「 2025年04月 」一覧

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[介護] 配置基準の弾力化に慎重論 社保審介護保険部会

 社会保障審議会・介護保険部会は21日、2040年に向けたサービス提供体制の在り方の議論を始め、人口減少が進む中山間地域などでサービスを維持・確保するため、常勤・専従要件などの配置基準の運用を条件付きで弾力化することに対し、慎重な検討を求める意見が相次いだ。「介護保険サービスの質低下」「介護現場の業務負担増」などを引き起こす可能性があるためで、引き続き検討する。 厚生労働省の「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会が10日に行った中間取りまとめでは、▽サービス需要の変化に応じた提供体・...

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[医療提供体制] 東京都のがん情報サイト、病院検索機能など追加

 東京都は21日、「東京都がんポータルサイト」のデザインを見直したほか、病院検索やチャットボットによる質問への回答など新機能も追加し、フルリニューアルしたと発表した。 このリニューアルは、利用者が必要な情報を検索しやすく、使いやすいサイトにすることが目的。従前は病院の一覧表を掲載していたが、エリアやがんの種類、治療内容、相談体制からの病院の検索・絞り込み機能を追加した。またチャットボットが搭載され、いつでも質問ができるようになった。複数の回答候補から、自分の目的に合ったものを選択して必要・・・...

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[介護] 介護情報基盤、情報閲覧に「包括的な同意の取得」導入へ 厚労省

 厚生労働省は21日、2026年度に施行される「介護情報基盤」で市町村による利用者の同意取得があれば、介護事業所は情報を閲覧するたびに同意を取得する必要はなく、また閲覧する事業所ごとに同意の取得する必要もない「包括的な同意の取得」の導入を社会保障審議会の介護保険部会に提案し、了承された<doc19653page9>。事業所による同意取得への負担や、複数の事業所を利用する人の同意の負担を軽減する狙いがある。 新たに要介護認定を受ける利用者には市町村が認定の申請時に同意を得る。一方、要介護認...

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[介護] 介護DB情報の第三者提供、7年間で計49件 厚労省

 厚生労働省は21日、匿名介護保険等関連情報データベース(介護DB)に格納されている介護レセプト情報などの第三者提供が始まった2018年度から24年度までの7年間で、提供件数が累計で49件あったことを社会保障審議会・介護保険部会に報告した。24年度には10件の提供があった<doc19654page7>。 計49件の種類別の内訳は、「特別抽出」と「定型データセット」が共に21件で最も多く、以下は「サンプリングデータセット」が4件、「集計表情報」が3件<doc19654page7&gt...

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電カル情報共有へ病診でモデル事業が並走 6情報を迅速・正確に把握、安全で質の高い医療へ『Monthly』4月号

■最新号もくじ(p1~p11参照)<医療DX>電カル情報共有へ病診でモデル事業が並走6情報を迅速・正確に把握、安全で質の高い医療へ<医療保険>出産費用の保険適用は「両立」が焦点に費用は上昇、問われる経済的負担減とのバランス<薬局薬剤師>5疾病の対人業務をマニュアルで標準化疾患別の特性を踏まえ、生活習慣改善の対応も<介護>介護情報基盤の事業所補助を今夏に開始情報共有は26年度以降に準備整った市町村から<トピックス>2024年度改定後の病院経営状況 赤字病院6割超える 6団体調査ICT活用 医師の複数...

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病院給食改革へPT設置  全日病

 全日本病院協会は19日の常任理事会で、病院給食改革に向けたプロジェクトチーム(PT)の設置を了承した。人手不足やコスト増などを背景に、病院給食の提供が困難になることが懸念される状況にあるため、給食事......

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きっかけは救急搬送 50年越しに動き出した母娘の時間【介護のほんね相談事例ファイル No.007 前編】

介護のほんね入居相談室には、家族や自身が入居する老人ホームを探している方から日々多くの相談が寄せられます。実際に介護のほんねを利用した方に、相談の経緯や入居の決め手、入居後の生活について話を聞く「介護のほんね相談事例ファイル」。第7回となる今回は、心筋梗塞で救急搬送された母親の退院先を探すことになった大城さん(仮名)の体験談を前後編でご紹介します。...

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脱炭素・ネイチャーポジティブ138技術を分析、「GXビジネス 事業創出・参入戦略」(調査レポート)

 GX(グリーントランスフォーメーション)の先端技術138種の成熟度・有望度とは――日経BPが2025年4月21日に発刊した調査レポート「GXビジネス 事業創出・参入戦略」は、GX関連の先端技術の技術マップを示すと共に、独自の評価項目に基づき技術成熟度と有望度を判定、有望度が高い技術について開発動向や今後の見通しを解説しています。 本レポートは、脱炭素への取り組みや、生物多様性に貢献する取り組みな......

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家族の手術で得た知見

 後期高齢者の義父が先日、心臓の手術を受けた。75歳を過ぎれば、誰でもどこかしらに不調を来すものだと理解しているつもりだが、いざ身内がそうした状況に置かれると割り切るのはなかなか難しい。アクティブな日......