[医療提供体制] 20年度の医業利益率、一般病院は初のマイナスに WAM調査
2020年度の「一般病院」での医業収益に対する医業利益の割合(医業利益率)はマイナス1.1%で、前年度から2.3ポイント低下したとする分析結果を福祉医療機構(WAM)が公表した。調査を開始して以降、マイナスとなったのは初めて。また、「療養型病院」では3.6ポイント減の2.1%、「精神科病院」は1.3ポイント減の0.4%で、いずれの類型でも医業利益率が大きく低下した(p1参照)。 WAMでは、全病床に占める一般病床の割合が5割超を一般病院、療養病床の割合が5割超を療養型病院、精神病床の割合が8割以上...