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[医療提供体制] かかりつけ精神科医機能の議論を開始 厚労省

 厚生労働省は3日、「精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会」で、社会資源を活用し、患者に必要な支援を多職種で提供するケースマネジメントや緊急時の対応なども含めた「かかりつけ精神科医機能」についての議論を開始した。藤井千代構成員(国立精神・神経医療研究センター地域精神保健・法制度研究部長)は、都市部を中心に増加傾向にある診療所の在り方に関する検討が必要だと指摘した。 かかりつけ精神科医機能を巡っては、厚労省の「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に係る検討会」が2021年3・・・...

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[医療改革] 薬局機能情報の報告先は開設許可権者に、法改正へ 厚労省

 厚生労働省は3日、薬局機能情報の報告先を薬局開設の許可権者と統一する案を厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会に示し、おおむね了承された。厚労省はまた、薬局から提供された情報を国に報告することを都道府県や保健所設置市、特別区に求める<doc17009page3>。 ただ、業務が煩雑になるのを避けるため、医療機関等情報支援システム(G-MIS)で報告を閲覧できる場合は都道府県や保健所設置市、特別区から国に報告を行ったと見なすことでも合意した<doc17009page3>。いず...

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[医療改革] 健康サポート薬局、認定制度導入へ 厚科審部会で了承

 厚生労働省は3日、都道府県知事などへの届け出を行うことにより表示が可能な「健康サポート薬局」の仕組みに認定制度を導入する案を厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会に示し、了承された<doc17008page6>。健康サポート薬局の機能や取り組みの質を継続的に確保することが狙い。 厚労省ではまた、健康サポート薬局を法令に規定し、「名称独占」とする<doc17008page6>。これにより必要な機能を持つ薬局を地域住民が主体的に選択できるようにしたい考え。 同部会では、認定制度...

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[医療提供体制] 高額レセプト20%増の2,156件、23年度 健保連

 1カ月の医療費が1,000万円以上の「高額レセプト」の件数が、2023年度は過去最多の2,156件だったことが健康保険組合連合会の集計で分かった。前年度から約20%増え、2014年から9年連続で最多を更新した<doc17087page2><doc17087page3>。 特に小規模な健保組合では、高額なレセプトが数件発生すると存続が危ぶまれる財政影響が生じる恐れがあるといい、健保連では、自己負担限度額の見直しなどの制度改正が必要だとしている。 高額レセプトの件数は健保連が毎...

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[医療提供体制] 健保組合の過半数が赤字見込み、23年度決算 健保連

 健康保険組合連合会は3日、2023年度の決算で1,380組合の52.6%が赤字になる見込みだと発表した<doc17050page4>。高齢者拠出金が大幅に増え、健保組合全体での経常収支は1,367億円の赤字になる見通し<doc17050page3>。 佐野雅宏会長代理はこの日開いた記者会見で、現役世代の負担を軽減するため、所得が少ない人に配慮した上で、後期高齢者(75歳以上)のうち79歳までの窓口負担を原則2割にするなど、制度の見直しを求めた。 健保連の決算見込みによると、...

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父との平穏な生活を取り戻すまで 高齢親の囲い込み問題と後見人トラブル【介護のほんね相談事例ファイル No.002 前編】

介護のほんね入居相談室には、老人ホームを探す方から日々多くの相談が寄せられています。実際に介護のほんねを利用して入居先を見つけた方に、相談の経緯や入居の決め手、入居後の生活について話を聞く「介護のほんね相談事例ファイル」。第2回となる今回は、実姉や後見人とのトラブルを乗り越えて、父親との平穏な暮らしを取り戻した山本さん(仮名)の体験談を前後編でご紹介します。...

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[社会福祉] 生活保護の被保護者調査 24年7月分概数 厚労省

 厚生労働省は2日、2024年7月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り<doc17149page1>。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):201万3,327人(前年同月比7,365人減・0.4%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):165万4,044世帯(3,552世帯増・0.2%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない)▽高齢者世帯/90万9,721世帯(1,192世帯減・0.1%減)▽高齢者世帯を除く世帯/73万5,573世帯(4,571世帯...

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[社会福祉] 障害福祉職の賃上げ率3.18%、他産業と大きな開き 3団体調査

 日本知的障害者福祉協会など3団体が行った調査によると、会員1,343事業所の2024年度の賃上げ率は3.18%(前年度比1.14ポイント増)で、連合がまとめた24年の春闘の引き上げ率(5.10%)と1.92ポイントの開きがあった<doc17147page1><doc17147page2>。 3.18%のうちベースアップ分は1.66%で、前年度を0.80ポイント上回った。賃上げ額は7,779円(前年度比58.8%増)、ベア分は4,063円(96.1%増)だった<doc1...

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[医療提供体制] ドラッグ「ラグ・ロス」解消へ環境整備が必要 福岡厚労相

 福岡資麿厚生労働大臣は2日の就任会見で、海外で承認されている医薬品について日本での開発が遅れているドラッグ・ラグや、日本で開発もされていないドラッグ・ロスの問題を解消するため、創薬でのイノベーションを推進することも極めて重要だとし、「環境整備にも努めていく必要がある」と述べた。 また、医薬品産業を成長産業の1つとして捉え、日本の今後の成長を担う基幹産業の1つとしていくためにも、製薬企業やアカデミア、政府などが相互に協力して創薬に取り組む「エコシステム」の構築を進めていく考えも示した。 1・・・...

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[医療提供体制] 小児慢性特定疾病に13疾病追加へ、25年度から

 社会保障審議会・小児慢性特定疾病対策部会は9月25日から10月1日にかけて持ち回りで会合を開き、2025年度から適用する小児慢性特定疾病に13疾病を追加することを了承した<doc17133page1><doc17135page1>。 新たに加わるのは、▽乳児発症STING関連血管炎▽遺伝性高カリウム性周期性四肢麻痺▽遺伝性低カリウム性周期性四肢麻痺▽非ジストロフィー性ミオトニー症候群▽限局性皮質異形成▽脊髄空洞症▽先天性食道閉鎖症▽シャーフ・ヤング(Schaaf-Yang)...

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[経営] 医療・福祉分野の就業者数は910万人 労働力調査8月分・総務省

 総務省は1日、2024年8月分の「労働力調査(基本集計)」を発表した。詳細は以下の通り(完全失業者数以下はすべて産業全体の数値)<doc17148page1>。●就業者数▽産業全体:6,815万人(前年同月比42万人増)▽医療・福祉:910万人(2万人減)●完全失業者数/175万人(11万人減)●非労働力人口/3,994万人(62万人減)●完全失業率(季節調整値)/2.5%(対前月比0.2ポイント減)・・・...

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[経営] 医療・福祉の新規求人数は21万6,200人 一般職業紹介状況・厚労省

 厚生労働省は1日、「一般職業紹介状況」(2024年8月分)を公表した。詳細は以下の通り。●有効求人倍率(季節調整値):1.23倍(前月比0.01ポイント減)<doc17114page1>●新規求人倍率(季節調整値):2.32倍(前月比0.10ポイント増)<doc17114page1>●産業別(医療・福祉)新規求人状況<doc17114page5>▽全体/21万6,200人(対前年同月比1.4%減)、うちパートタイム・9万8,385人(2.7%減)▽医療業/6万4...

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[人事] 石破新内閣の閣僚名簿を発表、厚労相に福岡資麿氏

 政府は1日、石破新内閣の閣僚名簿を発表した。厚生労働大臣に福岡資麿参院議員を起用した。 福岡氏は慶応義塾大学を卒業した後、三菱地所に入社。2005年の衆院選挙で初当選した後、10年の参院選に佐賀県選挙区から出馬し、当選した。現在3期目。自民党の厚生労働部会長や政務調査会長代理のほか、内閣府副大臣などを務めた。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。石破内閣 閣僚名簿・・・...

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[救急医療] 24年9月23日-9月29日の熱中症による救急搬送は464人

 消防庁が1日に公表した9月23日-9月29日の「熱中症による救急搬送人員(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員は464人<doc17016page1>。前年同時期(793人)と比べ329人減少した<doc17016page2>。4月29日からの累計は9万7,150人<doc17016page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)3人(0.6%)、少年(7歳以上18歳未満)67人(14.4%)、成人(18歳以上65歳未満)...

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[経営] 主要貸付利率 10月1日付で改定 福祉医療機構

 独立行政法人福祉医療機構は10月1日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定した。詳細は以下の通り(p1~p5参照)。【医療貸付の固定金利】<doc17014page1>●病院の新築資金・甲種増改築資金▽10年以内/0.800%▽10年超-12年以内/0.900%▽12年超-13年以内/1.000%▽13年超-15年以内/1.100%▽15年超-16年以内/1.200%▽16年超-18年以内/1....

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【感染症アラート・本格的な流行】手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)など3つ(感染症・予防接種ナビ)

 感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

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【10月に注意してほしい感染症!】マイコプラズマ肺炎本格流行時期に… 劇症型含む溶連菌感染症の動向に注意 医師「梅毒の急激な増加、気がかり」(感染症・予防接種ナビ)

2024年10月に注意してほしい感染症について、大阪府済生会中津病院の安井良則医師に予測を伺いました。流行の傾向と感染対策を見ていきましょう。 ◆【No.1】マイコプラズマ肺炎 最も注意して頂きたい...

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【感染症ニュース】手足口病疑い31歳 手に数個の発疹・口内炎・38℃発熱… 手足口病全国定点8.03(9/9-15) 医師「東日本など高い値」(感染症・予防接種ナビ)

国立感染症研究所の2024年第37週(9/9-15)速報データによると、手足口病の全国の定点当たり報告数は8.03。前週と比較すると約12%増加しています。都道府県別にみると、宮城県(15.27)・山

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[医療提供体制] 22年度、医師の紹介手数料平均98.4万円 厚労省

 厚生労働省の集計によると、医療機関や介護施設などの求人者が職員を採用するため職業紹介事業者に支払う2022年度の平均手数料が、医師では1件当たり98.4万円に上った。看護師や准看護師は63万円、施設介護や訪問介護の職員では54.6万円だった。厚労省では、事業所ごとの常用就職件数(無期雇用または4カ月以上の期間を定めて雇用される職員)とそれに係る手数料の総額から平均手数料を算出した<doc17041page2>。 1件当たりの職種別の手数料額を全国10ブロックごとに見ると、医師で最も大き...