「 2025年04月 」一覧

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[健康] 「早朝高血圧徹底制圧宣言2025」を発表 日本高血圧学会

 国内で4,300万人に上ると推定される高血圧の総患者数のうち、血圧を良好にコントロールできている人の割合は27%にとどまるとし、日本高血圧学会は、血圧が高めに出やすい早朝の血圧を測定し、改善を促す「早朝高血圧徹底制圧宣言2025」を発表した。 学会によると、早朝高血圧をコントロールできている人はさらに少なく、高血圧の治療を受けている患者の約7割が朝の家庭血圧が収縮期血圧130mmHg・拡張期血圧80mmHg以上だという報告もある<doc19490page1>。 「早朝高血圧徹底制圧宣言...

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[医療提供体制] 後発薬数量シェア81.2%、3期計画は目標達成 厚労省

 厚生労働省は3日、第3期全国医療費適正化計画(2018-23年度)の実績評価を社会保障審議会・医療保険部会に報告した。後発医薬品の使用促進の全国ベースでの数量シェアは22年度末現在の実績値が81.2%で、23年度までに80%以上にする目標を達成した<doc19443page29>。 地域別では全都道府県で70%を超え、うち36道県は80%を上回った。また、24年度末の医療保険者別では市町村国保、協会けんぽ、健保組合、共済組合、広域連合で80%を超えたが、国保組合は78.3%だった&lt...

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[看護] 訪問看護事業者への個別指導、高額請求の実態勘案し選定 厚労省

 訪問看護の一部の事業者が訪問看護療養費を高額請求している問題を受け、厚生労働省は3日、都道府県による事業者への個別指導について訪問看護療養費の請求書1件当たりの平均額が高い順に選定を行うとする通知を地方厚生局などに出した。ただ、訪問する患者の状況や事業所の特性なども勘案することとした<doc19477page1>。 訪問看護療養費の高額請求を巡っては、一部の事業者が利用者の状態にかかわらず一律に回数を定めて過剰に訪問するなどの問題が指摘されている。 こうした問題を受けて厚労省は「指定訪...

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[医療提供体制] マイナ保険証のスマホ搭載、9月ごろから順次運用開始へ

 厚生労働省は3日、マイナ保険証のスマホ搭載のスケジュールを社会保障審議会・医療保険部会に示した。マイナ保険証のスマホ対応機能を9月ごろから全ての医療機関に開放し、環境を整備できた医療機関から順次運用を始める<doc19438page5>。 マイナ保険証の利用促進策の一環で、患者が医療機関にマイナカードを持参しなくても外来診療を受けられるようにする。ただ、厚労省は「全医療機関に導入を義務付けるものではない」としている。 本格的な運用開始に先立ち、厚労省は公的病院などの医療機関や薬局計10...

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[医療提供体制] マイナ保険証利用勧奨で訪問看護ステーションに5万円支給へ

 厚生労働省は、マイナ保険証を所持していない患者に対してマイナ保険証の積極的な利用勧奨などを行った訪問看護ステーション(ST)に1事業所当たり5万円支給する事業を5月ごろに開始する。働き掛けの取り組みを後押しし、マイナ保険証の利用促進につなげたい考え<doc19438page25>。 この事業では、オンライン資格確認を導入して利用登録している訪問看護STがマイナ保険証の利用促進のために積極的に取り組んだ場合に協力金を支払う。対象となる取り組みは、利用促進に関するチラシの配布や利用の声掛け...

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薬機法、立民は賛成へ

 立憲民主党の厚生労働部門会議は3日、厚生労働省提出の医薬品医療機器等法(薬機法)改正案と労働安全衛生法改正案を審査し、賛成する方針を決めた。 薬機法改正案に関しては、リアルワールドデータのみの臨床成......

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薬機法、立民は賛成へ

 立憲民主党の厚生労働部門会議は3日、厚生労働省提出の医薬品医療機器等法(薬機法)改正案と労働安全衛生法改正案を審査し、賛成する方針を決めた。 薬機法改正案に関しては、リアルワールドデータのみの臨床成......