【中医協】逆ざや解消へ診療側「積極対応を」 支払い側は慎重姿勢
中医協薬価専門部会は19日、医療機関や薬局が卸から医薬品を買う際に、納入価が薬価より高くなる「逆ざや」について議論した。診療側からは、個別品目の特性などを考慮し積極的な対応が必要だという意見が相次い......
「 2025年11月 」一覧
高次脳機能障害、今国会で支援法を 超党派議連、日程が課題
与野党で調整してきた議員立法の「高次脳機能障害者支援法案」について、超党派の議員連盟が19日、国会内で集会を開き、この臨時国会での成立に意欲を示した。法案内容には主要各党が賛成している。成立させるに......
OTC類似薬、「慎重な議論を」 立民のヒアリングで
立憲民主党の社会保障改革総合調査会（長妻昭会長）と厚生労働部門会議（小西洋之部門長）の合同会議は19日、OTC類似薬の保険適用見直しについて、有識者や影響を受ける当事者に意見を聞いた。出席者からは、......
【中医協】「休日・時間外・深夜加算1」、要件緩和に賛否
中医協総会は19日、2024年度診療報酬改定で算定要件が見直された、手術の休日・時間外・深夜加算1を議題にした。厚生労働省は、チーム制を選択した場合の算定要件である「緊急呼び出し当番医師の翌日は休日......
医療法の審議、7カ月ぶりに再開 修正案は後日
国会で継続審査になっていた、厚生労働省提出の医療法修正案は19日、7カ月ぶりに審議が再開した。この日、衆院厚生労働委員会で審議入りし、21日以降に実質的な議論を行う。自民党・日本維新の会・公明党の修......
【中医協】特定機能病院、入院基本料の「段階評価」で各側一致
中医協総会（会長＝小塩隆士・一橋大経済研究所特任教授）は19日、現在は一本化されている特定機能病院入院基本料の点数を、役割に応じた段階的な評価に見直すことで、診療側と支払い側が一致した。次期診療報酬......
【中医協】感染対策向上加算1、微生物検査室の要件化に懸念 診療側
19日に開かれた中医協総会では、2026年度診療報酬改定に向けた個別項目として、感染症対策を取り上げた。感染対策向上加算1の「微生物学的検査室の要件化」について診療側から懸念が出た。 感染対策向上加......
大分火災、被災者の要介護認定は「柔軟に」【無料】
大分市で発生した大規模火災を受けて、厚生労働省老健局は19日、他の市町村に避難した人が介護サービスを必要とする状態になった場合の取り扱いを事務連絡で周知した。要介護認定などの事務を避難先の市町村が代......
提供体制確保へ、在支診・在支病以外も「連携を」 厚労省WG
厚生労働省の「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ（WG）」（座長＝野口晴子・早稲田大政治経済学術院教授）は19日、在宅医療を24時間提供することが困難な地域の増加が見込まれること踏......
外来データ提出加算など、算定不可施設を公表 厚労省
厚生労働省保険局医療課は19日までに、データの提出に遅れなどがあったとして、外来データ提出加算など3項目を、来月以降算定できなくなる医療機関を公表した。 公表した医療機関数は、以下の通り。▽外来デー......
大分の火災被災者、マイナ保険証なしで受診可【無料】
厚生労働省保険局医療課は19日付の事務連絡で、大分市で発生している大規模火災の被災者について、保険医療機関でマイナ保険証や資格確認書を提示できない場合でも、氏名や生年月日、連絡先などを伝えれば、保険......
医療経営士2級、58人が合格 3級は444人
日本医療経営実践協会は19日、第30回「医療経営士2級」の資格認定試験に58人が合格したと発表した。合格率は18.7％。累計合格者は2937人。 第46回「医療経営士3級」資格認定試験は444人が合......
高用量インフルワクチン、定期接種に追加へ 対象は75歳以上
厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会「予防接種基本方針部会」は19日、高齢者対象の高用量インフルエンザワクチンについて、定期接種に追加する方針を了承した。対象者は75歳以上とした。 来......
RSVの母子免疫ワクチン、定期接種化「了承」 来年度実施
厚生労働省の予防接種基本方針部会は19日、小児のRSウイルス（RSV）感染症予防に関し、母子免疫ワクチンを定期接種化する方針を了承した。RSV感染症を予防接種法上の「A類疾病」に位置付ける方向性も了......
［診療報酬］ 働き方改革など議論、生成AIの活用なども 中医協・総会
11月19日の中央社会保険医療協議会・総会では、入院（その6）を議題に、▽特定機能病院入院基本料▽医師の診療科偏在▽働き方改革▽地域加算▽病院薬剤師－について議論した。 「地域医療体制確保加算」を届け出ている医療機関の勤務環境改善の取り組み状況や、時間外・休日労働時間の減少を踏まえ、同加算での年度毎の時間外・休日労働時間の上限基準の漸減について、今後の在り方をどのように考えるか、意見を求めた<doc22437page45>。 また、医師事務作業補助で、生成AIを活用した文書作成補助シス...
［診療報酬］ 26年度診療報酬改定、小児・周産期医療で議論 中医協・総会
中央社会保険医療協議会は11月19日、個別事項（その8）を議題に、小児・周産期医療などについて、事務局が論点を示して議論した。 母体・胎児集中治療室については、論点として▽母体・胎児集中治療室でオンコールによる対応を行う医師が速やかに診察を開始できる現状等を踏まえ、「母体・胎児集中治療室管理料」の専任医師配置要件について、「周産期医療の体制構築に係る指針」の「MFICUに求められる事項」に即して見直すこと▽「周産期医療の体制構築に係る指針」では、周産期母子医療センターに求められる事項として、地域・...