「 2025年10月 」一覧

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[医療提供体制] 医師臨床研修マッチング内定者152人減 厚労省

 厚生労働省は23日、2025年度の医師臨床研修マッチングの内定者数が前年度比152人減の8,910人だったと発表した。内定率は92.3%で、前年度から0.5ポイント上昇した<doc22267page1>。 25年度のマッチングでは、 前年度よりも197人少ない1万527人を募集。希望順位を登録した研修希望者数は217人減の9,651人だった。都道府県別で見ると、内定者は山形や福井、岩手、鳥取、徳島などで増えた<doc22267page1>。 医師臨床研修マッチングは、臨床研...

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[医療提供体制] 周産期医療の集約化で妊婦への支援を検討 厚労省

 ハイリスクの分娩以外も含む周産期医療の集約化の検討に向けて、厚生労働省は23日、妊婦の移動に伴う負担の増加などへの対応を論点として「小児医療・周産期医療の提供体制に関するワーキンググループ」(以下、WG)に提示した<doc22238page34>。遠方の医療機関で分娩することへの不安や交通費をはじめとする費用負担などへの支援について、整理が必要だとしている。 出生数の低下に歯止めがかからない中、分娩を取り扱う医療機関も大きく減少している。厚労省によると、2024年の出生数別の市区町村数...

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[医療提供体制] 周産期医療の集約化で妊婦への支援を検討 厚労省

 ハイリスクの分娩以外も含む周産期医療の集約化の検討に向けて、厚生労働省は23日、妊婦の移動に伴う負担の増加などへの対応を論点として「小児医療・周産期医療の提供体制に関するワーキンググループ」(以下、WG)に提示した<doc22238page34>。遠方の医療機関で分娩することへの不安や交通費をはじめとする費用負担などへの支援について、整理が必要だとしている。 出生数の低下に歯止めがかからない中、分娩を取り扱う医療機関も大きく減少している。厚労省によると、2024年の出生数別の市区町村数...

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[医療改革] 医療保険制度改革、「世代内、世代間の公平」で議論 社保審

 社会保障審議会・医療保険部会が23日、「医療保険制度改革」「2026年度診療報酬改定の基本方針」などを議題に開催された。医療保険制度改革では、「世代内、世代間の公平の更なる確保による全世代型社会保障の構築の推進」をテーマに、高齢者医療制度に関する議論が行われた。 世代内、世代間の公平性について、厚生労働省は、若年層との比較における高齢者1人当たりの医療費水準は年々減少傾向にあり、全体的にみると「現役世代との医療費の差が少しずつ縮小している」と報告した<doc22159page19>。 ...