
「 2025年04月 」一覧



診療報酬の在り方、国民巻き込んだ議論を 日病協・望月新議長
4月に日本病院団体協議会の新議長に就任した望月泉氏(全国自治体病院協議会長)は、本紙の取材に応え「病院経営は厳しい状況下にある。日本の医療提供体制を左右する診療報酬の在り方については、国民を巻き込ん......

介護の賃金増法案、維新の対応が焦点に 医療法審議に影響
日本維新の会の前原誠司共同代表は24日の会見で、介護・障害福祉従事者の賃金を月1万円増やす議員立法の法案について、対応を考慮するよう自民党側が求めてきている、との認識を示した。厚生労働省提出の医療法......

「PMDA」「iCONM」を視察、薬機法審議で 参院厚労委
参院厚生労働委員会は24日、医薬品医療機器等法(薬機法)改正案の審議の参考とするため、医薬品医療機器総合機構(PMDA、東京都千代田区)と、ナノ医療イノベーションセンター(iCONM、川崎市)を視察......

退院後の身体機能改善へ、医師らのチームがプランを 日慢協が提言
日本慢性期医療協会の橋本康子会長は24日の会見で、退院した患者の介護サービス利用を見据え、慢性期医療現場の医師、看護師らのチームが、身体機能の改善に特化した計画を立て、ケアマネジャーに提供する仕組み......

年金改革法案、部会長一任に 自民・厚労部会
自民党の厚生労働部会(長坂康正部会長)は24日、国会審議の焦点となっている年金制度改革法案を審査した。法案を「提出すべき」「提出すべきでない」という両論を併記した上で、上部組織の政調審議会に送ること......

WAMの優遇融資、コロナ融資返済中でも可
福祉医療機構(WAM)は24日までに、医療機関に対する優遇融資の大幅拡充について、Q&Aを機構のホームページに掲載した。新型コロナウイルス対応支援資金(コロナ融資)の返済中であっても、融資を受けるこ......

皆保険「国民を幸せにする制度」 日歯・高橋会長、堅持を強調
日本歯科医師会の高橋英登会長は24日の定例会見で、自民党の有志議員と医療関係団体で18日に開催した「医療・介護・福祉の現場を守る緊急集会」を振り返り、国民皆保険制度を堅持する重要性を改めて強調した。......

歯科技工士、厳しい労働実態改善を 保団連調査
全国保険医団体連合会(保団連)は24日、全国の歯科技工所に実施したアンケート調査結果を発表し、歯科技工士が長時間労働、低賃金の労働実態にあると訴えた。その解決に向け、必要な歯科医療費の確保、適切な技......


「救急医療の質・公平性確保」など7項目策定 救急救命士会が倫理綱領
日本救急救命士会は24日までに、救急救命士の行動指針となる「救急救命士の倫理綱領」を公表した。昨年4月の同会設立から1年を迎え、救急医療の質・公平性確保など7項目を定めた。 倫理綱領は、専門職として......



[医療提供体制] 訪問診療の駐車許可、100m以内の駐車場所の有無で判断
訪問診療などで訪問先に駐車場所がない場合に警察署長から受けられる駐車許可について、厚生労働省は、駐車場所の有無の判断を訪問先から「おおむね100m以内」の範囲で行うよう全国的に統一する周知依頼を衛生主管部(局)などに出した<doc19814page1><doc19815page1>。 訪問診療などで使用する車両が駐車可能な場所の有無を判断する範囲について、現行では各都道府県でばらつきがあったが、訪問先から「おおむね100m以内」に統一する<doc19814page1&...


リフィル推進、診療報酬で「加減算」を 財務省
23日の財政制度等審議会・財政制度分科会で財務省は、リフィル処方を「短期的に強力に推進していく」とし、診療報酬上で加減算を含めた措置を検討すべきだと要求した。特定の慢性疾患については、継続的な患者の......

OTC類似薬「新たな選定療養」化を提案 降圧剤のスイッチ化推進も
財務省は23日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、セルフケア・セルフメディケーションの一環として、OTC類似薬の保険適用の在り方の見直しに触れ、技術料に保険診療と自費を組み合わせるなどの「新たな選......

【中医協】後発品体制の評価「見直す時期」 松本委員
中医協総会は23日、「後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査報告書」案を了承した。同報告書案を受け、支払い側の松本真人委員(健保連理事)は後発品の使用が適切に促されているとの認識を示した上で、......

