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[医療提供体制] 23年度予算成立、社会保障費は過去最大の36兆8,889億円

 2023年度政府予算は28日、参院本会議で賛成多数で可決、成立した。一般会計の歳出は総額114兆3,812億円(前年度当初予算比6.3%増)に膨らんだ<doc6921page2><doc6921page6>。そのうち社会保障費は過去最大の36兆8,889億円と、全体のほぼ3割を占めている<doc6933page2>。 厚生労働省は一般会計に1.6%増の33兆1,686億円を計上した<doc8706page2>。内訳は医療が12兆2,356億円(0.5...

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[医薬品] ゾコーバ使用実績報告、31日以降は不要に 厚労省周知

 厚生労働省は、国が購入した新型コロナウイルス感染症の経口剤「ゾコーバ錠」を31日以降に使用した医療機関はその投与実績を登録センターに報告する必要がないことを都道府県などに周知した。併せて、同日以降に国購入品の院外処方を行う際には「適格性情報チェックリスト」を薬局に送付しなくてもよいとしている<doc8704page2>。 31日にゾコーバ錠の一般流通が始まる。ただ、それ以降も医療機関や薬局が在庫として保有している国購入品については必要な患者に引き続き投与することが可能としている・・・...

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[医療提供体制] 入院基本料大幅引き上げへ嘆願書提出呼び掛け 日病

 新型コロナウイルスの感染が拡大する前から病院経営が厳しい状況にあるのに、消費増税率への対応分を除くと入院基本料は15年間引き上げられていないとして、日本病院会は、入院基本料の大幅な引き上げに関する嘆願書を提出するようホームページで会員病院に呼び掛けている。 嘆願書は、物価高騰や職員の処遇改善などの課題に病院が対応できるように入院基本料の大幅な引き上げを求める内容。消費増税への対応分以外に入院基本料の引き上げが15年間なく、物価高騰や職員の確保と処遇改善、医療機器の設備投資などに病院が対応・・・...

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[診療報酬] 機能評価係数II、23年度の標準病院群内の差5.5倍に 厚労省

 厚生労働省は、全国のDPC対象病院に適用する機能評価係数IIの2023年度の値を28日、官報告示した。それによると、「DPC標準病院群」(1,498病院)での機能評価係数IIの最大値は、北見赤十字病院(北海道北見市)になる<doc8679page7>。一方、この病院群での最小は0.0334で、最大との格差は現在の4.8倍から5.5倍に広がる。 機能評価係数IIは、DPC対象病院による医療の効率化や地域医療への貢献などの実績を評価する仕組み。「保険診療係数」「効率性係数」「複雑性係数」「...

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[医療提供体制] 第4期がん対策推進基本計画を閣議決定

 政府は28日、2023年度からの第4期がん対策推進基本計画(基本計画)を閣議決定した。デジタル化を進めることや、感染症の発生時を見据えた対策を講じることを新たに盛り込んだ<doc8680page1>。また、がん検診の受診率の目標値をこれまでの50%から60%に引き上げた<doc8681page19>。 4期目の基本計画では、23年度から28年度までを目安に国のがん対策の方向性を示した<doc8681page7>。現行の計画に盛り込まれている「予防」「医療」「共生...

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リモートワーク中のメンタルを把握、電通デジタルが表情分析システムを開発(ニュース)

 電通デジタルは2023年3月28日、リモートワーク中の従業員の表情をAI(人工知能)で分析するシステム「INNER FACE(インナーフェイス)」を開発したと発表した。パソコンに搭載するカメラやWebカメラで取得する表情を、Webブラウザーを介して取得・分析して、感情推移を客観的に把握できるという。 表情データは米Microsoft(マイクロソフト)の「face.api」を用いて1秒に1度計測。......

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[医薬品] 新たに5医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省

 厚生労働省は3月27日付で新たに5医薬品を希少疾病用医薬品に指定したと各都道府県衛生主管部(局)、医薬品医療機器総合機構、医薬基盤・健康・栄養研究所に通知した。詳細は以下の通り<doc8742page1>。▽リツキシマブ(遺伝子組換え)/腎、肝、心、肺、膵、小腸の臓器移植における抗体関連型拒絶反応の治療/全薬工業▽リツキシマブ(遺伝子組換え)/腎、肝、心、肺、膵、小腸の臓器移植における抗体関連型拒絶反応の抑制/全薬工業▽lonafarnib/ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候...

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[感染症] 新型コロナ、中等症・重症「60-79歳で増加」 感染研

 国立感染症研究所は27日、新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報(第11週、3月13日-3月19日)を公表した。中等症以上・重症の症例について「60-79歳の年齢群で増加した」としている<doc8677page2>。 新規の入院例は、第2週以降、減少傾向となっているが、第11週は「0-4歳」「20-29歳」の年齢群で微増した。入院中の重症者数は、第3週以降、減少傾向で「第7波のピークレベルを大きく下回っている」と報告している<doc8677page2>。 新規症例の発生...

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[感染症] ヘルパンギーナの報告数が増加、過去5年間との比較「かなり多い」

 国立感染症研究所は27日、「感染症週報 第10週(3月6日-3月12日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc8678page6><doc8678page25>。▽インフルエンザ/11.10(前週10.17)/前週から増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い▽RSウイルス感染症/0.35(0.34)/2週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.17(0.15)/前週から増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.52(0.48)/2週連続で増加▽...

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KDDIやNEC系などが対話AIで介護モニタリング、ケアマネの面談業務時間7割減(ニュース)

 KDDIと情報通信研究機構(NICT)、NECソリューションイノベータは、高齢者向け対話AI(人工知能)システムを活用した介護モニタリングの実証実験を実施した。本プロジェクトは内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期に採択され、その支援の下で研究開発を進めている。 介護モニタリングとは、ケアマネジャーが自宅などに訪問し高齢者に直接会って、健康状態・生活状況の変化を把握し、現在の......

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[医療改革] マイナ保険証対応済み、義務化対象の6割超 3月19日現在

 厚生労働省によると、マイナ保険証への対応に必要なオンラインの資格確認システムを運用し始めた全国の病院・診療所・薬局は3月19日現在、4月以降に導入が義務付けられる全施設の6割を超えた。施設の種類別では、薬局が8割を超えたのに対し、診療所(医科)では5割ほどにとどまっている。 ただ、厚労省は、3月末までにシステムを導入できる病院・診療所・薬局は最大で全体の74%にとどまるとみている。これは、2022年11月時点でのベンダーからの報告が根拠で、病院・診療所・薬局からの申し込みが集中し、ベンダー側がシス...

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[人口] 人口動態統計速報 23年1月分 厚労省

 厚生労働省24日、2023年1月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc8705page2>。▽出生数/6万4,052人(前年同月比5.2%減・3,490人減)▽死亡数/16万8,970人(17.3%増・2万4,978人増)▽自然増減数/10万4,918人の減少(2万8,468人減)▽婚姻件数/3万6,148件(27.2%減・1万3,528件減)▽離婚件数/1万4,312件(0.5%減・74件減)・・・...

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[感染症] パルスオキシメーター、医療機関に無償譲渡 厚労省

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部と医政局医薬産業振興・医療情報企画課は、都道府県などに事務連絡(24日付)を出し、医療機関にパルスオキシメーターを無償で譲渡すると伝えた<doc8685page1>。 パルスオキシメーターについては、新型インフルエンザ等対策特別措置法の規定に基づき、自治体への無償譲渡を行ってきた。今回の譲渡は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療機関が対象で「現在、新型コロナに対応していないが新たに新型コロナの診療等に対応する医療機関も含む」と説明してい...

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[医療提供体制] 入院基本料「大幅引き上げを」、24年度改定で 日病協

 日本病院会など15団体の日本病院団体協議会は24日、2024年度の診療報酬改定に向けて5項目を盛り込んだ要望書(第1報)を加藤勝信厚生労働相に提出した<doc8650page1>。光熱費や物価の上昇によって病院経営が逼迫している上に、医療従事者の処遇改善を実現させる必要があるとして、入院基本料の大幅な引き上げを求めた<doc8650page2>。 日病協による要望は、入院基本料の引き上げのほか、▽感染症対策へのさらなる評価▽病院におけるICT推進のための評価▽入院時食事療養...

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[医療提供体制] 国家試験合格者 保健師7,579人、助産師1,977人 厚労省

 厚生労働省は24日、第109回保健師国家試験(試験実施日:2月10日)、第106回助産師国家試験(2月9日)の結果を公表した。 保健師は、受験者数8,085人(新卒者7,477人)に対し、合格者数は7,579人(7,235人)で、合格率93.7%(96.8%)。助産師は、受験者数2,067人(2,055人)に対し、合格者数1,977人(1,971人)、合格率95.6%(95.9%)だった。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。・・・...

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[介護] 介護福祉士国試の合格率、過去最高84.3% 厚労省

 厚生労働省は24日、第35回介護福祉士国家試験の合格率が過去最高の84.3%だったと発表した<doc8659page1>。前回よりも12ポイントアップした。経済連携協定(EPA)に基づく外国人介護福祉士候補者の合格率も、65.4%と過去最高を更新した<doc8663page1>。 1月29日(筆記)と3月5日(実技)に実施された35回目の介護福祉士国家試験には7万9,151人(前回比3,931人減)が受験し、このうち6万6,711人(6,612人増)が合格した<doc...

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[医療提供体制] 出産費用に地域差、医療保険との整合性に課題 加藤厚労相

 加藤勝信厚生労働相は24日の閣議後の記者会見で、出産費用の保険適用について「全国一律の診療報酬で評価する医療保険との整合性をどう考えるかなどの課題がある」との認識を示した。妊婦自身の選択でさまざまなサービスが利用されている上に、費用に地域差があるため。 加藤厚労相はその上で、出産費用の「見える化」を進め、女性が医療機関を適切に選択できる環境を整備する方針を説明した。出産費用の上昇や地域差の状況を詳しく分析するという。 出産費用の保険適用は、自民党の「こども・若者」輝く未来実現会議が23日・・・...

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[看護] 看護師の国家試験、合格率90.8% 厚労省が発表

 厚生労働省は24日、2月12日に実施された第112回看護師国家試験の合格率などを公表した。合格率は90.8%で、前回の試験よりも0.5ポイント低下。6万4,051人が受験し、このうち5万8,152人(前回比1,192人減)が合格した。 新卒者は5万8,911人が受験し、うち5万6,276人(781人減)が合格した。その合格率は95.5%で、前回よりも1.0ポイント低下した。 EPA(経済連携協定)に基づき、インドネシアとフィリピン、ベトナムから来日した外国人看護師候補者は今回、335人が受験し、こ...

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[インフル] 全国報告数4万1,319人、前週から1万3,477人減 インフルエンザ

 厚生労働省は24日、2023年第11週(3月13日-3月19日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は4万1,319人で前週から1万3,477人減、前年同期と比べ4万1,302人の増加となった<doc8642page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc8642page2><doc8642page6>▽定点当たり報告数(全国):8.42▽報告患者数(全国):4万1,...