【中医協】24年度調査票、設問は幅広く 入院・外来分科会
30日の中医協「入院・外来医療等の調査・評価分科会」が了承した今年度調査の調査票案は、現場の状況を幅広く把握する方針で設計されている。新設された地域包括医療病棟入院料については、急性期医療機関を対象......
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30日の中医協「入院・外来医療等の調査・評価分科会」が了承した今年度調査の調査票案は、現場の状況を幅広く把握する方針で設計されている。新設された地域包括医療病棟入院料については、急性期医療機関を対象......
現行の健康保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証の利用が基本になる12月2日まで、およそ1カ月になった。円滑な移行に向けて政府が取り組みを進める中、31日に開かれた厚生労働省の社会保障審議会・医療......
厚生労働省の社会保障審議会・医療保険部会は31日、産科医療補償制度について、旧基準の個別審査で補償対象外となった脳性麻痺児などに対し、「産科医療特別給付事業」を実施することをおおむね了承した。実施は......
社会保険診療報酬支払基金は31日、審査の一般的な取り扱い(医科)について、新たに41事例を公表した。医科の公表事例は計354事例となった。 新たに公表した事例を診療項目別に分けると、以下の通り。▽検......
日本歯科医師会は31日までに、全国の15~79歳の男女1万人を対象に今年実施した「歯科医療に関する一般生活者調査」の結果を発表した。歯科医療機関で「定期的なチェックを受けている」との回答が48.6%......
厚生労働省は31日、全国健康保険協会(協会けんぽ)の2023年度業績に関する評価結果を公表した。「ジェネリック医薬品の使用促進」の項目は、5段階のうち上から3番目の「B」とした。協会全体の使用割合が......
全国介護事業者連盟(介事連)は30日、「ケアマネジメントの在り方に関する要望」をまとめた。厚生労働省に対し、ケアマネジャーの確保・定着に向けて処遇改善と法定研修の抜本的な見直しを最優先で実行すべきだ......
経済産業省はこのほど、2024年9月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り<doc17582page11>。●販売額▽総額/7,288億円(前年同月比3.9%増)▽調剤医薬品/720億円(5.6%増)▽OTC医薬品/804億円(1.9%減)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/404億円(3.3%減)▽健康食品/232億円(2.3%減)●店舗数:1万9,525店(3.7%増)・・・...
厚生労働省がこのほど公表した「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 2024年度6月号」によると、24年度6月の調剤医療費は6,581億円、対前年度同期比では2.0%の減少となった。内訳は、技術料が1,839億円(対前年度同期比1.3%減)、薬剤料が4,729億円(2.3%減)。後発医薬品の薬剤料は887億円(4.7%減)だった<doc17563page1>。 後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、86.0%(前年同期差1.5%増)<doc17563page2>。・・・...
厚生労働省が10月31日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2024年度6月号」によると、24年度4-6月の概算医療費は11.7兆円、対前年同期比では1.0%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は6.4兆円(対前年同期比0.6%減)、75歳以上は4.8兆円(3.2%増)だった<doc17501page1><doc17501page4>。 1人当たり医療費は9.5万円(1.4%増)で、75歳未満は6.2万円(0.6%増)、75歳以上は24.0万円(0.2%減)...
厚生労働省が10月31日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2024年度6月号」によると、24年度4-6月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は6兆3,298億円(対前年同期比0.6%減)、75歳以上は4兆7,292億円(3.4%増)となったことがわかった<doc17482page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が1兆9,345億円(1.4%減)、75歳以上は2兆3,769億円(2.5%増)<doc17482page3>。医科入院外医療費は75歳...
厚生労働省は10月31日、「医療施設動態調査(2024年8月末概数)」を公表した。詳細は以下の通り<doc17483page1>。●施設数【病院】▽全体/8,062施設(前月比2施設減)▽精神科病院/1,057施設(増減なし)▽一般病院/7,005施設(2施設減)▽療養病床を有する病院(再掲)/3,340施設(4施設減)▽地域医療支援病院(再掲)/704施設(増減なし)【一般診療所】▽全体/10万5,162施設(36施設増)▽有床診療所/5,432施設(15施設減)▽療養病床を有する一...
厚生労働省は10月31日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を地方厚生(支)局などに送付した。2024年11月1日から保険適用となった対象の医療機器は、区分B2(個別評価)「トレミキシン」(東レ)など<doc17480page15>。 その他、医科における新たな保険適用で区分A2(特定包括)<doc17480page2>、区分B1(個別評価)<doc17480page5>、区分B2(個別評価)<doc17480page15>、製品名・製品コードに...
厚生労働省は、「介護サービス事業者経営情報」の報告に関するQ&A(Vol.2)を出し、「廃止」された事業所の経営情報は事業者が報告する取り扱いを示した。例えば会計年度4-3月の事業所を2023年度中に廃止した場合も、サービスへの対価が100万円を超えていたら25年1-3月に報告する必要がある。ただ、事業者自体が廃業・閉鎖・解散している場合は報告を求めない<doc17472page3>。 介護サービス事業者経営情報の報告は原則全ての事業者が対象で、介護サービス事業の収益や費用などを会計年...
栄養士法の改正に伴い、管理栄養士の養成施設を卒業すれば2025年度以降は栄養士の免許を取得しなくても管理栄養士の国家試験を受けられるようになるのに先立って、厚生労働省は10月31日、病院や特別養護老人ホームなどの人員配置の規定に「栄養士でない管理栄養士」も含める内容の省令改正案(概要)を公表した<doc17429page1>。 厚労省では、それへの意見募集を11月29日まで行う<doc17428page1>。 管理栄養士の養成施設を卒業した人が管理栄養士の国家試験を受けるに...
産科医療補償制度での旧基準の個別審査で補償対象外となった脳性まひの子どもを救済するため、厚生労働省は10月31日、特別給付事業を2025年1月から実施する案を社会保障審議会・医療保険部会に示し、了承された<doc17405page2>。重症度の基準など3つの要件を満たした場合に脳性まひ児1人につき1,200万円を一括で給付する<doc17405page3>。 特別給付の対象となるのは、▽2009年-14年末日と15年-21年末日のいずれかに、在胎週数や出生体重に関する一定の...
厚生労働省は10月31日、相互作用や副作用のリスクの高さに基づく一般用医薬品の区分を3区分から2区分に変更するとしていた見直し案を修正し、現在の3区分を維持する方針を厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会に示した<doc17365page12>。 厚労省は当初、「第1類」に次いでリスクが高く、医薬品に関する情報提供の努力義務がある「第2類」と、比較的リスクが低い「第3類」を統合し、2区分にする案を同部会に示していた。厚労省案は、省内の「医薬品の販売制度に関する検討会」が1月に行った取り...
厚生労働省は10月31日、厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会で新たな後発医薬品のGMP適合性調査の主体を現在の都道府県から医薬品医療機器総合機構(PMDA)に委譲する案を示した。製造工程の各区分に対して3年ごとに行う「区分適合性調査」は、現行のまま都道府県を主体にするが、必要に応じてPMDAも実施可能にする。また、承認取得後に5年ごとに行う定期調査は引き続き都道府県が行う<doc17366page28>。 後発医薬品メーカーによる相次ぐ薬機法違反を受け、厚労省は7月、後発医薬品の新...
社会保障審議会・医療保険部会が10月31日に開かれ、厚生労働省は、病院・診療所・薬局ごとや、都道府県ごとに集計したマイナ保険証の9月の利用率を示した。それによると、医科診療所の利用率は最高の福井でも17.39%にとどまり、全都道府県で20%を割り込んだ。医科診療所の利用率が最も低かったのは沖縄の6.42%<doc17404page39>。沖縄では、病院・歯科診療所・薬局でも利用率が最低だった。 医療保険部会の佐野雅宏委員(健康保険組合連合会会長代理)はこの日、「厚労省から、保険者におけ...
若年者を中心に一般用医薬品の濫用が拡大しつつある問題で、厚生労働省は10月31日、濫用の恐れがある医薬品を購入者の手の届かない場所に陳列することを原則とするなど、販売方法を見直す案を厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会に示した<doc17365page9>。それに伴い、森信参考人(日本チェーンドラッグストア協会理事)は、濫用の恐れがある医薬品の販売に関するガイドラインを策定する方針であることを明らかにした<doc17370page2>。 見直し案は、「医薬品の販売制度に関...