
「 2025年03月 」一覧



【感染症ニュース】2025年の麻しん患者数は累計32人に 世界では2023年に約1000万人が罹患。今後国内で流行の可能性は? 医師「流行国への渡航は注意」(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2025年第11週(3/10〜16)によると、今年の全国での麻しんの累積患者数は32人。第11週だけでも12人の患者が発生しました。この週に患者が

【病院給食最前線】(下) 問われる「管理栄養士」の在り方
今回の連載で取材した病院は、いずれも病院給食を巡る新たな取り組みによって病棟に管理薬剤師を配置できるようになっている。より患者の近くで栄養管理ができるようになったが、課題もある。●高齢患者の栄養状態......


「創薬力強化」提言へ、作業開始 公明
公明党は今夏の「骨太の方針」を見据え、日本の創薬力強化に向けた提言をまとめるための作業を始めた。党の創薬力強化プロジェクトチーム(PT)の濵地雅一座長は、創薬エコシステムへの支援、バイオシミラー(B......

医療機器スタートアップ、海外展開や資金「援助を」 自民議連で
自民党の「優れた医療機器を世界に迅速かつ安全に届けるための議員連盟」(上川陽子会長)は25日、医療機器スタートアップの課題についてヒアリングした。海外展開への支援や、医療機器に特化した財政的支援を求......

患者わいせつ、医師の無罪確定へ 東京高検、上告せず
東京都足立区の病院で2016年、手術直後の女性患者の胸をなめたとして、準強制わいせつ罪に問われた医師関根進さん(49)を無罪とした東京高裁の差し戻し控訴審判決について、東京高検は25日、上告しない方......

HPVキャッチアップ、初回接種の期限大詰め 都道府県は取り組み加速
HPVワクチンのキャッチアップ接種を公費で受けるために必要な初回接種の期限が今月末に迫っている。厚生労働省によると、駆け込み需要によるワクチンの供給不足は現時点で報告されていない。都道府県などは接種......

たばこの害の勉強会に中学生を無料招待 日医、世界禁煙デーで
日本医師会は、「世界禁煙デー」に合わせて5月31日に開催するたばこの害に関する勉強会に、中学生15組30人を無料招待する。 勉強会は、午後5時半から東京タワーメインデッキ1階(展望台)で開く。新町ク......

施設基準のオンライン申請、対象を大幅拡大 厚労省
厚生労働省は、オンラインで届け出の申請が可能な施設基準を大幅に拡大する。システムを改修し、現行では18にとどまる施設基準を113にする。それら施設基準の辞退申請も可能になるほか、特定入院料などの申請......


外国介護人材、確保・定着の取り組みを報告 厚労省
厚生労働省社会・援護局の吉田昌司・福祉人材確保対策室長は25日、東京都内で講演し、外国の介護人材獲得に向け、海外現地への働きかけと日本での定着支援に力を入れている状況を報告した。 NTTデータ経営研......


【感染症アラート・本格的な流行】伝染性紅斑(りんご病)、感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症など)など5つ(感染症・予防接種ナビ)
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

夜勤の負担軽減、人員確保に「支援を」 日看協
日本看護協会は25日、厚生労働省医政局に、2026年度の予算・政策で看護職の夜勤負担軽減や夜勤者確保に向けた支援を求める要望書を提出したと発表した。現場では夜勤専従や多様な夜勤の導入などの確保策を講......

薬剤師国試、合格率68.85% 9164人が合格
厚生労働省は25日、2月に実施した第110回薬剤師国家試験の合格者を発表した。受験者数は1万3310人、合格者数は9164人で合格率は68.85%だった。出願者数は1万4825人。 男女別では、男性...

[介護] 介護従事者向け「身体拘束廃止・防止」の手引き作成 厚労省
厚生労働省は、介護施設・事業所などの従事者向けの「身体拘束廃止・防止の手引き」を作成した。身体拘束の問題点や行わないためのポイント、事例の紹介などを行っている。 手引きでは利用者への身体拘束による問題として、▽身体的障害▽精神的弊害▽社会的障害-を指摘。拘束される本人の身体機能の低下や人間としての尊厳の侵害だけでなく、家族への精神的苦痛や介護職員の士気の低下をもたらすとした<doc19619page8>。 身体拘束の防止には、▽起きる▽食べる▽排せつする▽清潔にする▽活動する-の5点の...

[看護] 中医協の診療側委員に看護職を 日看協が要望
2026年度予算案の編成や政策に関する議論の政府内での本格化に先立って、日本看護協会は、中央社会保険医療協議会の診療側委員として看護職を任命することなどを盛り込んだ要望書を厚生労働省の保険局に提出した<doc19361page19>。 日看協はまた、厚労省の医政局にも要望を出し、26年度に始まる新たな地域医療構想に基づく取り組みの推進策として、需要の増大が見込まれる在宅の領域に看護職の就業場所をシフトするための体制整備への財政支援などを求めた。 診療報酬などを担当する保険局への要望は2...

[健康] 2023年「国民健康・栄養調査報告」を公表 厚労省
厚生労働省は25日、2023年「国民健康・栄養調査報告」を公表した。調査対象世帯数は6,014世帯で調査実施世帯数は2,921世帯<doc19343page20>。 同調査報告の「身体状況および糖尿病などに関する状況報告」によると、肥満者(BMIが25以上の人)の割合は、男性31.5%、女性21.1%となり、10年間の経過では女性に増減はなく、男性についても13年の28.6%から19年の33.0%までは増加傾向を示したが、22年、23年の調査では増減はなかった<doc19343p...

[医療提供体制] 25年薬剤師の国家試験 合格発表
厚生労働省は25日、2025年2月に実施した第110回薬剤師国家試験の結果を発表した。合格者数、合格率などは下記の通り。【第110回薬剤師国家試験】▽受験者数/1万3,310人(うち新卒者8,061人)▽合格者数/9,164人(6,849人)▽合格率/68.85%(84.96%)※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。第110回薬剤師国家試験の合格発表を行いました・・・...