老人ホームは「入ったらおしまい」ではない ──笹岡悠(地域医療支援チーム)
“施設介護”と“在宅介護”、両方の現場を知る地域医療支援チームの笹岡さん。福祉用具貸与事業所で管理者の経験もあり、介護保険の仕組みについても精通しています。そんな笹岡さんが仕事をする上で大切にしている“原則”とは何なのでしょうか。...
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“施設介護”と“在宅介護”、両方の現場を知る地域医療支援チームの笹岡さん。福祉用具貸与事業所で管理者の経験もあり、介護保険の仕組みについても精通しています。そんな笹岡さんが仕事をする上で大切にしている“原則”とは何なのでしょうか。...
シルバーサービス振興会は13日、介護プロフェッショナルキャリア段位制度の新規レベル認定者を公表した。5月に開催されたレベル認定委員会での審議の結果、新たに55人のレベル認定者が誕生。レベル認定者の総数は8,702人となった<doc9819page1>。 サービス種類別でみたレベル認定者数が多いのは、介護老人福祉施設2,217人、介護老人保健施設2,015人、通所介護1,085人など<doc9819page5>。 レベル別の内訳は、▽レベル2(1)/3,260人▽レベル2(2...
厚生労働省は6月13日付けで「その他の腫瘍用薬」などについて、添付文書の「使用上の注意」の改訂を指示する通知を、日本製薬団体連合会に発出した。「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(新記載要領)に基づく改訂<doc9820page1>。 その他の腫瘍用薬「イピリムマブ(遺伝子組換え)」では、重大な副作用を新設し「髄膜炎」を記載した<doc9820page2>。 今回、使用上の注意改訂の指示があったのは以下の医薬品。▽その他の腫瘍用薬「イピリムマブ(遺伝子組...
消防庁が13日に公表した6月5日-6月11日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は900人<doc9667page1>。5月1日からの累計は5,052人となり、前年同時期(4,161人)と比べ891人増加した<doc9667page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)16人(1.8%)、少年(7歳以上18歳未満)208人(23.1%)、成人(18歳以上65歳未満)217人(24.1%)、高齢者(6...
政府は13日、2024年度から3年間に集中して取り組む「こども・子育て支援加速化プラン」の具体策や、そのための財源の確保策などを盛り込んだ「こども未来戦略方針」を閣議決定した。社会保障の制度改革や歳出の見直し、既定予算の活用などを先行させ、カバーし切れない分を新たな支援金で賄う<doc9642page26><doc9642page27>。 社会保険の負担を抑えることで、実質的に追加負担を生じさせないようにするのが狙い。少子化対策の財源確保のために消費税を含む新たな税負担は「...
マイナンバーカードと一体化した健康保険証に別人の個人情報がひも付けられていた問題で、厚生労働省は13日、新たに60件が確認されたと公表した。このうち4件については処方された薬などの情報が閲覧されていた。 加藤勝信厚労相が13日の閣議後の会見で公表した。 厚労省ではこれまで、「マイナ保険証」の誤登録が2022年11月末までの間に7,312件あったことを確認しており、今回新たに22年12月から23年5月22日までの期間でわかった分について明らかにした。今回の60件と合わせると、これまで判明した誤登録は...
マイナ保険証に別人の医療情報がひも付けられるトラブルが相次いでいることを受けて、加藤勝信厚生労働相は13日の記者会見で「個人情報が洩れるということはあってはならずしっかり対応したい」とした上で、「マイナンバーカードに診療情報を集約して一体化することで、より安全・効率的な医療ができるというメリットを(国民の)皆さんに享受していただきたい」と述べた。 加藤厚労相はマイナ保険証を巡る問題について「一件でも間違ったひも付けがあってはならず、今後こうした事例が出ないように留意し、対応したい」と話・・・...
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...
国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2023年21週(5/22-28)によると、ヘルパンギーナの患者の定点あたり報告数は1.33。前週と比較すると約1.8倍に急増。都道府県別では、宮崎の8.92
厚生労働省は介護保険総合データベースについて、11月に公表する第2回オープンデータから、匿名での要介護認定情報やLIFE(科学的介護情報システム)情報を追加する方針を示した<doc9608page4>。また集計区分の仕様も変更し、介護老人福祉施設や介護老人保健施設など、施設の類型別の集計も公表することとした<doc9608page6>。 厚労省が12日、匿名介護情報の提供方法について話し合う有識者会議で示した。介護保険総合データベースのオープンデータについては1月に第1回目...
文部科学省は12日、2024年度の医学部定員増に係る省令などの改正案を公表するとともに、それへのパブリックコメント(意見募集)を開始した。24年度の医学部定員の総数について、19年度の定員数(9,420人)を上限とし、23年度の枠組みを暫定的に維持するという内容で、7月11日まで意見を募集している<doc9635page1><doc9634page1>。 文科省は08年度から、「地域枠」などを中心に医学部の総定員を暫定的に増やし、19年度には全国で9,420人に達した<...
国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2023年21週(5/22〜28)によると、この週、兵庫県で麻しんの感染者が1人報告されました。今年に入り、全国で麻しん患者の報告数は計10名。
国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2023年21週(5/22〜28)によると、兵庫県で麻しんの感染者が1人報告されました。今年に入り、全国で麻しん患者の報告数は計10人。内訳は東
NTTはコミュニケーション科学の研究において、視線とは異なる目の細かな動きの中に、人の聴覚的注意の状況が現れることを発見した。人の興味や注意など聴覚的な認知状態を目の動きの測定データから読み取れる可能性がある。2023年5月30日にNTTが発表した。 具体的には、対象人物の目(瞳孔経)の変化を基に、どの音声に注意を向けているかを読み取ることができるという。例えば、複数の参加者がいる会場で、ある人......
厚生労働省が発表した「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について」によると、2023年第22週(5月29日〜6月4日)の全国の定点当たり報告数は4.55。前週の3
日本医療安全調査機構が9日に公表した「医療事故調査制度の現況報告」(5月末時点)によると、医療事故報告は25件で全て病院からの報告だった<doc9717page1>。診療科別の報告件数は、外科・消化器科・その他/各5件、整形外科・脳神経外科・心臓血管外科/各3件、内科/1件<doc9717page2>。 医療事故調査・支援センター(以下、センター)への相談件数は166件(累計1万4,022件)。内訳は、医療機関が66件、遺族などが93件、その他・不明が7件だった<do...
薬剤師の確保策が盛り込まれる2024年度からの第8次医療計画の策定に先立ち、厚生労働省は「薬剤師確保計画ガイドライン」を公表した。都道府県が実施する施策として、若手薬剤師の確保・定着という観点から病院で働く薬剤師の給与体系の見直しを促進することなどを例示している<doc9661page19>。 厚労省が3月末に都道府県に通知した医療計画作成指針には、医療計画での医療従事者の確保の記載に当たって踏まえる観点として、薬剤師の就業状況の把握や地域の実情に応じた薬剤師確保策の実施などを新たに記...