
[医療提供体制] 救急応需状況を適時把握 全国共通の情報基盤整備へ
厚生労働省は総務省消防庁と連携し、救急医療に関する全国共通の新たな情報連携基盤(プラットフォーム)の整備を進める。現場の救急隊が患者の訴えや患部の画像などを入力して搬送先の候補となる複数の医療機関と迅速に共有できるようにするとともに、救急搬送への応需状況のタイムリーな把握も可能にする。救急搬送の調整の時間を短縮することが狙い。 新たなプラットフォームの構築により、救急医療機関と消防機関の「ワンストップ連携」を図る。一部の自治体で2025年度中に運用を始める予定。 県境の地域などでは自治体・・・...