「 2024年11月 」一覧
【感染症ニュース】2024年10月下旬に麻しん患者が埼玉・京都で相次ぎ発生 免疫を持っていないと、ほぼ100%発症!医師「お子さんのワクチン接種忘れず」(感染症・予防接種ナビ)
◆麻しんとは? 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。感染すると約10日後に発熱やせき、鼻水と言った風邪のような症状が現れます。2〜3日熱が続いたあと、39...
重点支援地方交付金、医療・介護にも活用を 公明、政府に要望
今年度の補正予算を視野に、政府が近くまとめる「総合経済対策」について、公明党は7日、物価高対策や賃上げ支援を訴えた提言を、政府に提出した。自治体が地域の実情に応じた支援ができるよう、「重点支援地方交......
医療の質「指標」普及へ、厚労省に働きかけ 機能評価機構
日本医療機能評価機構は、医療の質に関する指標を全国の病院に普及させるため、厚生労働省に働きかける方針だ。診療報酬の要件や、医療機能情報提供制度で提供する情報に指標を入れ込むことを視野に、協議を進めて......
地域医療担う人材の養成に期待感 日医・松本会長、公立・公的病院へ
日本医師会の松本吉郎会長は7日、さいたま市で開催された全国地方独立行政法人病院協議会総会で講演し、公立・公的病院に対して、地域医療を担う人材の養成や、民間医療機関との連携など新たな地域医療構想におけ......
課題解決へ、中間整理の素案を提示 ケアマネ検討会
厚生労働省は7日、「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」(座長=田中滋・埼玉県立大理事長)で、中間整理に向けた素案を提示した。焦点になっていた居宅介護支援事業所のケアマネジャーについては業務......
意思決定機関、理事会から「運営会議」に 支払基金の抜本改組案
厚生労働省は7日の社会保障審議会・医療保険部会で、社会保険診療報酬支払基金の改組に向けた具体案を示した。医療DXのシステム開発と運用主体の役割を加えるために組織を抜本的に見直すもので、「医療DX中期......
[経営] 毎月勤労統計調査 24年9月分結果速報 厚労省
厚生労働省は7日、2024年9月分の「毎月勤労統計調査(速報)」を公表した。医療・福祉業の詳細は以下の通り。●月間現金給与額<doc17614page7>▽総額/26万4,547円(前年同月比1.5%増)▽定期給与/26万2,908円(2.0%増)▽特別給与/1,639円(37.6%減)●月間実労働時間<doc17614page8>▽総実労働時間/128.0時間(1.6%減)▽所定内労働時間/123.1時間(1.6%減)▽所定外労働時間/4.9時間(2.0%減)●労働者数と...
[介護] ケアマネ受験資格、実務経験年数の短縮検討へ 厚労省検討会
介護支援専門員(ケアマネジャー)の人材確保に向けて、厚生労働省は7日に開催された「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」で、ケアマネジャーになるための実務研修受講試験の受験資格に必要な5年の実務経験年数の短縮を検討する方針を示した<doc17434page7>。実務経験の対象とされている国家資格の範囲の見直しなども検討し、ケアマネジャーの新規入職を促進する。 ケアマネジャーの従事者数は2018年度の18万9,754人をピークに減少傾向にあり、22年度には18万3,278人となった...
[介護] ケアマネ研修の一部、オンライン配信で負担軽減へ 厚労省検討会
厚生労働省は7日、都道府県などが実施している介護支援専門員(ケアマネジャー)向けの法定研修のうち、全国共通の実施が望ましい内容については国が一元的に作成する方針を「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」で示した。その上で、研修受講者の負担軽減と研修内容の質を確保する観点から、国が作成する研修の講義はオンラインで一斉配信し、時間や場所によらず、何度でも受講できるようにオンデマンド化も検討する<doc17434page9><doc17434page10>。 さらに、研修科...
[介護] ケアマネ範囲外の業務、市区町村に対応窓口の設置を 厚労省検討会
介護支援専門員(ケアマネジャー)の法定業務範囲外の業務への対応で負担が増大している問題を受け、厚生労働省は7日に開かれた「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」で、市区町村が主体となりケアマネジャーから他機関へつなぐ対応などを検討すべきだとする方針を示した<doc17434page3><doc17434page4>。これを踏まえ、複数の構成員からはケアマネジャーの法定業務以外の業務にワンストップで対応する窓口を市区町村に設置するよう求める意見が出た。 ケアマネジャーは...
[診療報酬] 「社会保険診療報酬支払基金」改組へ、医療DX業務を法律で規定
厚生労働省は7日、社会保険診療報酬支払基金を診療報酬の審査・支払い機能に加えて医療DXに関するシステムの開発・運用主体となるよう改組し、医療DX関連業務を支払基金法で規定する案を社会保障審議会医療保険部会に示し、了承された<doc17486page4>。年明けにも召集される次の通常国会で関連法の改正案を提出したい考えだ。 組織体制の見直しに当たり、法人の目的の規定を見直すとともに、電子処方箋管理サービスの運営や履歴照会業務など既に実施している医療DX関連業務や、電子カルテ情報共有サービ...
[医療提供体制] レセプトデータなど、仮名化情報の利用・提供可能に
医療・介護関連データベースの利活用を促すため、厚生労働省は7日、仮名加工されたレセプトデータやDPCデータ、介護レセプトデータについて適切な審査を行い、利用者などが遵守すべき保護措置を定めた上で、研究者などの利用や提供を可能とする案を社会保障審議会医療保険部会に示した。また、仮名加工されたレセプトデータなどを、ほかの公的データベースの仮名化情報などと連結解析できるようにすることも提案し、いずれも了承された<doc17487page10>。 それらに対応するため、2025年の通常国会での...
[医療提供体制] 医療・福祉分野の処遇改善策「補正予算で」 福岡厚労相
人手不足が課題となっている医療・福祉分野で働く人の処遇改善を図るため、福岡資麿厚生労働相は7日、短期的には2024年度の補正予算で、中長期的には別の施策で対応する方向で検討すると表明した。 福岡厚労相はこの日、東京都内のハローワークを視察した。その後、記者団に対して医療・福祉分野での処遇改善に向けた方針を明らかにした。 また、「医療や福祉の現場で求められる職務の重さに対して、賃金の上昇が他産業と比べてついてきていない。どう埋めることができるのかは大きな課題」だと言及。人が安心して医療など・・・...