隔ICU、5施設を支援へ 北海道の病院も、昭和大
2024年度診療報酬改定では、宿日直の専任医師でも勤務できる特定集中治療室(ICU)管理料5・6の医療機関が、ICU管理料1・2の医療機関から遠隔ICUモニタリングで支援を受ける場合、「ICU遠隔支......
「プベルル酸」で腎障害、ラットの実験で 紅麹サプリ問題、厚労省
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題で、厚生労働省と国立医薬品食品衛生研究所は28日、青カビ由来の天然化合物「プベルル酸」が腎障害の原因となることが、ラットによる実験で示唆されたと発表し......
「認知症GH」「高齢者住宅」の整備推進へ 学研HD
学研ホールディングス(HD)は28日、医療福祉事業の戦略説明会を、東京・五反田の本社で開いた。グループ会社を通じて、認知症グループホーム(GH)や高齢者向け住宅の整備を、さらに進める姿勢を示した。 ......
遺伝子検査ビジネスの「規制強化を」 ゲノム基本計画に向け
超党派の「適切な遺伝医療を進めるための社会的環境の整備を目指す議員連盟」(尾辻秀久会長)は28日、昨年6月施行の「ゲノム医療推進法」に基づいた基本計画に向け、意見を交わした。参加した医療関係者や患者......
日医会長選、松原謙二氏が立候補 前副会長、「財務省と闘うべき」
6月の日本医師会長選に向け、日医前副会長の松原謙二氏が28日、立候補を届け出た。会長選には、現職の松本吉郎氏がすでに出馬表明しており、選挙戦になる見通しとなった。 2年前の会長選では、松本氏と松原氏......
電子処方箋の導入、病院1.47%で低調 医科診は2.53%、厚労省
厚生労働省は28日、電子処方箋の直近の導入状況(4月28日時点)を明らかにした。オンライン資格確認システムを導入済みの病院のうち、運用を始めた施設は1.47%にとどまった。医科診療所は2.53%、歯......
3月審査分、請求件数2.6%増 支払基金
社会保険診療報酬支払基金は28日の会見で、2024年3月審査分の審査状況を発表した。医科・歯科合計の原審査請求件数は前年同期比2.6%増の7033万件、請求点数は1.1%増の1377億1777万点だ...
医療データの収集促進へ、提供施設に「支援を」 自民・合同会議
自民党の合同会議は28日、医療情報の利活用とゲノム医療の推進に向けた提言を了承した。医療データの収集量を増やすため、データを提供する医療機関に対し、費用面の支援をすべきだと主張している。「骨太の方針......
紅麹サプリ、入院者281人に 受診者は1607人、厚労省
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題で、27日までに入院治療を要した人(退院者を含む)は延べ281人となり、前日から1人増えた。医療機関を受診した人は1607人となり、1人増えた。厚生労......
20~22年のコロナ禍、「小児の肥満」増加 成育医療センター調査
国立成育医療研究センターは28日、新型コロナによる2020~22年のパンデミック期間中、「小児の肥満」が増加した、との調査結果を公表した。コロナ禍の環境変化が影響した可能性があるが、パンデミック以外......
「高齢者は65歳」維持 厚労相、年金や介護で
武見敬三厚生労働相は28日の記者会見で、65歳以上とされることが多い高齢者の定義を5歳延ばすことを検討すべきだとした経済財政諮問会議の民間議員の提言を否定した。定義の見直しを「考えていない」と説明。......
[介護] 地域包括ケア推進の「地域づくり支援ハンドブック」改訂 厚労省
厚生労働省は地域包括ケアを推進する際のポイントや課題の解決策などを示した支援パッケージ「地域づくり支援ハンドブックVol.1」の改訂版「Vol.2」を作成した。今回の改訂では、地域づくりを担う市町村向けと、市町村への伴走支援を行う都道府県や地方厚生局向けのもののほかにダイジェスト版も作った。地域特性に応じたサービスの設計が可能な民間活用の「サービスA」や、サロン・見守り活動といった住民主体の「サービスB」など5つのテーマを追加し、各論を充実させた<doc15004page2><d...
[診療報酬] 訪問看護管理療養費の施設基準届出、7月1日までに 厚労省
厚生労働省は28日、2024年度診療報酬改定で新設された「訪問看護管理療養費1」および「訪問看護管理療養費2」の施設基準の届出について、24年3月31日時点で指定訪問看護を行う訪問看護ステーションが24年6月1日から算定を行うためには、24年7月1日までに届出する必要があることを地方厚生(支)局、都道府県などに周知した。厚労省では、取扱いに遺漏のないよう「特段の配慮」を行うよう依頼している<doc14996page1>。 厚労省は、24年3月31日時点で指定訪問看護事業を行っている「指...
[救急医療] 24年5月20日-5月26日の熱中症による救急搬送は904人
消防庁が28日に公表した5月20日-5月26日の「熱中症による救急搬送人員(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員は904人<doc14965page1>。前年同時期(944人)と比べ40人減少した<doc14965page2>。4月29日からの累計は2,518人<doc14965page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)14人(1.5%)、少年(7歳以上18歳未満)159人(17.6%)、成人(18歳以上65歳未満)...