【感染症ニュース】2023年梅毒の患者報告数は14906人 医師「予防・早期検査・早期治療が大切。先天梅毒防ぎたい」(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2023年52週(12/25〜31) 速報データによると、去年の梅毒の患者報告数は14906人。3年連続の増加で、1999年に現在の調査方法で統計
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国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2023年52週(12/25〜31) 速報データによると、去年の梅毒の患者報告数は14906人。3年連続の増加で、1999年に現在の調査方法で統計
日本医療機能評価機構は17日、1月4日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。今回認定されたのは29病院(新規9病院、更新20病院)。認定総数は、前回から7病院増加し2,016病院となった<doc13152page1>。 継続認定回数1回の新規認定病院として、▽医療法人社団 翔嶺館 札幌優翔館病院(北海道)▽医療法人社団時正会 佐々総合病院(東京都)▽医療法人徳洲会 大垣徳洲会病院(岐阜県)▽社会医療法人信愛会 畷生会脳神経外科病院(大阪府)▽独立行政法人国立病院機構 米子医療セ...
40歳から64歳までの現役世代が支払う介護保険料が4月以降、1カ月当たり平均で6,276円と過去最高になることが厚生労働省の推計で分かった。現在よりも60円増える見通し<doc13110page6>。 急速な高齢化に伴う介護サービス費用の増大などを背景に、現役世代の介護保険料も増加傾向にある。2024年度は6年連続で過去最高を更新し、介護保険制度が始まった2000年度の1カ月当たり平均2,075円の3倍に上る見込み<doc13110page6>。 現役世代の介護保険料の推計...
厚生労働省は17日、保険医療機関や薬局などに対する指導・監査の2022年度の実施状況を中央社会保険医療協議会に報告した。診療内容や診療報酬の請求への監査は計52件行われ、そのうち不正請求などで指定取消処分になったのは「取消相当」を含め計18件だった。前年度比8件の減。指導や監査などに伴い、医療機関や薬局に返還を求めたのは総額19.7億円で、前年度から約28.7億円減った<doc13016page1>。 指定取消処分の18件は、18年度以降で最も少ない<doc13016page3&...
看護職員や病院薬剤師の賃金を引き上げるための診療報酬の新たな仕組みを検討している中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」は17日、厚生労働省の取りまとめ案を大筋で了承した。病院や有床診療所が賃金に対応できるように、入院基本料などへの上乗せ分の設定できめ細かな対応を求める意見を盛り込んだ<doc13018page3>。正式な制度設計は総会が決定する。 看護職員や病院薬剤師、コメディカルの賃上げでは、2024年度に2.5%、25年度には2.0%のベースアップを行う&l...
2024年度から行う診療報酬による賃上げを巡り厚生労働省は、初診料などに一律の点数を上乗せしても、十分な賃上げを見込めない医科の診療所を対象に追加で上乗せする場合のシミュレーションを行い、中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」に17日、結果を報告した。厚労省では分科会の取りまとめに、その結果に対する意見を反映させる方針。 新たな試算は、初診料や再診料、在宅患者訪問診療料に一律の点数を上乗せしても、看護職員などの賃上げが1.2%未満にとどまる見込みの診療所149施設を対象に・...
日本医師会の松本吉郎会長は17日の定例記者会見で、能登半島地震の被災地を視察したことを明らかにした。また、被災者の避難生活が長期化することが予想される中、都道府県医師会や医療関係団体と連携して災害関連死の防止や被災者の健康管理など医療面での支援に全力で取り組んでいく考えを示した。 視察は、現地の状況の把握や日医災害医療チーム(JMAT)の活動に従事している医師たちを激励する目的で、安田健二・石川県医師会長と共に赴いたとのこと。 視察先は、石川県庁内に設けられたJMAT調整本部や公立能登総合病院・・...
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...
厚生労働省は、オンライン診療の適切な実施に関する指針のQ&Aを見直し、各都道府県などに通知した。患者が長時間滞在する場合、通所介護事業所や学校でオンライン診療を受けることを認める内容<doc13066page4><doc13066page5>。政府の規制改革推進会議が2023年末に行った中間答申を踏まえて「患者の所在」に関するQ&Aを改訂し、通所介護事業所や学校に拡大した。ただ、今回はオンライン診療の指針自体の見直しは行わない。 通知は16日付<doc13067pag...
武見敬三厚生労働相は16日の閣議後の記者会見で、能登半島地震により避難所での生活を余儀なくされている高齢者について「住環境や人間関係の変化などによって認知機能や意欲が低下することが考えられる」とした上で、調整がつくまでの期間を過ごしてもらう1.5次避難所では本人やその家族の状況を踏まえて適切な2次避難先の選定に取り組んでいるとした。 また、被災者の避難生活が長引くことが見込まれている中で「命と健康をしっかりと守りながら災害関連死を防ぐことなどが特に重要」だとし、要介護高齢者といった特に配慮・・・...
厚生労働省は16日、「重点支援区域」を新たに選定し公表した。選定は今回で8回目。重点支援区域として13道県21区域が選定された。8回目の選定となった重点支援区域は宮城県・仙台構想区域。同区域の「医療機能の再編等」の対象となる医療機関は、「仙台赤十字病院」「宮城県立がんセンター」の2医療機関。 重点支援区域に選定された場合、「医療機能の再編等」を検討するための医療機関に関するデータ分析などの技術的支援、地域医療介護総合確保基金の優先配分などの財政的支援を国から受けることができる。厚労省では、重・・・...
厚生労働省が2024年1月12日に発表した第1週(1/1-1/7)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について」によると、全国の定点当たり報告数は6.96。前週の2023年第5
医師の時間外労働の上限を規制する新たな仕組みの運用が4月に始まるのに先立って、厚生労働省は大学病院の勤務医が行う研鑽のための時間に関する取り扱いについて、15日付で各都道府県に通知した。医学部生に行う講義や試験問題の作成・採点などの時間を準備や後処理を含めて「労働時間」と見なすなどの内容<doc13105page3>。 医師が行う研鑽のための時間に関する考え方は、厚労省が2019年7月に出した通知の中で示しており、今回は大学病院に勤務する医師が行う研鑽に関する取り扱いを新たに明確化した...
2024年度の診療報酬改定に向けて検討が進められていた整形外科の手術での「Kコード」の精緻化が見送られることになった。厚生労働省の研究班による見直し案の取りまとめが年度をまたぐなど時間的に余裕がないためで、26年度の対応を視野に引き続き検討する<doc12960page2>。中央社会保険医療協議会の医療技術評価分科会が15日に開いた会合で報告があった。 24年度に向けてKコードの精緻化を目指していたのは、「骨折観血的手術1 肩甲骨、上腕、大腿」など整形外科の一部の手術<doc12...
厚生労働省は、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会(1月15日開催)の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した160件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した分科会は、129件を認定、29件を否認、2件を保留とした<doc13042page1>。 請求内容は全て「医療費・医療手当」。今回の審議結果を含め、これまでに9,910件の進達を受理し、このうち5,864件を認定、981件を否認、65件を保留としている<doc13042page6>。・...
厚生労働省は、2024年度の介護報酬改定で一定の要件を満たす協力医療機関の指定を介護老人福祉施設や介護老人保健施設などの介護施設に義務付ける。その際に3年の経過措置期間を設ける<doc12939page11>。施設や訪問、通所系サービスなどの基準の改正省令案に盛り込み、15日の社会保障審議会・介護給付費分科会で了承された。 協力医療機関の指定の義務化は、高齢者施設内で対応可能な医療の範囲を超えた場合に協力医療機関と連携して適切な対応を行えるようにすることが目的。在宅医療を担う医療機関や...
厚生労働省は15日、2023年度地域医療介護総合確保基金(介護分)の内示額(2回目)を公表した。基金規模の合計は154.90億円で、その3分の2に当たる103.26億円は国費で賄う。1回目との合計は687.05億円(国費:458.03億円)となった<doc13027page1>。 2回目は介護従事者確保分に限って実施。都道府県別では、最多が東京都の48.42億円、次いで神奈川県の7.67億円。大阪府はゼロとなっている<doc13028page1>。・・・...
国立感染症研究所は15日、「感染症週報第51週(12月18日-12月24日)」と「第52週(12月25日-12月31日)」の合併号を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。●第51週<doc13031page6><doc13031page35>▽インフルエンザ/23.13(前週29.94)/2週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽新型コロナウイルス感染症/4.57(4.15)/第47週以降増加が続いている▽RSウイルス感染...