「 2024年07月 」一覧
MCI「検査から治療を円滑に」 自民勉強会が提言、厚労相に
自民党の「MCI(軽度認知障害)の早期発見に関する勉強会」(木原誠二会長)は2日、武見敬三厚生労働相に、MCIの検査から治療までの円滑な体制構築の実現を求める提言を申し入れた。アルツハイマー病治療薬......
認知症関連の介護テク、開発・普及支援へ 厚労省・経産省
厚生労働省と経済産業省は3日までに、「介護テクノロジー利用の重点分野」に「認知症生活支援・認知症ケア支援」など3分野を追加すると発表した。来年度以降、新たな重点分野に基づき、経産省は開発、厚労省は介......
訪問看護、一部で数値引き下げ指示 精神科最大手「あやめ」
精神科の訪問看護で重度の患者数が少ない場合は診療報酬を減らす仕組みが本年度に導入されたことを受け、最大手とされる「ファーストナース」(東京)社内の一部で、患者の状態の数値を悪く記すよう指示が出ていた......
トレーニング効果をアバターで可視化する実証実験、測定にスマートミラーを利用(ニュース)
システム構築サービスなどを手掛けるシーエーシーは、フィットネスジム内に設置したスマートミラーとスマートフォンアプリを使ってトレーニング目標を管理する実証実験を開始した。利用者のトレーニング効果をアバターで可視化する。実証期間は2024年6月18日から同年8月31日までの予定。DFXが運営するフィットネスジムDARE FIT横須賀中央店で実施する。 実証実験の背景には、「会員の継続率の低さ」という......
急性期のB項目、「新たな評価」再考は?
2024年度診療報酬改定が6月に施行された。今回の改定では、急性期一般入院料1(急性期1、7対1看護)の「重症度、医療・看護必要度」(必要度)で、患者の状態と介助の手間を評価するB項目が急性期1のニ......
ケアプラン連携システム、市区で導入支援 事業所の負担減へ
介護現場の生産性向上に向けて開発した「ケアプランデータ連携システム」を導入する介護事業所に、独自の補助制度を設ける市や区が現れている。国が都道府県を通じて補助する枠組みもあるが、活用されていないケー......
コロナ「診療の手引き」、今後は3学会で更新 厚労相が了承
新型コロナ対応として、厚生労働省が公表してきた「診療の手引き」は今後、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本呼吸器学会の3学会を中心に、更新していく見通しとなった。2日、武見敬三厚生労働相が、3学会......
医療・介護の職業紹介、6割で違反 自民議連で懸念の声
自民党の「医療介護福祉保育職等の人材の円滑な確保を考える議員連盟」(根本匠会長)は2日、医療・介護・保育分野を扱う有料職業紹介事業者の6割以上が職業安定法などに違反していたとの結果について、厚生労働......
問題続出の東京女子医大、「文科省が指導を」 医師たちが要望
東京女子医科大病院(東京都新宿区)の現状を懸念している院内の医師たちが2日、文部科学省の池田貴城高等教育局長と面会し、文科省による適切な指導を求める文書を提出した。相次ぐ問題で医療現場が混乱し、多く......
「出産・子育て支援」「認知症対応」も論点 都知事選
東京都知事選は7日に投開票がある。都の2023年の合計特殊出世率は0.99で、1を割り込んだ。他方で、都の高齢者人口は311万人を超え、高齢化率は23.5%となっている。対策を打たなければ、少子高齢......
死因究明等推進計画、3年ぶりに見直しへ 厚労省本部が了承
厚生労働省の死因究明等推進本部(本部長=武見敬三厚生労働相)は2日、死因究明等推進計画の変更を、持ち回りで了承した。政府は近く、計画を閣議決定する。2021年に計画をまとめてから、3年ぶりの見直しと......