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[予算] コロナ5類移行後の定点報告に3千万円計上 東京都補正予算案

 東京都財務局は19日、2023年度の補正予算案を公表した。「新型コロナウイルス感染症対策」について、5類移行後の都の対応方針に基づき、平時の医療体制への円滑な推進や感染拡大時に機動的に対応できる体制を確保する<doc9252page1>。 今回の補正予算の規模は2,219億円で、コロナ対策(2,024億円)が全体の9割超を占めている<doc9255page1>。5類移行後の対応については、コロナ発生情報の定点報告に要する経費として3,000万円を計上<doc9252p...

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[診療報酬] データ提出加算、42病院が届け出れば算定可能に 厚労省

 厚生労働省は19日、データ提出の実績が認められた42病院について診療報酬の「データ提出加算」に係る届け出を行えば同加算を算定できると地方厚生局などに通知した。月内に届け出た場合、6月からの算定を認める<doc9257page1>。 一方、既に届け出ている別の36病院はデータの提出に遅延などが認められたため、同月に算定できないことも周知した<doc9256page1>。・・・...

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[医療改革] オンライン診療の場所、緩和の再検討を要請 規制改革推進会議

 規制改革推進会議の「医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ」は19日、オンライン診療を受ける場所に関するルールの見直しを厚生労働省に改めて求めた。デジタル機器に詳しくない高齢者なども利用しやすくするため。内閣府の規制改革推進室によると、近く取りまとめる答申に盛り込むことも視野に引き続き調整する。 オンライン診療の適切な実施を促すための厚労省の指針では、患者がオンライン診療を受ける場所を病院や診療所などの「医療提供施設」か、自宅や養護老人ホームなど「患者の居宅等」に限定している。これ・・・...

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[感染症] 感染症週報 23年第17週・第18週合併号を公表 国立感染症研究所

 国立感染症研究所は19日、「感染症週報第17週(4月24日-4月30日)」と「第18週(5月1日-5月7日)」の合併号を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。●第17週<doc9230page6><doc9230page29>▽インフルエンザ/2.24(前週2.51)/前週から減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い▽RSウイルス感染症/1.08(1.12)/前週から減少▽咽頭結膜熱/0.32(0.26)/3週連続で増加▽A群溶血性レ...

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[感染症] 新型コロナ定点把握を5類変更後初めて公表 厚労省

 厚生労働省は19日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に変更されてから初めて新規患者数の発生状況を公表した。発生状況の把握は、変更前の「全数」から全国約5,000カ所の指定医療機関が報告する「定点」に移行し、毎週月曜からの1週間分を翌週の金曜日に都道府県ごとに公表する形へと切り替えられた<doc9229page1>。 今回公表されたのは2023年第19週(5月8日-5月14日)分の発生状況。それによると全国の定点医療機関当たりの患者報告数は2.63人で、都道府県別で最も多か...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 5月22日-5月27日

 来週5月22日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。5月22日(月)16:00-18:00 第28回 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム5月23日(火)未定 閣議17:00-19:00 第13回 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会5月24日(水)10:00-12:00 第63回 厚生科学審議会 疾病対策部会 臓器移植委員会13:00-15:00 第32回 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会5月25日(木)13:0...

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[医薬品] 2023年4月分貿易統計(速報) 財務省

 財務省は18日、2023年4月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額<doc9307page3><doc9307page5>▽総額/1,115億円(前年同月比16.2%増)▽米国/449億円(47.7%増)▽EU/117億円(14.5%減)▽アジア/370億円(45.6%増)▽中国/142億円(39.7%増)●輸入額<doc9307page4><doc9307page13>▽総額/3,781億円(14....

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[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比39人減の188人 厚労省

 厚生労働省は18日、2023年5月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。23年1月1日-4月30日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り<doc9308page1><doc9308page2>。【死亡災害】●死亡者数:188人(前年同期比39人減・17.2%減)●事故の型別発生状況▽墜落・転落/46人▽はさまれ・巻き込まれ/44人▽交通事故(道路)/34人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:4万4,976人(3,310人減・6.9%減)●事故の型別発生状況▽その...

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[診療報酬] コロナ入院調整業務、外部への依頼は報酬算定不可 厚労省

 厚生労働省は、医療機関が都道府県や医療関係団体、外部の業者などに新型コロナウイルス感染患者の入院調整業務を依頼した場合は、入院調整に係る診療報酬の算定を認めないとする疑義解釈資料を示した<doc9227page3>。 新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に変更された8日以降、以前は行政が担ってきた新型コロナ患者の入院調整を医療機関が行った場合に救急医療管理加算1として950点の算定を、厚労省が特例的に認めている。 診療情報を示す文書を添えて入院先に患者を紹介し、診療情報提供料Iを算定...

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[診療報酬] 医療用麻薬対応の薬局への配慮を改定議論で検討 意見交換会

 自宅や高齢者施設等で緩和ケアが行われる際に薬局が麻薬調剤に対応することが求められているが、18日に開かれた2024年度の診療報酬・介護報酬の同時改定に向けた意見交換会では委員から、法令上の規制を遵守し夜間や休日対応を行うにあたってかなりの負担が発生しているとして配慮を求める声が上がった。 中央社会保険医療協議会と社会保障審議会・介護給付費分科会による意見交換会では、人生の最終段階における意思決定支援をテーマに話し合われた。患者の希望する緩和ケアに必要な薬剤について、質の確保や安全性、また円・・・...

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[診療報酬] 訪問看護に特定行為研修修了者の配置促進を 意見交換会で

 2024年度に行われる診療報酬と介護報酬の同時改定に向けて関係者による3回目の意見交換会が18日開かれ、厚生労働省は、40年ごろにかけて増加が見込まれる訪問看護のニーズに対応するため、質の向上を進める必要があるという認識を示した<doc9219page7>。意見交換では、特定行為研修を修了するなど、高い専門性を身に付けた看護師の配置への評価を求める意見が複数あった。 また、厚労省の集計では、看護職員が少ない訪問看護ステーションほど24時間対応を行わない割合が高まる傾向にあることが明らか...

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[医療提供体制] 人生最終段階の医療、医師2割「話し合いほとんど行わず」

 人生の最終段階における医療・ケアに関する患者・利用者との話し合いの実施状況について、厚生労働省の調査で、医師の2割超が「ほとんど行っていない」と回答していることが分かった<doc9217page4>。18日に開かれた中央社会保険医療協議会と社会保障審議会・介護給付費分化会による意見交換会で示された。 厚労省のガイドラインでは、医療・ケアを受ける本人が医療・介護従事者などのチームと十分話し合い、本人による意思決定を基本に、人生の最終段階における医療・ケアを進めることが最も重要な原則だとし...

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【感染症ニュース】茨城・東京で麻しん患者発生 国内では麻しんワクチンの接種率が低下 ワクチン接種を忘れず!(感染症・予防接種ナビ)

◆4月下旬、茨城県で麻しん患者が1名発生  4月27日、茨城県は海外渡航歴のある県内居住者(30代男性・日本国籍)の麻しん陽性が確定したと発表しました。男性は4月14日にインドから帰国、21日に発熱や...

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ウエアラブルデバイスで運転者の健康状態を把握、NECがタクシーの安全運転を支援(ニュース)

 NECがウエアラブルデバイスを活用し、タクシー乗務員の健康状態や運転状況を可視化する実証に取り組んだ。大和自動車交通、日本交通と共同で、乗務員が装着したデバイスを通じて連続的に測定する脈拍数などのデータから、快不快度や覚醒度などを分析する。NECが2023年4月27日に発表し、実証の結果長い時間運転していると周期的に眠気の強弱が発生することが確認できたという。 実証実験は2023年1月から4月に......

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富士通・京大・医療ベンチャー、因果関係を発見するAIでがん創薬を加速する実証(ニュース)

 富士通と京都大学、がん創薬の医療ベンチャーであるChordia Therapeutics(神奈川県藤沢市)は2023年5月17日、富士通のAI(人工知能)技術をがん創薬に活用する実証実験を同日に開始したと発表した。2024年4月30日までの実施を予定する。 がんの新薬候補を評価する際に、どのようなバイオマーカー(生物学的指標)が臨床試験の成功確率を高めて開発期間を短縮できるかを、富士通が開発した......

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[医薬品] 新医薬品11成分17品目の薬価収載を了承 中医協・総会 厚労省

 中央社会保険医療協議会・総会は17日、新医薬品11成分17品目の薬価収載を了承した。薬価収載予定日は5月24日。詳細は以下の通り<doc9137page1><doc9137page2>。●その他の血液・体液用薬/ドプテレット錠20mg/アバトロンボパグマレイン酸塩/待機的な観血的手技を予定している慢性肝疾患患者における血小板減少症の改善/Swedish Orphan Biovitrum Japan/類似薬効比較方式(I)/20mg1錠:7,106.60円●他に分類されない代...

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[診療報酬] コロナ薬の処方箋、公費負担者番号など記載を 厚労省要請

 厚生労働省は、医療機関が新型コロナウイルスの感染患者を診療して処方箋を交付する際に公費負担者番号や公費負担医療の受給者番号をできる限り記載するよう求める事務連絡を出した<doc9228page2>。 記載に当たっては、3月20日付の厚労省通知「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴う公費支援の費用の請求に関する診療報酬明細書の記載等について」を参照するよう促している<doc9228page2>。 厚労省はまた、保険薬局で受け付けた新型コロナ治療薬の処方箋に...

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[医療提供体制] 「かかりつけ医」と健保組合がコラボ 健保連提言

 高齢化に伴う医療ニーズの変化に対応するための具体策として、「かかりつけ医」と健保組合のコラボレーションの提言を盛り込んだ報告書を健康保険組合連合会の検討委員会がまとめた。健保組合との契約に基づき、質を担保した診療を「かかりつけ医」が加入者に提供する仕組みを整備する内容<doc9226page14>。 報告書では、病院や専門医、在宅医療、介護などによる「地域連携グループ」の整備も提言し、「かかりつけ医」をグループの要に位置付けた医療。機関や介護施設などを運営する複数の非営利法人が役割分担...

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[診療報酬] 在宅自己注の対象薬、新薬以外も年4回収載時に追加へ 厚労省

 厚生労働省は17日、在宅自己注射指導管理料の対象薬剤について、新薬以外の医薬品も原則として新薬の薬価収載(年4回)のタイミングに合わせて追加することを中央社会保険医療協議会・総会に示し、了承された。より有用性の高い新しい治療法へのアクセスを速やかに確保するのが狙いで、現行の運用基準を見直す。 同管理料の対象薬剤について、新医薬品は原則として薬価収載時に、それ以外の医薬品は原則2年ごとの診療報酬改定に合わせて中医協で追加を検討してきた。 ただ、2020年12月の中医協・総会で、新型コロナウイルス・・...

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[診療報酬] 働く人の精神行動障害予防に効果ある診療に報酬を 中医協委員

 中央社会保険医療協議会・総会で、支払側の安藤伸樹委員(全国健康保険協会理事長)が「精神・行動障害の予防に効果のある診察や診療に報酬を付けるのも1つの方法ではないか」と提案した。 17日の総会で、厚生労働省が妊産婦のメンタルヘルスの重要性を示したことに対し、安藤委員は、これらの重要性に異論はないとしながらも、妊産婦の数よりも多い「働く人」のメンタルヘルスに関する厚労省の見解について質問した。 安藤委員の提案・質問の背景には、全国健康保険協会(協会けんぽ)の傷病手当金の件数に占める精神・行・・・...

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[医療提供体制] 紹介受診重点外来、「協議の場」の進め方を周知 厚労省

 厚生労働省は、医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う病院や診療所(紹介受診重点医療機関)の明確化に向けた地域での「協議の場」の進め方を整理し、都道府県に周知した。地域性などを考慮して協議を行った結果、医療機関の意向と異なる結論に至った場合には再度協議するよう促している<doc9222page3>。 2022年度に始まった外来機能報告制度では、一般病床または療養病床を持つ病院や有床診療所に対し、外来医療の実施状況などを都道府県へ報告することを義務付けた。その報告を踏まえて地域...