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[感染症] 全国報告数4万3,267人、前週から3,972人増 新型コロナ

 厚生労働省は8月30日、2024年第34週(8月19日-8月25日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は4万3,267人で前週から3,972人の増加となった<doc16464page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc16464page2>▽定点当たり(全国):8.80▽報告数(全国):4万3,267人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):北海道/2,530人、愛知県/2,143人、埼玉県/2,131人●新型コロナウイルス感染症による入院...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 9月2日-9月7日

 来週9月2日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。9月2日(月)15:00-17:00 第35回 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会18:00-20:00 第15回 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議9月3日(火)未定 閣議9月4日(水)13:00-15:00 第17回 高齢者の保健事業のあり方検討ワーキンググループ13:00-17:00 第22回 匿名医療情報等の提供に関する専門委員会16:00-18:00 第36回 厚生科学審議会...

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[医療提供体制] 医療・介護分野のDX推進へ、税制措置を要望 厚労省

 厚生労働省は30日、2025年度の税制改正に向けた要望をまとめ公表した。医療や介護分野でのDXの推進に伴う税制上の措置を講じることなどを盛り込んだ<doc16458page4>。25年度税制改正のメニューは、与党の税制調査会が年末にまとめる。それを見据えて厚労省は、税制改正の要望を財務省と総務省へ提出する方針。 政府が6月に閣議決定した「骨太方針2024」には、医療データを活用して医療のイノベーションを促進するため医療・介護DXを確実に推進することを明記した。これを踏まえ厚労省では、全...

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[介護] 認知症チームケア推進加算、研修の要件を厚労省が再周知

 2024年度介護報酬改定で新設された「認知症チームケア推進加算(I)」の研修について、厚生労働省は、「認知症介護指導者養成研修」と「認知症チームケア推進研修」の両方の修了を要件としていると都道府県などに改めて周知した。一方、同加算(II)の算定要件となる研修は、「認知症介護実践リーダー研修」と「認知症チームケア推進研修」の両方を指すとしている<doc16607page3>。 厚労省では3月18日に出した通知で同様の解釈を示したが、8月29日付の24年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol...

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[予算] 25年度予算概算要求、高度医療人材養成事業に50億円計上 文科省

 文部科学省は2025年度予算の概算要求で、新規事業として「高度医療人材養成事業」を盛り込み、50億円の経費を計上した。各大学病院が置かれている実情を踏まえた医療人材養成プログラムの実施に必要な最先端医療機器の導入を支援するとともに、医療人材養成・地域貢献機能のさらなる高度化を図っていく<doc16551page84>。 また、「医学系研究支援プログラム」に26億円を計上し、研究者の研究活動と、研究時間の確保などとを一体的に支援する<doc16551page84>。 医学系の...

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[診療報酬] RSウイルスの抗体製剤「ニルセビマブ」投与で疑義解釈

 厚生労働省は、2024年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その11)を地方厚生(支)局などに送付した。今回の疑義解釈は8月29日付。厚労省はその中で、5月に薬価収載されたRSウイルス感染症の抗体製剤「ニルセビマブ」を投与している場合、「小児科外来診療料」は算定しないとする取り扱いを示した<doc16462page2>。 小児科外来診療料は、抗体製剤「パリビズマブ」を投与している場合には算定しないこととされており、ニルセビマブも同様に扱うとしている。また、感染症免疫学的検査「24RSウイルス...

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[医療機関] 機能評価の認定総数2,073病院、新規11病院 医療機能評価機構

 日本医療機能評価機構は8月29日、8月23日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。今回認定されたのは26病院(新規11病院、更新15病院)。認定総数は、前回から3病院増加し2,073病院となった<doc16533page1>。 継続認定回数1回の新規認定病院として、▽医療法人社団嬉泉会 春日部嬉泉病院(埼玉県)▽医療法人社団淳英会 おゆみの中央病院(千葉県)▽医療法人社団六心会 恒生かのこ病院(兵庫県)▽医療法人尽心会 亀井病院(徳島県)▽社会医療法人柏葉会 柏葉脳神経外科病院...

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[診療報酬] 地域包括医療病棟「転換しない」73.9% 関係団体調査

 地域包括ケア推進病棟協会が行った調査によると、2024年度の診療報酬改定で新設された「地域包括医療病棟」に転換する意向を6月の時点で示したのは回答があった142病院のうち8病院(5.6%)にとどまり、「転換しない」が105病院と73.9%を占めた。「検討中・未定」は29病院(20.4%)だった。 「転換する」と答えた8病院のうち、1病院はすでに転換していた。また、「転換しない」と答えた105病院のうち、いったん検討して転換しない方針を決めたのは52病院(105病院の49.5%)だった。 調査は、地...

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[診療報酬] 特定疾患処方管理加算、児童思春期支援指導加算などで疑義解釈

 厚生労働省は8月29日付で、2024年度診療報酬改定に関する疑義解釈資料「その11」を地方厚生(支)局などに送付した。同疑義解釈では医科診療報酬における「特定疾患処方管理加算」「児童思春期支援指導加算」などに関するQ&Aを掲載し適切な運用を促している<doc16462page1>。 「生活習慣病管理料」(I)および(II)を算定した月に、その算定日とは別の日に同一患者に「特定疾患処方管理加算」を算定することは「できない」との解釈を示した。「特定疾患処方管理加算は特定疾患療養管理料におけ...

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[医療提供体制] サイバーセキュリティ対策、令和6年度研修の受付開始

 厚生労働省は29日、医療機関向けサイバーセキュリティ対策研修の受付を「医療機関向けセキュリティ教育支援ポータルサイト」(MIST)にて開始した。 令和6年度研修では、「経営者向け研修」「システム・セキュリティ管理者向け研修」「初学者・医療従事者向け研修」が実施される。さらに、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストに基づいた立入検査に備える「導入研修-立入検査対策コース-」も行われる。実施方法はオンライン開催で、受講料は無料。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。・・・...

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[健康] 「たばこ習慣的に吸っている」男性31.4%、女性10.4% 健保組合

 健康保険組合連合会が行った特定健診の「問診回答」に関する調査(2022年度)によると、「現在、たばこを習慣的に吸っている」と答えた人の割合は男性31.4%、女性10.4%だった。年代別では、男性は「40-44歳」と「45-49歳」が共に34.0%で最高だった。たばこを吸う男性の割合は50歳以上では年代につれて下がり、「70-74歳」では17.1%だった<doc16632page12>。 これに対して女性は「45-49歳」の11.3%が最高で、男性と同様、50歳以上では年代につれて下がっ...

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[医薬品] 新たに12医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省

 厚生労働省は8月28日付で、希少疾病用医薬品として新たに12医薬品の指定と2医薬品の指定取消しについて、各都道府県衛生主管部(局)長などに通知した。 指定取消しとなったのは、「odevixibat」(ジェダイトメディスン)、「fampridine」(バイオジェン・ジャパン)の2医薬品。これらの医薬品は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」第77条の5および同法第77条の6第1項の規定により指定が取り消された<doc16627page1>。 また、同法第77...

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[医療提供体制] 一般病院の経営悪化、「崩壊」危惧する声 四病協

 四病院団体協議会の総合部会が8月28日に開かれ、日本病院会の相澤孝夫会長は部会後の記者会見で、一般病院の経営悪化の深刻さを指摘する声が挙がったことを明らかにした。「このままだと病院の崩壊が起きかねない」と危惧する声もあったという。 各団体が合同で実施している病院経営の調査結果(第1報)が9月中旬にもまとまる見通しで、それも見極めて対応を話し合う。相澤氏は、入院患者に提供する食事代の実態を調べる必要があるという考えを示した。 厚生労働省は8月26日、一般病院の医業利益率が2010年度から22年度にか...

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[開催案内] 能登半島地震をテーマに被災地に寄り添う医療支援でシンポ開催

 日本医師会は9月21日に「地域に根差した医師会活動プロジェクト」の第3回シンポジウムを開催する。1月1日に発生した能登半島地震をテーマに、被災地に寄り添った医療支援とはどのようなものかについて講演する<doc16497page1>。 ほかに、日医災害医療チーム(JMAT)の具体的な活動内容や、統括JMAT、JMAT隊員医師、被災地の診療所の医師、近接する県の医師会など、さまざまな立場での活動や支援について発表が行われ、ディスカッションも行う<doc16497page2>。 ...

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[健康] 男性の肥満31.7%、10年で有意に増加 国民健康・栄養調査

 厚生労働省が8月28日に公表した2022年「国民健康・栄養調査」の結果によると、20歳以上の男性のうち肥満の人の割合は31.7%だった<doc16498page10>。19年に行った前回の調査(33.0%)を下回ったが、特に16年以降は30%台前半で推移しており、同省では、この10年間で有意に増加したとしている<doc16498page10>。 肥満は、身長と体重から割り出すBMIが「25以上」と定義され、22年の調査で、20歳以上の女性は21.0%が該当した。19年の22...

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[予算] 25年度予算概算要求、社会保障費32.4兆円 厚労省

 厚生労働省は28日、2025年度予算の概算要求を固めた。一般会計の要求額は過去最大の34兆2,763億円で、他省庁への移管分を除く24年度当初予算から4,574億円増加。このうち、医療や介護など社会保障費に32兆4,375億円を計上した<doc16435page2>。高齢化などに伴う社会保障費の自然増は4,100億円となる<doc16435page4>。 重点的な要求事項の1つが、全世代型社会保障の実現に向けた保健・医療・介護の構築。それに向けて厚労省は、地域包括ケアシステ...

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[医療提供体制] デジタル行財政改革、電子処方箋の導入が低調な都道府県では医療機関等への個別の働きかけも

 政府の「デジタル行財政改革会議」が医療分野でのデジタル力の積極的な活用を促している。6月の「取りまとめ2024」では、電子処方箋の導入促進、リフィル処方・長期処方の活用推進、オンライン診療・遠隔診療の拡充を明記した(p1参照)。◆医療DXは工程表に基づき着実な推進を デジタル行財政改革は、急激な人口減少社会への対応として、利用者起点で行財政のあり方を見直し、デジタルを最大限に活用して公共サービスの維持・強化と地域経済の活性化を図り、社会変革を実現することが目的。岸田政権がその司令塔として20・・・...

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[医薬品] 高脂血症用剤など「使用上の注意」の改訂を指示

 厚生労働省は8月27日付けで「高脂血症用剤」などについて、添付文書の「使用上の注意」の改訂を指示する通知を日本製薬団体連合会に送付した<doc16567page1>。 高脂血症用剤「ペマフィブラート」では「重大な副作用」を新設し「肝機能障害、黄疸」を記載した。 今回、使用上の注意改訂の指示があったのは以下の医薬品。▽抗てんかん剤/精神神経用剤「バルプロ酸ナトリウム」<doc16567page2>▽その他の中枢神経系用薬「ミロガバリンベシル酸塩」<doc16567pag...