病床数適正化、参考人質疑で俎上に 衆院厚労委
新たな地域医療構想（新構想）や医師偏在是正策などを盛り込んだ医療法改正案を巡り、衆院厚生労働委員会は25日、参考人を招いて質疑を行った。病床削減の意向を示した医療機関に1床当たり約410万円を給付す......
「 2025年11月 」一覧
休日加算1、要件緩和の要望相次ぐ 林医療課長は「引き続き議論」
日本臨床外科学会は22日、東京都内で学術集会を開いた。プログラムの一つとして、外科系学会社会保険委員会連合と共催で行ったシンポジウムでは、手術の休日・時間外・深夜加算1（休日加算1）について、医療機......
「病院船」人材育成に注力 防災相、大規模災害時
赤間二郎防災担当相は25日の記者会見で、大規模災害時にけが人を海上で治療できる「病院船」を巡り、活動する医師や看護師らの人材育成に注力する考えを示した。災害派遣医療チーム（DMAT）などから人材を確......
補正予算案28日に閣議決定 官房長官
木原稔官房長官は25日の記者会見で、政府がまとめた経済対策を受けて編成する2025年度の補正予算案を28日に閣議決定する予定だと明らかにした。 政府は物価高対応として子ども1人当たり2万円を給付し、......
［医療改革］ 基幹インフラに医療分野を追加へ、サイバー攻撃に対応 社保審
厚生労働省は11月25日に社会保障審議会医療部会を開き、基幹インフラ制度への医療分野の追加について議論した。事務局は対象医療機関の範囲について特定機能病院を念頭に指定することや、特定重要設備については電子カルテなどに関連する設備から指定する方向で引き続き精査することを提案した。今後更に議論を深める<doc22532page4><doc22532page5>。 近年、医療機関がサイバー攻撃などを受けてシステムに影響が生じる事案が発生しているが、医療機関では、更なる医療DXの推...
［社会福祉］ 障害福祉サービス、制度の持続可能性確保で意見求める 厚労省
厚生労働省は25日に開催された、障害福祉サービス等報酬改定検討チームに「2024年度報酬改定後の動向」に関する資料を提示した。厚労省は、障害福祉サービス等の総費用額伸び率が23年度から24年度にかけて大幅な増加がみられるとして、制度の持続可能性を論点に同検討チームに意見を求めた<doc22522page3>。 厚労省の資料によると、障害福祉サービス関係予算額は19年間で約4倍に増加し、対前年度の伸び率は、23年度：＋6.1％、24年度：＋5.9％、25年度：＋5.2％で、5％台から6％...
病院機能評価、新たに33病院を認定 機能評価機構
日本医療機能評価機構は20日、病院機能評価で新たに33病院（新規5病院、更新28病院）を7日付で認定したと発表した。現在の認定病院数は2170病院となった。●11月7日に認定した33病院（3rdG：......
モデル事業で「病院地域支援室との関係強化」 兵庫県薬
兵庫県薬剤師会の吉田太郎副会長は21日の会見で、厚生労働省の今年度予算事業である「地域医薬品提供体制構築推進事業」は、横展開するモデル事業を行う「B申請」で実施する考えを示した。具体的には地域薬剤師......
医師会立と健保組合立を統合、島内の透析継続 広島県・尾三区域
地域医療構想の実現に向けた重点支援区域に2度目の選定を受けた広島県の尾三構想区域では、因島医師会病院と、カナデビア健康保険組合（旧・日立造船健康保険組合）因島総合病院を、2026年4月に統合する。因......