「 2024年06月 」一覧

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[医薬品] その他の循環器官用薬など「使用上の注意」の改訂を指示

 厚生労働省は6月11日付けで「その他の循環器官用薬」などについて、添付文書の「使用上の注意」の改訂を指示する通知を日本製薬団体連合会に送付した<doc15376page1>。 その他の循環器官用薬「フィネレノン」では「禁忌」として、「ポサコナゾール」「ボリコナゾール」を投与中の患者に投与しないよう現行の薬剤に追記した。また、「併用禁忌」の「薬剤名等」にも「ポサコナゾール」「ボリコナゾール」が追加された<doc15376page4>。 今回、使用上の注意改訂の指示があったのは...

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[社会福祉] 高齢者等終身サポート事業者ガイドラインを策定

 厚生労働省など関係省庁は、「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」を策定し、11日付の事務連絡で自治体などに周知した。ガイドラインでは、サービスの提供記録を作成・報告するなど留意すべき事項や、遵守すべき法律上の規定を整理している。 厚労省などによると、入院時の手続きや死後の財産処分などの「高齢者等終身サポート事業」を行う事業者が増えてきており、今後、さらなる需要増が見込まれるという。一方、判断能力の低下が懸念される高齢者などを主な利用者に想定しているため、契約者の意思能力の有無を巡っ・・・...

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[介護] 不適切な人材紹介手数料、規制強化など検討 骨太方針2024原案

 政府は11日の経済財政諮問会議で示した骨太方針2024の原案に、医療や介護分野での不適切な人材紹介手数料や、高齢者向け住宅の入居者に特定の事業者が過剰な介護サービスを行う、いわゆる「囲い込み」を解消するため「実効性ある対策を講じる」と明記した。いずれも報酬体系の見直しや規制強化のさらなる検討を想定している<doc15163page42><doc15163page43>。 医療・介護・保育の3分野での職業紹介を巡っては、サービスを利用する医療機関や介護事業者などが高額な手数料...

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[医療提供体制] サイバー攻撃、最大約4万人分の患者情報流出の可能性

 岡山県精神科医療センター(岡山市)は11日、5月19日に受けた身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウェア」とみられるサイバー攻撃によって患者情報の流出を確認したと発表した。氏名や住所、生年月日、病名など最大で約4万人分の患者情報のほか、病棟会議の議事録などが流出した可能性があるとしている。 同センターでは、電子カルテに関するセキュリティ対策への管理監督が不十分だったことが原因だと説明。今回の事態を重く受け止めて被害拡大の防止に全力で努める考えを示している。※この記事の詳細はリンク先・・・...