「 2024年10月 」一覧
共用試験、25年度以降も「8課題」実施 厚労省部会
厚生労働省の医道審議会・医師分科会医学生共用試験部会(部会長=瀬尾宏美・高知大総合診療部教授)は7日、2025年度以降の共用試験に関する意見書案を大筋で了承した。基本的な臨床能力を問うOSCEを現行......
【感染症アラート・本格的な流行】手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)(感染症・予防接種ナビ)
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...
眼底検査で不適切支出 協会けんぽに改善要求
中小企業の社員や家族が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)が実施する一般健診のうち、眼底検査で、受診者の数値が一定基準に該当しないと協会が費用負担できないのに、基準外の検査で負担していたケースがあ......
米国2氏にノーベル賞 「マイクロRNA」発見、がん診断も
スウェーデンのカロリンスカ研究所は7日、2024年のノーベル生理学・医学賞を、遺伝子制御で重要な役割を果たす微小な生体分子「マイクロRNA」を発見した米マサチューセッツ大のビクター・アンブロス教授(......
ヒルドイドローション新GEが限定出荷 需要増に選定療養も影響か
日東メディックが血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイドローション0.3%」の新たな後発医薬品として今年6月に発売した「ヘパリン類似物質ローション0.3%『NIT』」について、今月4日から限定出荷の案内を開......
「消える保険証」、衆院選の論点に 野党、首相言動を問題視
「マイナ保険証」への移行に伴い、従来の健康保険証は12月2日以降、新規発行しないとの政府方針は、今月下旬に投開票がある衆院選で論点の一つになる見通しだ。保険証の廃止を巡って、新内閣を発足させた石破茂......
全世代型社会保障構築へ「国民的議論の場」設置も 石破首相
石破茂首相は7日、「高齢者を含め、全ての世代の人が状況に応じて支え合い、必要な給付が受けられる全世代型社会保障の構築に取り組んでいく」と表明した。実現に向けて、多様な関係者を含めた「国民的な議論の場......
24年度上半期、特養の2割が「収支悪化」 WAM調査
福祉医療機構(WAM)は7日までに、「社会福祉法人経営動向調査」の結果を発表した。今年度上半期(4~9月)の実績について、特別養護老人ホームの22.1%は「サービス活動増減差額」が、昨年度の同期より......
がん登録情報、国外提供ルール整備へ 厚労省・部会
厚生労働省の厚生科学審議会がん登録部会は7日、全国がん登録情報の国外提供について、現行の「情報の提供マニュアル」に明記する方針を了承した。 全国がん登録情報の国外への提供を巡っては、国際がん登録協議......
強制不妊被害者の補償、議員立法を可決 衆院
衆院本会議は7日、旧優生保護法下における強制不妊手術への新たな補償に向けた議員立法を可決した。参院に送付する。 議員立法は、超党派の「優生保護法下における強制不妊手術について考える議員連盟」(会長=......
治し、支える医療の「治し」の範囲は? 新構想で医法協
日本医療法人協会は4日に開いた会長・副会長会議で、新たな地域医療構想における「治し、支える医療」の「治し」の範囲・解釈について議論した。不明瞭さに現場の懸念が広がっているという指摘が出た。新構想の中......
救急救命士処置、「軽症者も対象に」 JESA・田中氏
全国救急救命士教育施設協議会(JESA)の田中秀治代表理事は5日に講演し、救急救命処置の対象に、軽症者も含める必要があると主張した。高齢化を背景に軽症の救急搬送が増加しているにもかかわらず、救急救命......
介護倒産、今月にも年間最多更新か 1~9月は132件
東京商工リサーチは7日、介護事業者(老人福祉・介護事業)の1~9月の倒産が132件になったと発表した。先行きを見通せない企業の脱落が相次いでおり、年間倒産件数が最多だった2022年の143件を、今月......