「 2025年10月 」一覧
出産保険適用、改めて反対表明 医会
日本産婦人科医会の石渡勇会長は15日夜の記者懇談会で、出産費用の保険適用に強く反対する姿勢を改めて示した。妊産婦の負担軽減策は必要としつつ、分娩機関の確保に向けた経済支援が急務だとした。 医療機関の......
病院機能評価、新たに37病院を認定 評価機構
日本医療機能評価機構は16日、病院機能評価で新たに37病院(新規5病院、更新32病院)を3日付で認定したと発表した。現在の認定病院数は2168病院となった。●10月3日に認定した37病院(3rdG:......
社保調査会、会長代行に浅野哲氏 国民民主
国民民主党の社会保障調査会は16日、新たな役員人事を決めた。会長は田村麻美氏が続投し、会長代行に浅野哲氏が就く。浅野氏は、衆院厚生労働委員会で理事を務めている。 その他の役員は以下の通り(敬称略)。......
自民との政策協議、対応を執行部に一任 維新
日本維新の会は16日朝、国会内で両院議員総会を開き、連立を視野に入れた自民党との政策協議について、対応を執行部に一任すると決めた。総会後に会見した藤田文武共同代表は、連立入りするかどうかなどの意思決......
日本調剤、上場廃止12月19日を予定
日本調剤は15日、12月19日に上場廃止の予定だと発表した。15日の取締役会で11月18日に臨時株主総会を開き、株主を集約するための株式併合を諮ることを決議した。手続きが承認されれば11月18日から......
【中医協】5成分11品目、22日付で収載へ
中医協は15日の総会で、新医薬品5成分11品目の薬価収載を了承した。収載日は22日。帝人ファーマの副甲状腺機能低下症治療薬「ヨビパス皮下注」(一般名=パロペグテリパラチド)は原価計算方式で薬価算定さ......
【中医協】費用対効果、薬価引き上げの要件明確化へ
中医協の費用対効果評価専門部会は15日、費用対効果評価制度の価格引き上げ要件を明確化する方針で一致した。厚生労働省保険局医療課は「薬価制度上の有用性系加算の要件に関する記載等を参考に、引き上げ要件の......
【中医協】バイジュベックゲル、薬価収載を了承 塗布型遺伝子治療製品
中医協は15日の総会で、クリスタル・バイオテックの塗布型遺伝子治療製品「バイジュベックゲル」(一般名=ベレマゲン ゲペルパベク)の薬価算定を了承した。「栄養障害型表皮水疱症」を効能・効果とする初めて......
維新が自民と政策協議へ、柱に「社保改革」 首相指名の協力視野
日本維新の会の吉村洋文代表と自民党の高市早苗総裁は15日に党首会談し、社会保障改革をテーマに含む政策協議を16日から開始すると決めた。吉村氏は会談後の会見で、「副首都構想と社会保障改革は2本の柱だと......
腹膜透析のバッグ交換、「やむを得ない場合」は家族でも可 厚労副大臣
透析関連の学会や患者会は15日、腹膜透析患者の透析液のバッグ交換について、患者の高齢化などで自身での交換が難しいケースがあるとして、家族による交換も認めてほしいと、厚生労働省に要望した。対応した鰐淵......
がん手術を集約、消化器外科医の処遇改善を 学会、国に要望
日本消化器外科学会(調憲理事長)は15日、将来の消化器外科医の減少も視野に、高度ながん手術を手がける医療機関を集約化すべきだとして、厚生労働省に要望書を提出した。消化器外科医の処遇改善に向け、インセ......
医療の賃上げ5589円、全産業の半分未満 厚労省調査
厚生労働省は14日付で、2025年の賃金引き上げに関する実態調査の結果を公表した。全産業の平均引き上げ額が1万3601円(前年1万1961円)だったのに対し、医療・福祉は半分未満の5589円(687......
必要病床数、「改革モデル」で受療率の低下を反映 厚労省が提案
新たな地域医療構想(新構想)の必要病床数について厚生労働省は、受療率の低下を「改革モデル」として組み込んで算定する方針だ。15日の「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院......