
厚労副大臣に仁木氏、政務官は安藤・吉田両氏
政府は13日、臨時閣議で第2次石破茂内閣の副大臣と大臣政務官を決めた。厚生労働副大臣には医師の仁木博文氏(自民)を充てた。宮﨑政久氏(自民)の後任となる。鰐淵洋子氏(公明)は厚労副大臣を引き続き務め......
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政府は13日、臨時閣議で第2次石破茂内閣の副大臣と大臣政務官を決めた。厚生労働副大臣には医師の仁木博文氏(自民)を充てた。宮﨑政久氏(自民)の後任となる。鰐淵洋子氏(公明)は厚労副大臣を引き続き務め......
中医協総会は13日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の機能障害の進行を抑制する「ロゼバラミン筋注用25㎎」(一般名=メコバラミン)と、先天性プロテインC欠乏症に起因する疾患治療および血栓形成傾向を抑制す......
中医協総会は13日、区分C1(新機能)と区分C2(新機能・新技術)の医療機器3品目の保険適用を了承した。12月1日に収載予定。 区分C1は2品目で、ヴォーパル・テクノロジーズの「ClotTrieve......
財務省は13日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、後期高齢者医療制度の財政運営主体を都道府県とするよう主張した。「ガバナンス機能を発揮すべき責任主体が曖昧となっている」とし、検討を求めた。 国民健......
財務省は13日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、2040年を見据えた新たな地域医療構想の方向性を示した。患者像の変化(需要面の変容)や、医療機関の役割分担の明確化・集約化に基づく医療提供体制の効......
衆院は13日の本会議で、厚生労働委員長に医師の新谷正義氏(自民)が引き続き就くことを決めた。新谷氏は厚生労働大臣政務官や自民党の厚生労働部会副部会長などを経験している。
厚生労働省は13日、今年度の「介護老人保健施設事業功労者厚生労働大臣表彰」の受賞者57人を発表した。 施設の長ではまゆ玉(群馬県)の岩波宏明氏ら15人、従事者ではコミュニティホーム美唄(北海道)の佐......
中央社会保険医療協議会・総会は13日、新医薬品17成分19品目の薬価収載を了承した。詳細は以下の通り<doc17512page1><doc17512page2>。●その他の中枢神経系用薬/クービビック錠25mg、同50mg/ネクセラファーマジャパン/ダリドレキサント塩酸塩/不眠症/類似薬効比較方式(I)/25mg1錠:57.30円、50mg1錠:90.80円●その他の末梢神経系用薬/ファダプス錠10mg/ダイドーファーマ/アミファンプリジンリン酸塩/ランバート・イートン筋無...
「医師の偏在対策は手ぬるかったのではないか」-。財政制度等審議会が13日開いた財政制度分科会で、医師の偏在解消に向けた国の取り組みに、こうした批判的な意見が出た。また、医師多数区域での規制の強化や経済的なディスインセンティブの措置などで対策に実効性を持たせるべきだという指摘もあった。増田寛也分科会長代理が会合後の記者会見で明らかにした。 増田氏は会見で「今までの取り組みでは実効が上がってこなかったので、もう一段、強いことをきちんと考えていくべきだ」とし、診療報酬の減算など経済的なディス・・・...
中央社会保険医療協議会は13日の総会で、2024年度診療報酬改定の結果を検証するための特別調査の調査票案を了承した。在宅医療に関して介護保険施設などからの協力医療機関の依頼状況や、在宅患者が入院しなければならなくなった場合に病床確保をどのように確保しているかなどを医療機関に聞く<doc17524page56>。 調査票は、24年12月中旬ごろまでに対象の医療機関などに発送され、12月中旬から25年1月末にかけて調査を実施。その結果を3月末ごろ中医協に報告する<doc17524pa...
厚生労働省が13日に開いた「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」で、田倉智之構成員(日本大学医学部主任教授)は、妊産婦3,000人の6割超が、出産施設を探せるウェブサイト「出産なび」を知らなかったとする調査結果を報告した<doc17490page4>。 「出産なび」は、出産の費用を「見える化」し、妊娠中の女性や家族が分娩施設を適切に選べるようにするため厚労省が5月30日に開設した。田倉構成員は「出産なび」の開設後約3カ月時点での利用実態を把握するため、9月にウェブ...
美容医療に関する健康被害の相談が増えていることを受けて、厚生労働省は13日、美容医療を提供する医療機関に安全管理の実施状況などを報告させる内容の取りまとめ案を「美容医療の適切な実施に関する検討会」に示した。 取りまとめ案によると、医療機関は都道府県に年1回報告を行う。都道府県は報告の内容を公表し、患者が質の高い医療機関を選択できるようにする。具体的な報告内容としては、安全管理の実施状況のほか、医師に専門医の資格があるかどうかや、副作用が起きた場合に患者が相談できる連絡先などを挙げた・・・...
現行の健康保険証の新規発行があと2週間余りで終了し、マイナ保険証に原則一本化されることを受けて中央社会保険医療協議会は13日、患者の受給資格を確認する方法の変更に伴うルールの見直し案を了承した。福岡資麿厚生労働相が確認方法の変更に伴う所要の見直しを諮問し、中医協は改正案を即日答申。それを受けて厚労省は、保険医療機関や保険薬局の療養担当規則を改正し、マイナ保険証や資格確認書による確認を規定する<doc17534page1>。 新たな規定は12月2日に施行され、現行の健康保険証もこの日から...
財務省は13日に開かれた財政制度等審議会・財政制度分科会で、サービス付高齢者向け住宅(サ高住)での居宅療養管理指導の適正化などを提言した。予算執行調査で不適切な介護給付費が発生しているとされる事例が明らかになったためで、制度の適切な運用や在り方の検討を求めている<doc17571page104>。 サ高住などについては、同一の建物に居住する高齢者に対して特定の事業者が集中的にサービスを提供している場合に、画一的なケアプランや過剰なサービスを行うなど、いわゆる「囲い込み」の問題が指摘され...
財政制度等審議会・財政制度分科会が13日開催され、2025年度の薬価改定は確実に行い、実施する際には適用ルールや対象品目を拡大するべきだという意見が委員から出た。会合後の記者会見で、増田寛也分科会長代理が明らかにした。 財務省もこの日、原則全ての医薬品を対象に市場実勢価格に合わせた25年度薬価改定を実施するべきだと提言した<doc17571page31>。 また、薬価改定が毎年行われる中で、2年に1度しか適用されないルールは合理的な説明が難しいと指摘。革新性を失った医薬品の評価を適切に...
厚生労働省は13日、2024年4-9月の正常分娩の妊婦負担額から、室料差額や産科医療補償制度の掛金相当費などを差し引いた平均出産費用が51万7,952円だったと公表した。出産育児一時金が原則50万円に引き上げられる前の22年度と比べると7.4%の増<doc17492page3>。同日開催の「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」で厚労省が示した。 正常分娩の平均出産費用は毎年増加しており、出産育児一時金を引き上げた23年度は前年度比5%増え50万6,540円だった。...
中央社会保険医療協議会は13日の総会で、アルツハイマー病治療の新薬「ドナネマブ」の薬価を1瓶6万6,948円、1日当たり8,560円とすることを了承した。20日から保険適用する。ピーク時の投与患者数は2.6万人で、年間の販売額が796億円に上る見通し<doc17512page23>。 ドナネマブは、アルツハイマー病による軽度認知障害(認知症の前段階)や軽度の認知症の進行を抑制する抗体医薬品。脳内に過剰に蓄積した「アミロイドβ」という物質を取り除くことで進行を抑える薬で、「レカ...