26年度改定、人員基準の「柔軟化」に意欲 林医療課長
厚生労働省保険局の林修一郎医療課長は26日の講演で、2026年度診療報酬改定に向け、「診療報酬上求める人員基準の柔軟化」の議論を進めることに意欲を示した。 日本医師会が開いた社会保険指導者講習会で登......
「 2025年10月 」一覧
24年度決算、病院は経常マイナス0.2％ 8月収集時点、医療部会に報告へ
厚生労働省が27日の社会保障審議会・医療部会に報告する、病院・診療所の経営状況調査の概要が分かった。今年8月末までに収集した2024年度決算の速報値で、病院の平均経常利益率はマイナス0.2％だった。......
国民の理解
先日取材にお邪魔した関東甲信越医師会連合会の医療保険部会で、印象的な場面があった。物価と賃金の急激な上昇によって医療機関経営が苦境に立たされていることを踏まえ、診療報酬の大幅増額を訴える声が相次ぐ中......
少数与党の社保改革、「議論」と「傾聴」でより良きものに
自民党と日本維新の会の連立政権が21日に発足した。両党は、社会保障改革を含む12分野の政策で合意。合意書には、「社会保障全体の改革を推進することで、現役世代の保険料率の上昇を止め、引き下げていくこと......
ケアマネの資格更新、「研修受講」要件を廃止 厚労省が検討
厚生労働省は、ケアマネジャーの5年ごとの資格更新について、研修の受講を要件とした更新の仕組みを廃止する方向で検討している。研修を受けないことで、すぐに資格を失う運用をなくす。ただし、定期的な研修の受......
病床削減の支援、都道府県が可能に 医療法修正、自維公が検討
国会で継続審査となっている医療法改正案を巡って、自民党、日本維新の会、公明党が検討している修正案の概要が分かった。地域の実情を踏まえた病床の削減に向け、都道府県が支援事業を行えることを明記する。病床......
物価・賃金上昇に財政支援訴え 立民ヒアリングで医療関係者
立憲民主党の合同会議は24日、医療機関の経営実態や2026年度診療報酬改定などへの要望について、医療関係者からヒアリングした。物価・賃金上昇に対応可能な診療報酬の引き上げや、補正予算での対応を求める......
消費税問題の議論の場、「中医協から建議を」 日病協
日本病院団体協議会が24日に開いた代表者会議で、控除対象外消費税問題に関する「議論の場」の設置を、中医協から厚生労働大臣に建議することを求める意見が多数上がった。 会議終了後に会見した望月泉議長（全......
【中医協】精神科身体合併症管理加算「対象疾患拡大を」 診療側
中医協総会（会長＝小塩隆士・一橋大経済研究所特任教授）は24日、2026年度診療報酬改定に向けて精神医療を議題にした。診療側委員から「精神科身体合併症管理加算」の対象疾患について、生活習慣病や透析な......
【中医協】敷地内薬局、「除外規定」見直し求める声
中医協総会は24日、2026年度診療報酬改定に向けた個別項目として、敷地内薬局を取り上げた。敷地内薬局が算定する特別調剤基本料A（特A）の除外規定について、見直しを求める意見が出た。 点数が5点で加......
ARI定点、60.20に増 10月6～12日
国立健康危機管理研究機構（JIHS）は24日、2025年第41週（10月6～12日）の「急性呼吸器感染症（ARI）サーベイランス週報」を公表した。全国の定点当たり報告数は60.20で、前週の58.8...
税と社会保障の一体改革で「国民会議」を設置 高市首相が所信
高市早苗首相は24日の所信表明演説で、税と社会保障の一体改革を議論する国民会議を設置すると表明した。「人口減少・少子高齢化を乗り切るためには、社会保障制度の給付と負担の在り方について、国民的議論が必......
感染性胃腸炎3.92に減少 10月6～12日
国立健康危機管理研究機構（JIHS）は24日、感染症週報の第41週（10月6～12日）を公表した。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3.92で、減少に転じた。ただ、過去5年間の同時期の平均と比べて「か......
コロナ定点、2.57に減 10月13～19日
厚生労働省は24日、2025年第42週（10月13～19日）の新型コロナウイルス感染症の発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は2.57で、前週の3.72から減少した。総報告数は9900人で、前...