製薬協、電カルなど情報収集「義務化を」 政府検討会、日医は反発
政府の「医療等情報の利活用の推進に関する検討会」は10日、日本製薬工業協会や日本医師会など関係者へのヒアリングを行った。製薬協は、医療等情報の2次利用を推進する立場から、電子カルテなどのデータ収集を......
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政府の「医療等情報の利活用の推進に関する検討会」は10日、日本製薬工業協会や日本医師会など関係者へのヒアリングを行った。製薬協は、医療等情報の2次利用を推進する立場から、電子カルテなどのデータ収集を......
来日中の2022年に救急搬送され脳腫瘍と診断された後、帰国後に死亡した中国籍女性の医療費として、国立循環器病研究センター(国循、大阪府吹田市)が無保険の日本人の3倍に当たる医療費を請求したのは違法だ......
来日中の2022年に救急搬送され脳腫瘍と診断された後、帰国後に死亡した中国籍女性の医療費として、国立循環器病研究センター(国循、大阪府吹田市)が無保険の日本人の3倍に当たる医療費を請求したのは違法だ......
石破茂首相が退陣を表明した。注目を集める「次の首相」に対し、医療界が期待していることは何か。日本医師会の松本吉郎会長は、社会保険料引き下げや減税が与える社会保障への影響を、しっかりと見据える姿勢を持......
日本病院会など病院6団体は10日、2025年度の補正予算で、1病床当たり50万~100万円の支援策を講じることを求める緊急要望書を福岡資麿厚生労働相に提出した。26年度診療報酬改定の改定率は、病院と......
東京都医師会は10日、尾﨑治夫会長を装った「なりすましアカウント」が、FacebookとX(旧ツイッター)で確認されたと発表した。当該アカウントでは、写真などが無断で使用されているが、尾﨑会長とは一......
日本医師会は10日の定例会見で、医師偏在是正の推進を図るため、日医女性医師バンクなどの機能を拡充すると発表した。11月1日付で、女性医師バンク事業を運営する「日医女性医師支援センター」を「日医ドクタ......
全国健康保険協会(協会けんぽ)の運営委員会(委員長=田中滋・埼玉県立大理事長)は10日、来年度の平均保険料率について議論を始めた。協会の収支が近年良好に推移している点や賃上げの状況などを踏まえ、委員......
中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所特任教授)は10日、2026年度診療報酬改定に向けて「調剤」をテーマに議論し、病院薬剤師の不足が話題に上がった。委員からは、薬学管理に対する診療報酬上の評......
政府は9日、エムポックスに関する関係省庁対策会議を持ち回りで開き、同会議を廃止すると決定した。感染が疑われる患者への備えとして、国内ですでに整備されている検査体制、医療提供体制などは維持する。 対策......
10日の中医協総会で、診療側の長島公之委員(日本医師会常任理事)が退任の挨拶をした。「中医協が外部からの制限を受けることなく、本来の役割を十分発揮し、国民の幸福を守っていくことを願っている」と述べた......
厚生労働省は8日、介護保険総合データベース(介護DB)のデータを活用した研究の申し出に対し、昨年度は14件を承諾したと関連の委員会に報告した。2018年度以降で最多になった。 第三者へのデータ提供を......
厚生労働省はこのほど、2025年6月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc21831page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/9,350億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,575億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,507億円▽施設サービス分/2,784億円●第1号被保険者数:3,585万人●要介護(要支援)認定者数:728.7万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約20.0%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービ...
物価や賃金の高騰が続き病院の経営は危機的な状況にあるとして、日本病院会など6団体は10日、2025年度に補正予算を組んで病院に対して1床当たり50万-100万円の支援を行うことを求める緊急要望を厚生労働省に出した<doc21697page1>。 また26年度診療報酬改定に関しては、27年度まで2年分の物価・人件費の上昇に対応するため、病院に対して10%超のプラス改定を実施するよう訴えた<doc21697page1>。 緊急要望は、日本病院会のほか全日本病院協会、日本医療法人...
厚生労働省は10日、情報通信機器を用いたオンライン服薬指導の算定割合が、2024年8月審査分で0.045%だったことを中央社会保険医療協議会・総会に報告した。社会医療診療行為別統計を基にした集計によると、24年8月審査分の服薬管理指導料の算定は患者が来局した場合では7,003万5,069回、情報通信機器を用いた場合は3万1,665回だった<doc21593page9>。 厚労省が23年7月の中医協・総会で示したデータでは、オンライン服薬指導の算定割合は0.017%(22年6月審査分)だ...
厚生労働省は10日、2025年6月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細は以下の通り<doc21700page1>。●平均在院日数▽全病床平均/24.6日(前月比1.2日減)▽精神病床/237.4日(9.7日減)▽感染症病床/9.8日(0.6日減)▽結核病床/58.0日(0.9日減)▽療養病床/117.3日(1.5日減)▽一般病床/14.9日(0.6日減)●1日平均患者数▽在院患者数/112万3,517人(6,896人増)▽外来患者数/121万7,363人(7万1,649人増)...
日本医師会は10日、厚生労働省の「医師偏在是正に向けた広域マッチング事業」を受託したと明かした。同日の定例記者会見で松本吉郎会長は、「医師の偏在是正に向けた大きな取り組みの1つだ」と強調した。 日医では、女性医師支援センターの事業として2007年から運営してきた女性医師バンクの機能を拡充し、広域マッチング事業を展開する<doc21660page5>。具体的には、医師不足の地域の医療に関心のある医師の掘り起こしを行うほか、必要に応じてリカレント教育や現場体験につなげて医師不足地域の医療機...