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[診療報酬] 医療機関外リハビリテーションの制限緩和を提言 日慢協

 日本慢性期医療協会の橋本康子会長は12日の定例記者会見で、医療機関外での疾患別リハビリテーション料の算定単位数の上限である1日3単位(60分)の制限緩和を提言した<doc18069page3>。院外でのリハビリの実施率を向上させ、患者の円滑な社会復帰につなげる狙いがある。 2016年度の診療報酬改定では、生活機能に関するリハビリの実施場所の拡充が行われた。「手段的日常生活活動」(IADL)や社会生活での活動の能力の獲得のため、一定の条件を満たす場合は医療機関外でのリハビリを1日につき3...

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[医療提供体制] 70歳以上の外来特例見直し、3通りの試算 厚労省

 厚生労働省は12日、高額療養費制度のうち、70歳以上の「外来特例」の見直しで3通りの試算を社会保障審議会・医療保険部会に示した。所得に応じて設定されている自己負担の限度額を全て廃止する場合は給付費が年3,400億円減る。これに対し、所得区分ごとの1カ月の限度額を一律で2,000円引き上げる場合、給付費の削減見込みは年1,000億円になる<doc18001page8>。 高額療養費制度の外来特例は、70歳以上の外来医療費の自己負担に限度額を設定する仕組み。所得ごとの限度額は現在、年収約3...

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[医療提供体制] 循環器病対策中間評価にコア指標 厚労省案

 厚生労働省は12日に開催した循環器病対策推進協議会で、2023-28年度を実行期間とした「第2期循環器病対策推進基本計画」の中間評価の進め方の案を提示した。研究推進など3施策で「コア指標」と呼ばれる重点的に評価する指標を選定し、メリハリを付けて分かりやすく分析・評価する方針を示した<doc17966page30>。中間報告書は26年度に公表する予定<doc17966page32>。 第2期基本計画では、▽循環器病の予防や正しい知識の普及啓発▽保健、医療および福祉に係るサービ...

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[医療改革] 電子カルテ情報共有サービス、病院はシステム改修費など負担

 厚生労働省は12日、2025年度に本格稼働する電子カルテ情報共有サービスの費用について国・医療機関・保険者のそれぞれが一定程度負担する仕組みとする案を社会保障審議会・医療保険部会に示し、了承された。この共有サービスに参加する医療機関は、電子カルテシステムの改修や運用保守の費用のほか、「3文書6情報」を登録するための費用を負担する<doc18002page3>。 ただ、病院が電子カルテシステムを改修した場合、費用の2分の1を医療情報化支援基金から補助する<doc18002page3...

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【感染症ニュース】インフルエンザの流行急拡大… 前週から2倍以上 沖縄を除く都道府県で前週より増加 福岡県では注意報レベルに!(感染症・予防接種ナビ)

厚生労働省が12月6日に発表した「インフルエンザの発生状況について」令和6年第48週(11/25~12/1)によると、全国のインフルエンザ定点当たり報告数は4.86。前週から2.37から2倍以上の急増

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[介護保険] 保険給付費の総額は9,634億円 介護保険事業状況報告・厚労省

 厚生労働省は11日、2024年9月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc18147page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/9,634億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,684億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,557億円▽施設サービス分/2,909億円●第1号被保険者数:3,590万人●要介護(要支援)認定者数:719.8万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.7%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス...

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[社会福祉] 障害福祉の行政処分、全国統一の基準策定を要請

 全国20の政令指定都市で構成される指定都市市長会は11日、障害福祉サービスの事業者に対する行政処分の基準や量定の考え方を全国統一するよう厚生労働省に求めた<doc18028page1>。行政処分によるペナルティーが自治体によって異なることを理由とした行政訴訟を抑えるため。介護保険施設への行政処分では統一の考え方が示されており、同様の対応を求める要望書を厚労省に提出した。 同市長会は要望書で、各自治体で独自の処分基準や量定に基づき行政処分の判断を行っているが、統一の考え方がないことで処分...

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[医療提供体制] 医師過多区域での不指定「筋が違う」 日医会長

 日本医師会の松本吉郎会長は11日の定例記者会見で、外来医師が過多な区域での開業に当たり、地域で不足する医療の提供を拒む医療機関の不指定や指定の取り消しが厚生労働省で検討されていることに対し、「筋が違う話だ」と苦言を呈した。 一方で松本会長は、特定の地域に限らず医療機関が地域に根差した医療を提供することは必要だと主張。日医として、初期救急や在宅、入院、学校保健など各地域に必要な医療を担うよう医療機関に引き続き働きかけていく考えを示した。 「外来医師過多区域」の不指定や指定の取り消しについ・・・...

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[医療提供体制] 「出産なび」への情報掲載、99.9%の分娩施設が同意

 全国の分娩取り扱い施設のサービスや費用などの情報を提供するウェブサイト「出産なび」について対象施設の99.9%が掲載に同意していたことが11日、厚生労働省の集計で明らかになった。サイトを開設した5月30日から6カ月間で閲覧数が約200万PVになった<doc18005page4>。 「出産なび」への情報掲載の対象となるのは、2023年度に分娩の取り扱い実績が21件以上あり、出産育児一時金の直接支払制度を利用して分娩の取り扱いを継続している施設。また、分娩実績が20件以下の施設や直接支払制...

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[医療提供体制] 周産期医療の体制確保など4テーマで議論へ 厚労省

 厚生労働省は11日に開催した正常分娩の保険適用も含めた妊娠・出産・産後の支援策に関する有識者検討会で、周産期医療の提供体制の確保など4つのテーマで今後議論を進めていく方針を示した。2025年の春ごろに取りまとめる予定<doc18004page2>。 検討テーマはほかに、▽出産に係る妊婦の経済的負担の軽減▽希望に応じた出産を行うための環境整備▽妊娠期、産前・産後に関する支援策<doc18004page2>。 各テーマについては、24年度の厚生労働行政推進調査事業費補助金での「...

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[医療機器] 医療機器1品目、臨床検査2件の保険適用を承認 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は11日、医療機器1品目と臨床検査2件の保険適用を承認した。また、先進医療合同会議で「適」と判断された先進医療A該当技術1件も了承された。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C1(新機能)(2025年3月1日収載予定)●「UNiD Ti ロッド、UNiD CoCr ロッド」(メドトロニックソファモアダネック)<doc17952page3>▽使用目的:外傷性疾患、脊柱管狭窄症、脊椎すべり症などの変性疾患、脊柱変形などの変形、腫瘍、偽関節などのため、脊椎固定術が適...

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[診療報酬] 関係団体ヒアリング、来年度の薬価改定見送り求める意見相次ぐ

 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は11日、2025年度に予定されている薬価改定に向けて関係団体からヒアリングを行い、物価高騰や円安がサプライチェーンの維持に重大な影響を及ぼしているなどとして改定の見送りを求める意見が相次いだ。 薬価専門部会では、いわゆる「中間年」の25年度に薬価改定を実施することを前提に、「不採算品再算定」「最低薬価」などの算定ルールをどこまで適用するかや、改定の対象品目などを検討する。 それに向けて、この日に行ったヒアリングには日本製薬団体連合会(日薬連)、日本医薬品・・・...

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【感染症ニュース】帯状疱疹24歳・太腿に激痛…夜も眠れず激痛でペインクリニックへ 診療遅れで症状悪化か… 若い世代も注意必要(経験談再掲)(感染症・予防接種ナビ)

帯状疱疹は、水痘-帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症します。水痘とは、「水ぼうそう」のことで、感染したことがある人は、治癒した後も、体内の神経節にウイルスが潜伏した状態が続きます。潜伏したウイル...

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【感染症アラート・本格的な流行】手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)など4つ(感染症・予防接種ナビ)

 感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

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[介護] 介護キャリア段位、40人が新規認定 シルバーサービス振興会

 シルバーサービス振興会はこのほど、介護プロフェッショナルキャリア段位制度の新規レベル認定者を公表した。11月に開催されたレベル認定委員会での審議の結果、新たに40人のレベル認定者が誕生。レベル認定者の総数は9,153人となった<doc18251page1>。 サービス種類別でみたレベル認定者数が多いのは、介護老人福祉施設2,334人、介護老人保健施設2,166人、通所介護1,125人など<doc18251page4>。 レベル別の内訳は、▽レベル2(1)/3,474人▽レベ...

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[病院] 1日平均外来患者数、前月比8,814人増の118万9,715人 病院報告

 厚生労働省は10日、2024年9月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り<doc18089page1>。●平均在院日数▽全病床平均/26.1日(前月比0.7日増)▽一般病床/15.7日(0.3日増)▽療養病床/119.3日(0.4日増)▽精神病床/251.3日(4.7日減)▽結核病床/50.5日(1.8日増)●1日平均患者数▽在院患者数/113万627人(1万1,323人減)▽外来患者数/118万9,715人(8,814人増)●月末病床利用率(病院総数):7...

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[介護] 物価高や賃上げ支援、自治体への要請活動呼び掛け 老施協

 政府の新たな経済対策に盛り込まれた物価高騰や賃上げに対する支援の予算を確保するため、全国老人福祉施設協議会(老施協)は、自治体への要請活動を行うよう全国の老人福祉施設協議会などに呼び掛けた<doc18029page1>。 老施協は、2024年度の補正予算を自治体が決める25年2月に向けて「速やかな要請活動が望ましい」として、要請を行う際のポイントや要望書の「ひな型」も示した。 要請活動のポイントとしては、自治体の担当部局だけでなく首長、地方議会、地方議員に対しても行うことや、担当部局に...

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[医療提供体制] 都道府県に「医師偏在是正プラン」策定求める方針示す

 厚生労働省は10日、各都道府県に「医師偏在是正プラン」(仮称)の策定を求める方針を「新たな地域医療構想等に関する検討会」で示した。偏在対策として重点的な支援が必要な区域などを都道府県が選定。2026年度までに全ての都道府県での策定を目指す<doc17963page6>。 厚労省が示した案によると、都道府県は「重点医師偏在対策支援区域」(仮称)を設定。具体的には、厚労省が示した候補区域を参考に、それぞれの地域の実情や医師偏在指標、可住地面積当たり医師数、住民の医療機関へのアクセスなどを考...

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[医療提供体制] 外来医師過多区域の新規開業、規制強化へ 医師偏在対策

 厚生労働省は10日、医師偏在対策の取りまとめ案を省内の検討会に示し、了承された。規制的手法と経済的インセンティブなどを組み合わせた内容で、規制的な手法では、医師が特に過剰な「外来医師過多区域」での新規開業への規制を強化する。 厚労省は当初、在宅など地域に不足する医療の提供を診療所に都道府県が要請や勧告を行い、開業後、それに従わない場合は指定の見合わせや取り消しを想定していた。これには、日本医師会などの強い反対があった。また、憲法上の職業選択の自由や営業の自由に抵触する恐れがあるとして「・・・...