
[診療報酬] 中医協の持ち回り審議、公益委員が緊急時に限定を主張
14日に持ち回りで開催された中央社会保険医療協議会・総会で、一部の公益委員が、支払側・診療側・公益側の三者が意見を交換して結論を導いていく体制そのものに中医協としての意義があると指摘した上で、持ち回りでの審議はやむを得ない緊急時に限って実施すべきだと主張した(p20参照)。 14日の総会では、新型コロナウイルス感染症対応の特例措置として、医療機関が呼吸不全状態の「中等症II」以上の患者を一般病棟で受け入れた場合、救急医療管理加算の評価を通常の5倍の4,750点にすることを決めた。 ただ、持ち回・・...