「 2024年06月 」一覧

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富士フイルムがAIで外来患者の転倒リスクを予測、順天堂医院と共同開発(ニュース)

 富士フイルムは2024年6月17日、AI(人工知能)を用いて外来患者の転倒リスクを予測する技術を開発したと発表した。同技術は順天堂大学医学部付属順天堂医院と共同開発した。予測により、患者の転倒予防につなげる狙い。これまで、外来患者は入院患者に比べて医療機関の滞在時間が限られているため、転倒リスクに対して医療機関側が十分に対応できていなかった。  転倒リスクの予測には、富士フイルムの医療機関向け統......

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[医療改革] 電子処方箋の導入、働き掛け強化へ デジタル行財政改革

 政府は18日、電子処方箋の導入のてこ入れ策を盛り込んだ「デジタル行財政改革 取りまとめ2024」を決定した。電子処方箋の導入状況をより「見える化」するとともに、導入が低調な都道府県では公立病院をはじめとする地域の中核医療機関への働き掛けを強化する<doc15371page15>。 厚生労働省では、電子処方箋に対応する医療機関や薬局の都道府県ごとのリストを今でも毎週更新しているが、今後は病院・診療所・薬局ごとの導入率を都道府県別に公表するなど、より分かりやすい形式での「見える化」を検討す...

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[医療提供体制] 「二次医療圏」の抜本見直し年末に提言へ 日本病院会

 日本病院会の相澤孝夫会長は18日の記者会見で、「二次医療圏」の抜本的な見直しを提言する方針を明らかにした。2040年ごろを見据えた新たな地域医療構想を巡る国の議論に合わせ、年末に提言を取りまとめる。相澤氏は「9月までには(提言の)およその方向性を示したい」と述べた。 日病が15日に開いた理事会では、人口の規模や増減などが地域によって大きく異なるため、現在の二次医療圏をベースに入院医療の体制整備の方針を決めるのは困難だという認識で一致したという。 相澤氏は18日の会見で、人口の増減や高齢化のスピ・・...

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[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比10人減の234人 厚労省

 厚生労働省は18日、2024年6月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。24年1月1日-5月31日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り<doc15377page1><doc15377page2>。【死亡災害】●死亡者数:234人(前年同期比10人減・4.1%減)●事故の型別発生状況▽墜落・転落/72人▽はさまれ・巻き込まれ/47人▽交通事故(道路)/31人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:4万2,703人(502人増・1.2%増)●事故の型別発生状況▽転倒/...