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[感染症] 新規感染者、高齢者の割合が高い傾向に引き続き注意が必要

 厚生労働省が公表した第116回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(8日開催)の感染状況の評価では、昨年夏の感染拡大時よりも、新規感染者に占める80歳代以上の高齢者の割合が高い傾向にあることを取り上げ「例年冬場は基礎疾患が悪化する時期ということもあり、引き続き注意が必要」としている<doc7645page2>。 新規感染者数については、全国的に減少傾向が継続していると報告。また、高齢者施設や医療機関などの集団感染も減少傾向にあるという<doc7645page2>...

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[診療報酬] ゾコーバ錠薬価、1,000億円超で再算定すべき 中医協・専門部会

 初の国産経口コロナ治療薬「ゾコーバ錠」の薬価算定の在り方を検討している中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は8日、製薬業界から意見聴取を行った上で議論を進めた。委員からは、コロナ治療薬という特殊性に関する製薬業界の主張には理解が示されたが、保険財政の面をより重視する立場から、対応の方向については厳しい意見が出された<doc7566page12>。 ゾコーバ錠の薬価算定と、薬価収載後の市場拡大再算定については、前回までの議論を踏まえて厚生労働省が提示した対応の方向性が、委員の間ではほぼ合...

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[診療報酬] ゾコーバ錠の薬価算定で製薬団体からヒアリング 中医協

 中央社会保険医療協議会の薬価専門部会は8日、新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ錠」の薬価算定の取り扱いを巡り製薬団体からヒアリングを行い、市場規模が年1,500億円超になると見込まれる医薬品の薬価を引き下げて調整するルールが適用されることへの懸念を3団体がそろって表明した。 日本製薬団体連合会(日薬連)の眞鍋淳会長は「高額医薬品への対応自体は国民皆保険の持続性に必要な措置で、否定するものではないが、このルールの対象として感染症治療薬が選定されたことには大変な違和感がある」と述べた。感・・・...

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[感染症] コロナワクチン接種、毎年秋冬が妥当 厚科審部会で厚労省案

 厚生労働省は、8日に開かれた厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会で、2023年度以降の新型コロナワクチン接種の方針案を示し、了承された。接種スケジュールに関しては、接種後1年程度経過すると有効性の十分な持続が見込めないことを考慮。2価ワクチンの接種を昨年秋から開始しているため「現時点では、毎年、秋冬には接種を行うこととすることが妥当」としている<doc7572page4>。今後、23年秋冬に使用するワクチンの検討を進め、23年度早期に結論を得る方針<doc7...

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[医療提供体制] 2、3回目の9価HPVワクチン、交互接種を許容 厚労省案

 厚生労働省は、8日に開かれた厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会(第52回)で、9価HPVワクチンに関する交互接種の考え方を示した。2価・4価ワクチンで接種を始めた人が、2回目、3回目から9価ワクチンで接種する場合、「交互接種」を許容する方針<doc7576page10>。 HPVワクチン接種を巡っては、第50回の同部会で、同じ種類のワクチンで接種を完了することを原則とするが、2価・4価ワクチンを用いて規定の接種回数(計3回)の一部を完了した人が、残りの回数を9価...

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IoTトイレとAIでネコの体調を管理、九州工大と共同研究(ニュース)

 ネコのヘルスケア事業を展開するトレッタキャッツ(神奈川県藤沢市)は、計測・分析精度の向上を目指して九州工業大学と共同研究を開始した。IoT(Internet of Things)技術を搭載したトイレ「Toletta(トレッタ)」を用いたデータの取得と高精度な分析により、ネコの健康を管理しやすくする(図1)。 Tolettaは、見守り用のカメラでネコの排せつの様子を記録する他、4つの重量センサーで......

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音声で電子カルテを入力、日立と東和ハイシステムが歯科向け新システム(ニュース)

 日立製作所と東和ハイシステムは2023年2月7日、AI(人工知能)による音声認識を活用した電子カルテ統合システムを同年3月上旬から販売すると発表した。歯科医が診療中に音声で電子カルテを作成できるほか、スマートグラスを使って電子カルテの内容を確認できる。歯科医療のDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じ、診療の高度化や患者の満足度向上へ貢献する。 新たに販売するAI・音声電子カルテ統合システ......

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[経営] 毎月勤労統計調査 22年12月分結果速報 厚労省

 厚生労働省は7日、2022年12月分の「毎月勤労統計調査(速報)」を公表した。医療・福祉業の詳細は以下の通り。●月間現金給与額<doc7758page6>▽総額/50万6,251円(前年同月比3.5%増)▽定期給与/26万893円(3.9%増)▽特別給与/24万5,358円(3.1%増)●月間実労働時間<doc7758page7>▽総実労働時間/130.2時間(0.2%増)▽所定内労働時間/124.9時間(0.2%減)▽所定外労働時間/5.3時間(12.1%増)●労働者数と...

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[家計調査] 家計調査報告 22年12月分 総務省

 総務省は7日、2022年12月分の「家計調査報告」を公表した。詳細は以下の通り。●1世帯当たりの消費支出<doc7745page2>▽全体/32万8,114円(前年同月比:名目3.4%増、実質1.3%減)、2カ月連続の実質減少▽保健医療関連/1万5,777円(名目4.7%増、実質4.3%増)、3カ月連続の実質増加●勤労者世帯の1世帯当たりの実収入:115万808円(名目4.4%増、実質0.4%減)、3カ月連続の実質減少<doc7745page3>・・・...

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[医療改革] かかりつけ医を核に医療・介護連携、法案提出へ 政府

 政府は、「かかりつけ医機能」の発揮を促す制度の整備を盛り込んだ法案を今の通常国会に提出する。病院や診療所から都道府県への新たな報告制度を創設し、「かかりつけ医」を核とする医療・介護の水平連携の整備を促す。2025年4月に報告制度を立ち上げたい考え。法案を所管する厚生労働省によると、週内の閣議決定を目指して与党と調整している。 政府が提出する「全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」(全世代型社会保障制度関連法案)には、在宅を中心に入退院を繰・・・...

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[医療改革] 内閣感染症危機管理統括庁、今秋ごろ設置へ 政府

 政府は7日、感染症の発生時に司令塔機能を担う「内閣感染症危機管理統括庁」の設置を盛り込んだ内閣法などの改正案を閣議決定した<doc7559page1>。今国会で成立させ、2023年秋ごろの施行を目指す。 この統括庁は、内閣官房に置かれる。新型インフルエンザ等対策特別措置法に規定する政府の行動計画の策定や政府対策本部に係る事務、関係省庁の施策の総合調整などを担う。トップには、「内閣感染症危機管理監」を置き、官房副長官の1人を充てる。また、「内閣感染症危機管理対策官」として、厚生労働省の医...

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スマホアプリで「口の元気年齢」を見える化、サンスターが新機能(ニュース)

 サンスターグループは2023年2月7日、無料のスマートフォンアプリ「おくち元気チェック」に、「おくち元気年齢」を測定する機能を追加したと発表した。実年齢との差を算出することで、口の健康に対して幅広い世代の生活者に関心を持ってもらう狙いがある。サンスターは同アプリを通じて口の健康に関する啓発を行い、健康寿命を延ばすことに貢献する考えだ。 今回新たに追加した「おくち元気年齢」は、アプリ上で行うアンケ......

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明治安田生命が加入者にBodygramのAI身体測定、健康ならキャッシュバック対象に(ニュース)

 AI(人工知能)を活用した身体計測技術「Bodygram(ボディグラム)」を開発した米Bodygramは2023年2月6日、2023年1月から明治安田生命保険が提供する加入者専用サービスに同社の技術が導入されたと発表した。健康診断で測定する体格指数(BMI)の改善を促すため、体形の変化を計測するのに使ってもらう。 明治安田生命保険は加入者の健康診断の結果に応じて、最大保険料1カ月分相当のキャッシ......

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[感染症] 新型コロナワクチン接種、疾病・障害79件を認定 厚労省が公表

 厚生労働省は6日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した93件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した部会は、79件を認定、10件を否認、4件を保留とした<doc7579page1>。 今回認定された79件の年齢別では、40歳代が31件で最も多く、以下は、30歳代(19件)、20歳代(17件)、10歳代(12件)の順だった<doc7579page1>...

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[医療改革] 管理栄養士国試出題基準、多職種連携を前提の難易度に 厚労省

 厚生労働省は6日、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会の報告書案を公表した。栄養管理に関する知識や技能を問う問題については、多職種連携を前提に「栄養専門職としての専門性を的確に問える難易度」にする方向性を示している<doc7545page5>。 報告書では、改定の基本的な考え方について、近年、個人や地域の栄養課題が多様化・複雑化していることに触れ「多職種連携による対応が多領域で進む中、効果的・効率的なアプローチとして、多職種連携の重要性はますます高まると推測される」と解...

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[感染症] コロナ死亡者数が2週連続で減少 感染研

 新型コロナウイルス感染症の死亡者数が2週連続で減少したことが、国立感染症研究所が6日に公表したサーベイランス週報(第4週、1月23日-1月29日)で分かった<doc7548page2>。 週報では、新規症例の発生から長いタイムラグが想定される死亡者数については、2022年第44週以降増加傾向だったが、23年第2週をピークに減少したと報告。第4週の死亡者数は前週比420例減の2,270例となっている<doc7548page2>。 また、第4週の新規届出の診断時中等症以上の症例...

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【感染症ニュース】感染性胃腸炎の原因の一つロタウイルス 栃木県の施設では集団感染 新生児は早めにワクチンで予防を!(感染症・予防接種ナビ)

 2023年当初から、感染性胃腸炎の患者が急増しています。国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報第3週(1/16-22)速報データでは、定点当たりの報告数は7.71 。前週と比較すると1.33倍の増

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JITはもう無理、SCMの未来は『ダイナミック・サプライチェーン・マネジメント』(Books)

 サプライチェーンは転換点を迎えている。半導体不足、COVID-19、ウクライナ問題などによって既存のサプライチェーンはズタズタにされ、カーボンニュートラルやESG(環境・社会・企業統治)は企業にこれまでとは違った対応を求めています。 サプライチェーンの考え方を抜本的に変える時期に来ていることは分かるのですが、ではどうすればいいのでしょうか。それを示してくれるのが本書です。 従来の考え方は「Jus......

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【感染症ニュース】2月4日は『風しんの日』 子どもの眼・耳・心臓などに障害「先天性風しん症候群」を防ぐためワクチンと抗体検査にご協力を(感染症・予防接種ナビ)

 「風しん」という感染症をご存知でしょうか。かつては、「三日ばしか」とも呼ばれ、多くの人がかかる感染症でしたが、現在日本ではワクチンの定期接種が行われ、発症する人は少なくなりました。しかし、2013年...