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[医薬品] 国内4例目、米ノババックス製のコロナワクチンを承認 厚労省

 厚生労働省は19日、国内で4種類目となる新型コロナウイルスワクチンを承認した。早ければ5月下旬から、その接種を開始できるようにする。 今回承認されたのは、米ノババックスが開発した新型コロナワクチン「ヌバキソビッド筋注」<doc2045page1>。接種対象は18歳以上の人で、初回免疫では1回当たり0.5mLを2回、3週間の間隔で筋肉内に接種する。1回目の接種から3週間を超えた場合は、できる限り速やかに2回目の接種を実施するよう留意する<doc2045page2>。 また、追...

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[医療提供体制] 地域の薬局連携のハブとなる薬局を整備へ 厚労省が方針

 「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」が19日に開かれ、厚生労働省は、地域の薬局連携の中でハブとなる薬局を整備する方針を示した<doc2037page8>。都道府県による認定が2021年8月に始まった地域連携薬局などにハブ機能を担わせることを想定している。 厚労省が20年度に行った実態調査によると、全国の933の薬局に勤務する薬剤師の人数は1日当たり平均2.58人にとどまり、「1.1-2人」の小規模な薬局が全体の33.0%を占めた。 こうした薬局が地域に必要な全て...

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[医薬品] BA.2系統の治療、他剤使用不能ならゼビュディの検討を 厚労省

 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の中和抗体薬「ゼビュディ」(一般名:ソトロビマブ[遺伝子組換え])について、オミクロン株(B.1.1.529/BA.2系統)の治療に対しては有効性が減弱する恐れがあるため、他の治療薬が使用できない場合に投与を検討するよう求める事務連絡を都道府県などに出した<doc2130page34>。 事務連絡では、他の治療薬が使用できないケースとして、他の治療薬の使用禁忌や慎重投与に該当する場合などが想定されると説明している<doc2130page34&...

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[医薬品] 医薬品12品目の一般的名称を決定 厚労省・通知

 厚生労働省は18日、新たに12医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は、以下の通り。▽ジルコプランナトリウム<doc2135page2>▽レナカパビルナトリウム<doc2135page4>▽ボクロスポリン<doc2135page5>▽ダトポタマブ デルクステカン(遺伝子組換え)<doc2135page6>▽インスリン イコデク(遺伝子組換え)<doc2135page9>▽ザヌブルチニブ<doc2135page10&g...

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[救急医療] 熱中症による救急搬送人員の調査を4月25日から開始 消防庁

 総務省消防庁は18日、「夏期における熱中症による救急搬送人員の調査」の開始について、各都道府県消防防災主管部などに通知した。消防庁では、都道府県内の市町村に対し適切にデータ入力を行うよう指導することを求めている。同調査は、例年5月1日を含む週から開始されていたが、2022年度については4月25日から開始となる<doc2120page1>。 調査期間は、4月25日から10月2日(予定)まで。ただし、異常気象などにより調査終了予定日以降も熱中症が多発する状況になった場合は、調査期間を延長す...

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[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比25.7%増の176人 厚労省

 厚生労働省は18日、2022年4月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。22年1月1日-3月31日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り。【死亡災害】<doc2088page1>●死亡者数:176人(前年同期比36人増・25.7%増)●事故の型別発生状況▽墜落・転落/56人▽はさまれ・巻き込まれ/26人▽交通事故(道路)/22人【死傷災害(休業4日以上)】<doc2088page2>●死傷者数:3万2,302人(7,117人増・28.3%増)●事故の型別発生状況▽そ...

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[介護] 介護の行政書類、一律の様式を提示へ 厚労省方針

 厚生労働省は、介護事業者が自治体に提出する行政書類について一律の様式を定める方針だ。提出に関する自治体ごとのルールをなくすことで、現場で生じている事務負担の軽減を図るのが狙い。18日の規制改革推進会議「医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ」(WG)で方向性を示した。 介護事業者が提出する行政書類は、市区町村ごとに記載事項や様式などが異なっている。このため、事務手続きの負担やコストが増えるとの指摘があり、特に広域で展開する事業者にとってその傾向が顕著となっている。 こうした現状を踏ま・・・...

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[感染症] 日本脳炎やMRなどワクチン接種、疾病・障害6件認定 厚労省が公表

 厚生労働省は18日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の審議結果を公表した。日本脳炎やMR(麻しん・風しん)などのワクチンを接種した10件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した分科会は、6件を認定、3件を否認、1件を保留とした<doc2046page1>。 認定の内訳は、日本脳炎が2件、日本脳炎+DT(ジフテリア・破傷風)、Hib(Hib感染症)+PCV(小児用肺炎球菌)+B型肝炎+ロタウイルス、ロタウイルス(接種時年齢1カ月)・Hib+PCV(同2カ月)...

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[医療改革] 病名表示アプリなど家庭用医療機器の取り扱いを明確化へ 政府

 政府の規制改革推進会議の医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が18日に開かれ、脈拍や心電図などの測定データから利用者が罹患している恐れがある病名などを予測して表示するアプリケーションなど、「家庭用医療機器」の取り扱いの明確化を巡り議論した。 家庭用医療機器の活用は、病気の早期発見を促し、健康寿命の延伸や医療費削減などの効果を見込めると期待されているが、アプリによる病名の表示が医師以外による「医業」を禁止する医師法17条に違反しないかルールが不明確なため、開発に不安が付きまとう・・・...

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[医療提供体制] 障害福祉と医療組み合わせた利用状況が分析可能に 厚労省

 厚生労働省は18日に開かれた社会保障審議会・障害者部会で、障害福祉分野のデータ基盤整備について、医療や介護を含めた保健医療福祉分野の公的データベースの情報と連結解析が行える仕組みを設けることを提案した。重症心身障害児者や精神障害者の医療と障害福祉サービスを組み合わせた利用状況の分析などを視野に入れている<doc2006page9>。 データに基づいた政策の企画立案が重視される中、障害福祉分野では、国が関係データについて包括的に収集・調査分析などを行う仕組みを「持ち合わせていない状況(厚...

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[医療提供体制] 高齢障害者サービス、市町村の差異なくし適切運用 厚労省

 厚生労働省は18日に開かれた社会保障審議会・障害者部会で、高齢の障害者に対する障害福祉サービスの支給決定に係る運用を明確化することを提案した。市町村ごとの差異をなくし、適切な運用がなされるようにして、65歳を越えた障害者が「必要な支援」を受けられるようにする狙いがある<doc2007page2><doc2007page4>。 障害福祉制度と介護保険制度の関係については、「保険優先の考え方」の原則に基づき、障害福祉制度と同様のサービスを介護保険サービスで利用できる場合、まずは...

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【咽頭結膜熱 経験談】高熱・喉の痛みなど新型コロナと間違えやすい症状 正しく診断してもらうために伝えたい一言とは?(感染症・予防接種ナビ)

 今回は、症状が似ているため新型コロナウイルス感染症と間違えやすい、咽頭結膜熱についてお伝えします。  「4月に注意してほしい感染症ランキング」にも入っていましたが、例年は5月以降、患者報告数が増え...

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[感染症] コロナ検査精度管理マニュアル、実施機関に周知を 厚労省

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、「新型コロナウイルス感染症のPCR検査等における精度管理マニュアル」に関する事務連絡(15日付)を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した<doc2131page1>。 事務連絡では、精度管理調査(2021年度厚労省委託事業)の結果を踏まえてマニュアルを取りまとめたことを説明。管内の新型コロナウイルス感染症の検査実施機関に対し、参考とするよう周知を求めている<doc2131page1>。 マニュアルでは、検査...

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[医療提供体制] 精神科医療での患者への支援、新たな仕組みを提案 厚労省

 厚生労働省は、15日に開かれた「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」で、精神科医療において求められる患者への支援について、新たな支援の仕組みを提案した。医療従事者が実施する「意思決定支援」のプロセスとは異なり、患者の孤独感や不安感の軽減、自尊心や自己肯定感の回復を図るものとして位置付ける必要があるとした<doc2055page3>。 厚労省は、新たな仕組みにおける支援者の役割も想定しており、具体的な内容として、▽本人を勇気づける、本人の味方として本人の立場で...

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[病院] 1日平均外来患者数、前月比10万6,918人減の116万7,384人 病院報告

 厚生労働省は15日、2022年1月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り<doc2061page1>。●平均在院日数▽全病床平均/28.7日(前月比2.6日増)▽一般病床/17.2日(1.9日増)▽療養病床/136.2日(17.4日増)▽精神病床/299.8日(36.5日増)▽結核病床/48.8日(7.5日減)●1日平均患者数▽在院患者数/115万3,902人(1万3,034人増)▽外来患者数/116万7,384人(10万6,918人減)●月末病床利用率:7...

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[医学] ギャンブル障害の判別器開発、依存症の病態理解にも QST

 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)はこのほど、QSTの量子生命科学研究所の八幡憲明チームリーダーなどの研究グループが、脳機能画像による安静時脳機能結合の情報を基にしたギャンブル障害の判別器を開発したと発表した。今後、判別器を各種の物質依存に適用することで、依存症全般の脳における病態の理解の一助になる可能性があるという。 八幡チームリーダーや東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科(精神行動医科学分野)の高橋英彦教授、京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学)の村井俊・・・...

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[医療提供体制] コミナティ筋注、間違い接種が複数発生 PMDAが注意喚起

 医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、米ファイザーの新型コロナウイルスワクチンのコミナティ筋注について、「5-11歳用」と「12歳以上用」の間違い接種の事例が複数発生していることを明らかにした<doc2033page1>。対象年齢によって用量が異なるため、被接種者の年齢を確認した上で年齢に応じた製剤を使用するよう、医療機関などに呼び掛けている。 ファイザーによると、11歳の小児に12歳以上用の製剤を0.2mL接種してしまったり、12歳の小児に5-11歳用の製剤を使用してしまったりする事...

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[感染症] A群溶血性レンサ球菌咽頭炎など報告数増加へ 国立感染症研究所

 国立感染症研究所は15日、「感染症週報 第13週(3月28日-4月3日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc2035page5><doc2035page25>。▽インフルエンザ/0.00(前週0.00)/前週から増加▽RSウイルス感染症/0.13(0.13)/第10週以降減少が続いてる▽咽頭結膜熱/0.07(0.07)/第10週以降減少が続いてる▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.22(0.20)/前週から増加▽感染性胃腸炎/2.8...

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[健康] 自殺総合対策の推進に関する有識者会議の報告書を公表 厚労省

 厚生労働省は15日、「自殺総合対策の推進に関する有識者会議」の報告書を公表した。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた支援を行ったり、精神科医療につなぐ医療連携体制を強化したりするよう求めている<doc2012page7><doc2012page10>。 報告書では、2020年の自殺者数について、新型コロナウイルス感染症の影響で、自殺の要因となり得る様々な問題が悪化したことなどに触れ「特に、女性や小中高生の自殺者が増え、総数は11年ぶりに前年を上回った」と説明している&l...