
「 2025年01月 」一覧



臨床実習に専念できる環境整備を 自民・偏在是正議連が決議
自民党の「医師養成の過程から医師偏在是正を求める議員連盟」(田村憲久会長)は31日、地域医療研修の一層の充実に向けた決議を取りまとめた。厚生労働省と文部科学省に対して、医師国家試験の在り方の見直しや......

支払基金の職員処分「本部と現場の意思疎通に問題」 福岡厚労相
福岡資麿厚生労働相は31日の閣議後会見で、情報セキュリティポリシー違反などの理由で社会保険診療報酬支払基金が職員を処分した事案に触れ、本部と現場の意思疎通に問題があったとの見方を示した。 この問題で......

目指すのはスピードと安心の両立 ──浅野敏行(地域医療支援グループ)
入居相談員になる前は、製薬会社の営業を務めていた浅野敏行さん。医師や医療ソーシャルワーカーの多忙な業務に思いを巡らせ「退院調整はスピードが命」と真っ先に話してくれました。しかしよく話を聞くと、スピードの他にも意識していることがあるようで……。納得できる老人ホーム探しのために、浅野さんが日頃心がけていることを聞きました。...




おたふくかぜワクチンが限定出荷に 第一三共と武田
現在、2社が供給しているおたふくかぜワクチンがいずれも限定出荷になる。第一三共は29日、「おたふくかぜ生ワクチン『第一三共』」が2月から限定出荷になり、3月から欠品が避けられない状況だと医療関係者向......

武田薬品、来年トップ交代 新CEOにジュリー・キム氏
武田薬品工業の経営トップが12年ぶりに交代する。武田は30日、2026年6月にクリストフ・ウェバー社長CEOが退任すると発表した。同日の取締役会ではウェバー氏の後任に、U.S.ビジネスユニットプレジ......



オンライン服薬指導で看護師負担が減 離島の郵便局活用実証
総務省は昨年、オンライン診療・服薬指導の巡回拠点として、郵便局を活用する実証事業を山口県柳井市の離島・平郡島(へいぐんとう)で実施した。島内の診療所で調剤・服薬指導を行っている看護師らからは、オンラ......


迅速フィブリノゲン測定、「報酬で手当てを」 3学会が要望
出産時・手術時の大量出血を抑えるために用いるフィブリノゲン製剤について、適正使用には迅速フィブリノゲン測定装置を要するものの、現在の診療報酬では装置の費用が十分手当てされていないとして、関連する3学......


介護賃金7414円上昇、他産業との差は「拡大」 労組調査
介護従事者で構成する労働組合「日本介護クラフトユニオン」(NCCU)は30日、東京都内で会見し「2024年の賃金実態調査」の結果を発表した。昨年7月時点の月給制の組合員の平均賃金は月額26万5711......

25年度介護概況調査、実施案を大筋了承 厚労省委員会
厚生労働省の調査委員会は30日、5月に実施する2025年度「介護事業経営概況調査」の実施案を大筋で了承した。全サービスを対象とし、4月時点の職員の数・給与のほか、23年度と24年度の決算額の比較を通......

医療法等改正案、部会長一任で了承 自民・厚労部会
自民党の厚生労働部会(長坂康正部会長)は30日、厚生労働省が通常国会に提出を予定している医療法等改正案を審査し、部会長一任で了承した。今後、党内手続きを進め、2月中旬の提出を目指す。部会の議論では、......

指導医派遣の大学病院を評価 26年度専門研修シーリング
厚生労働省の医師専門研修部会(部会長=遠藤久夫・学習院大学長)は30日、2026年度の専門研修制度のシーリング(募集定員の上限)見直し案を大筋で了承した。大学病院から地域への指導医派遣を評価し、通常......

「独立財政機関」設立を提言 令和臨調
経済界や学識者ら民間の有識者でつくる令和国民会議(令和臨調)は30日、東京都内で会見を開き、中立的な立場で国家財政の長期的な推計などを担う組織の創設を提言した。与野党で協議した上で、行政から独立した......