
「 2025年03月 」一覧


物価高騰対応へ「期中改定を」 保団連
全国保険医団体連合会(保団連)は11日、物価高騰などに対応するための期中改定の実施を求める要望書をまとめ、石破茂首相に提出した。医療機関が継続して十分な医療を提供していくためには緊急の財政措置が必要......

特養69%が「職員不足」 福祉医療機構、前年度より改善
福祉医療機構は、特別養護老人ホームの人材確保に関する2024年度の調査結果を発表した。昨年10月時点でケアに従事する職員が「不足している」と答えたのは69.0%だった。前年度より1.3ポイント改善し......

医師射殺、二審も無期懲役 埼玉・ふじみ野、東京高裁
埼玉県ふじみ野市で2022年1月、在宅医療を行っていた医師を散弾銃で射殺したとして、殺人などの罪に問われた渡辺宏被告(69)の控訴審判決で、東京高裁(石井俊和裁判長)は11日、無期懲役とした一審判決......

高額療養費で集中審議要求 野党、方針転換を問題視
立憲民主や日本維新の会、国民民主など野党各党の国対委員長らは11日、国会内で会談した。「高額療養費制度」の自己負担上限額引き上げを全面凍結する政府方針を受け、石破茂首相が出席する衆院予算委員会集中審......


特定行為研修、39施設を新たに指定 厚労省
厚生労働省は11日までに、看護師の特定行為研修を実施する指定研修機関として、新たに釧路赤十字病院など39施設を認めたと発表した。うち16施設は、領域別パッケージ研修も認める。 既存の指定研修機関64......

[家計調査] 家計調査報告 25年1月分 総務省
総務省は11日、2025年1月分の「家計調査報告」を公表した。詳細は以下の通り。●1世帯当たりの消費支出<doc19258page1><doc19258page2>▽全体/30万5,521円(前年同月比:名目5.5%増、実質0.8%増)2か月連続の実質増加▽保健医療関連/1万4,878円(名目2.0%増、実質0.2%増)、3カ月連続の実質増加●勤労者世帯の1世帯当たりの実収入:51万4,877円(名目3.5%増、実質1.1%減)、4か月ぶりの実質減少<doc19258...

[介護] 「介護サービス事業者経営情報の報告」に関するQ&Aを事務連絡
厚生労働省は3月11日付で「介護サービス事業者経営情報の報告」に関するQ&A(Vol.4)について周知を促す事務連絡を都道府県などに出した。事務連絡ではまた、2024年3月31日-12月31日に会計年度が終了する場合、25年3月31日までに初年度の報告を行う必要があるとして、関係団体への周知を呼び掛けている<doc19207page2>。 Q&Aでは、原則全ての介護事業者に経営情報の報告を求める新たな制度に関して、複数の事業所を運営する法人の職員が会計年度中にほかの事業所に異動した場合...

[診療報酬] 地域加算は4月以降も「当面」現行通り 厚労省
厚生労働省は11日、4月以降の地域加算の算定に関する地域や級地区分について「当面の間」は現行と同じ取り扱いとすることを地方厚生局などに通知した<doc19193page1>。 地域加算は、人件費などの医業経費に地域差に配慮して診療報酬に設けられた評価。人事院規則で定める地域や、それらの地域に囲まれている地域などの医療機関が入院基本料などに上乗せして算定できる。点数は地域区分の級地ごとに1日3点(7級地)から18点(1級地)まで7段階あり、この加算を算定できない地域もある。 人事院規則な...

[介護] 社会福祉法人、23年度は増収増益 福祉医療機構
福祉医療機構は11日、社会福祉法人の本業ベースでの収支が2023年度は7,433法人の平均で2.4%の黒字だったとする調査結果を公表した。黒字幅は前年度から0.7ポイント拡大した<doc19194page1>。サービス活動に伴う費用が前年度から増えたが収益の伸びが上回り、増収増益となった<doc19194page2>。 社会福祉法人の収支が増収増益で着地したのは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて報酬の特例措置が導入された20年度以来、3年ぶり。23年度に赤字だった法人の...






[医療提供体制] 新たな地域医療構想で押さえておくべき今後の予定と「連携の強化」
■新たな地域医療構想の今後のスケジュール2024年末に、「新たな地域医療構想に関するとりまとめ」が示されました。今後、新たな地域医療構想(新構想)は、2025年度中にガイドラインが策定され、2026年度には各地域で地域医療構想が作成される予定です。具体的な取り組みについては、第8次医療計画の中間見直し年である2027年度から開始される見込みとなっています。■従来の地域医療構想の課題は外来や在宅も含めた面での提供体制従来の地域医療構想は病床単位の議論が中心でしたが、新構想では外来診療や在宅医療を担う人...


【感染症アラート・本格的な流行】感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症など)、伝染性紅斑(りんご病)など4つ(感染症・予防接種ナビ)
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

高額療養費の検討プロセス「丁寧さ欠いた」 「凍結」で福岡厚労相
高額療養費制度の負担増凍結に関し、福岡資麿厚生労働相は11日の閣議後会見で「『検討プロセスに丁寧さを欠いた』という患者団体の方々からの指摘を重く受け止めた」と述べた。 制度の見直しに当たっては「審議......

メタボ健診で医療費過大 「初診料」算定はNG
自治体などが医療機関に委託している特定健康診査(メタボ健診)や後期高齢者健診で、受診者に疾患が見つかり、そのまま同じ医療機関で治療を始めた場合、医療機関は初診料を診療報酬として算定できないルールなの......