「 2025年09月 」一覧
[医療提供体制] 25年8月末時点の医療事故報告29件 日本医療安全調査機構
日本医療安全調査機構はこのほど、「医療事故調査制度の現況報告」(8月末時点)を公表した。報告によると、医療事故報告は29件。医療機関別の報告件数は、病院が28件、診療所が1件だった。院内調査結果報告は32件<doc21761page1>。 医療事故調査・支援センター(以下、センター)への相談件数は178件(累計1万8,804件)。内訳は、医療機関が90件、遺族などが83件、その他・不明が5件だった。遺族などの求めに応じて、センターが相談内容を医療機関へ伝達したケースは6件(累計230件...
[介護] ケアプラン連携や介護情報基盤を国際福祉機器展に出展 厚労省
厚生労働省は、ケアプランのやり取りをオンライン化する「ケアプランデータ連携システム」や介護サービスの利用者情報をデジタル共有する「介護情報基盤」について、10月8-10日に開催される国際福祉機器展(H.C.R.)2025に出展すると都道府県などに事務連絡した<doc21714page4>。両システムの模擬体験や導入に関する相談も行う予定だとしている。 ケアプランデータ連携システムは介護現場の業務負担を軽減するため、23年4月から導入された。介護事業所と居宅介護支援事業所でケアプランのデ...
福岡厚労相「首相の決断、重く受け止め」 退陣表明で
石破茂首相が退陣を表明したことへの所感として、福岡資麿厚生労働相は9日の閣議後会見で、「石破総理の決断を重く受け止めさせていただいた」と述べた。 次の政権が発足するまでの間、引き続き諸課題に「全力で......
ネオクリティケア製薬が破産手続き開始 自主回収から業績悪化
輸液・注射剤をメインに扱うネオクリティケア製薬(本社=神奈川県厚木市)は8日、じほうの取材に応じ、5日に東京地裁に申し立てを行い、破産手続きが始まったことを明らかにした。同社は2020年に自社工場の......
参政党、ボードメンバーに豊田真由子氏 元衆院議員、厚労省出身
参政党は8日の会見で、党の方向性をまとめるボードメンバーを刷新し、その1人として厚生労働省出身の豊田真由子元衆院議員を選んだ、と発表した。現在、豊田氏は国会議員ではないが、1日から党職員になった。政......
精神疾患の医療提供体制、論点を6つに絞る 厚労省検討会
厚生労働省は8日の「精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会」(座長=田辺国昭・東京大大学院教授)で、精神疾患の医療提供体制に関する議論の論点を、6項目に絞って提示した。 厚労省が示した論点は......
認定産業医向けの新たな研修実施へ 日医
労働者数50人未満の事業場でストレスチェックが今後義務化されることを踏まえ、日本医師会は、認定産業医向けの新たな研修を実施する方針だ。必要な内容をパッケージ化し、来年度を目安に周知したい考え。 松岡......