「 2024年08月 」一覧
紅麹サプリの健康被害、分析評価WGを設置へ 厚労省、来月
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題で、武見敬三厚生労働相は27日、厚生労働省に集まった健康被害情報を医学・疫学的に分析評価するワーキンググループを、来月設置すると発表した。●医療機関へ......
感染症対応の新機構、初代理事長に國土典宏氏 来年4月発足
来年4月に発足する国立健康危機管理研究機構(JIHS)の初代理事長に、國土典宏氏(国立国際医療研究センター理事長)が就く。任期は6年間。政府が27日の閣議で了解し、その後の会見で武見敬三厚生労働相が......
ALS薬「ロゼバラミン」の承認了承 およそ9年半ぶりに新薬登場へ
エーザイが申請していた筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「ロゼバラミン筋注用25mg」(一般名=メコバラミン)の承認が、26日に開かれた厚生労働省の薬事審議会医薬品第一部会で了承された。順調にいけば......
リフィルと長期処方「それぞれメリット」 林医療課長
厚生労働省保険局医療課の林修一郎課長はじほうの取材の中で、リフィル処方と長期処方について「それぞれのメリットがある」と言及。どちらも処方の「選択肢として提供している」とし、リフィルについても着実に進......
経口中絶薬、条件付きで無床診の使用了承 次は薬事審議会へ
厚生労働省は26日の薬事審議会医薬品第一部会に、経口人工妊娠中絶薬「メフィーゴパック」の施設要件を条件付きで無床診療所に広げることなどを盛り込んだ使用体制の見直し案を提示し了承を得た。今後、親会議の......
PCRで隔離1週間短縮も エムポックス推定、名大
エムポックス(サル痘)感染者のウイルス排出量の変化を推定し、適切な隔離期間を検証する手法を開発したと、名古屋大の岩見真吾教授(数理科学)らのチームが26日付の英科学誌に発表した。PCR検査で陰性かど......
こころの健康、初めてテーマに 厚労白書、閣議に報告
「こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に」をテーマとした、今年の厚生労働白書がまとまった。武見敬三厚生労働相が27日の閣議に報告した。 厚労白書で、こころの健康を取り上げるのは初め......
働き方改革への対応、外部との意思疎通を強化 AJMC・相良新会長
全国医学部長病院長会議(AJMC)の会長に就いた相良博典氏(昭和大病院長)はじほうの取材で、医師の働き方改革などの課題に対応していくため、関係省庁や医療団体との意思疎通を強化する姿勢を示した。 5月......
高度医療人材養成事業、40校を選定 文科省
文部科学省は26日、高度医療人材養成拠点形成事業の対象となる大学として、40校を選んだと発表した。 医師の働き方改革が進む中、高度な臨床・研究能力を持つ医師を養成するため、大学院生や学部生が教員の学......
新構想、病床以外の機能にも着目 提供体制全体を考慮
厚生労働省の「新たな地域医療構想等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大学長)は26日、2040年を見据えた地域医療構想の方向性を決めた。新構想は、外来・在宅医療や介護連携も含めて、医療提供体制......
外国人留学生、医学部で受け入れへ 厚労省の国際保健ビジョン
厚生労働省は26日、国際保健への取り組み方針や具体策をまとめた「国際保健ビジョン」を発表した。外国医療人材の育成を推進するため、国内の医学部で、外国人留学生を受け入れるモデルを構築する。20人規模の......
マイナ保険証への移行、「問題なし」 自民・河野氏、総裁選へ立候補
デジタル相を務める河野太郎衆院議員は26日、国会内で会見し、自民党総裁選への立候補を表明した。従来の健康保険証からマイナ保険証への移行について、「マイナンバーカードを持っていない人には資格確認書が出......
支払基金、「DX推進機構」に改組へ 法案を来年提出、厚労相
武見敬三厚生労働相は25日、社会保険診療報酬支払基金を「医療DX推進機構(仮称)」に改組する法案を、来年の通常国会に提出する意向を示した。全国有床診療所協議会が宇都宮市内で開いた総会に出席し、保健医......