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[医療提供体制] 衛生意識の向上などで20年の救急出動件数が減少 消防白書

 総務省消防庁は18日、「消防白書」(2021年版)を公表した(p1参照)。20年の救急車による救急出動件数について「12年ぶりに対前年比で減少した」と指摘。その理由として、「新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う衛生意識の向上」などを挙げている(p171参照)。 白書では、救急出動件数の減少について、衛生意識の向上に加え「不要不急の外出自粛といった国民の行動変容などが考えられる」と説明。その一方で、21年に行った将来推計を取り上げ、「高齢化の進展等により救急需要は今後増大する可能性が高いことが示・・...

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[感染症] 22年の公表スタート 新規報告数は0人 風しん・第1週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは18日、「風しんに関する疫学情報:2022年1月12日現在、第1週(1月3日-1月9日)」を公表した。 本年初回の集計となる第1週の新規報告数は0人だった。なお、1月13日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...

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[診療報酬] 22年度改定で対応の優先度が高い医療技術175件 中医協・分科会

 中央社会保険医療協議会の分科会は18日、2022年度診療報酬改定で対応の優先度が高い医療技術として175件を採択した。このうち、新規の技術は77件で、既存は98件(p58参照)。全体では20年度改定と比べて89件減った。この日の審議結果は、19日の中医協・総会で了承された。 中医協の医療技術評価分科会で評価対象となった733件(新規284件、既存449件)のうち、175件を22年度改定で対応する優先度が高い技術とする。このうち、170件が関連学会から分科会に提案され、5件は先進医療として実施されて...

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[介護] 介護職員等緊急確保事業の第二次公募を実施 国交省

 国土交通省は、「介護職員等緊急確保事業(自動車事故対策費補助金)」の第二次公募を2月4日まで行っている。障害福祉サービス事業者の介護人材確保に係る経費を補助することで、自動車事故による重度後遺障害を負った人やその家族が安全・安心な日常生活を送れるようにする狙いがある(p1参照)。 同省によると、自動車事故で重度後遺障害を負った人に対する介護サービスを提供する障害福祉サービス事業者において、新型コロナウイルス対策に係る経費の増加が経営を圧迫。介護人材の適切な配置を行うことが困難となって・・・...

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[医療提供体制] 自宅療養者への往診体制強化し医療支援体制を充実 東京都

 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は17日、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者などへの医療支援体制の充実を図るため、感染拡大時に往診などを広域的に行う「往診連携医療機関」により、自宅療養者への往診体制を強化する事業を開始すると発表した。 対策本部によると、「往診連携医療機関」には、自宅療養者などへの往診などを担当する医師を配置し「高齢者施設等において複数の陽性者が発生した場合」や「夜間及び休日の往診等」に対応する。公益社団法人東京都医師会に委託し、往診体制が整った医療機関から順次・・・...

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[介護] 布製マスクの配布希望の申出方法、専用フォームに変更

 厚生労働省と内閣府、文部科学省は17日に連名で、介護施設等への布製マスクの配布希望について、メールによる申出方法を専用フォームからの申出に変更するとの事務連絡を都道府県などに出した(p1~p2参照)。 布製マスクの配布希望の申出方法はこれまで、必要事項を提出様式ファイルに記載の上、メールに添付して専用アドレスに送付することとしていた。事務連絡では、より簡易に申し出られるように、配布希望を受け付ける専用フォームに必要事項を入力の上、申し出るよう求めている(p1参照)。 布製マスクについて・・・...

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[医療提供体制] セレネース注とサイレース静注の取り違えを注意喚起

 日本医療機能評価機構は17日、「医療安全情報No.182」を公表した。セレネース注を定数配置薬から準備する際、誤ってサイレース静注を薬品庫から取り出し投与した事例が2016年1月1日から21年11月30日までに6件報告されており、実際の事例を掲載し注意を喚起した(p2参照)。 医療安全情報では、「看護師がICU当直医より口頭で指示されたセレネース注をサイレース静注と思い込み、電子カルテに指示された内容とは異なる[サイレース静注+生理食塩液]を調製し静脈注射。その後、患者はSpO2が74%に低下。リ...

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[感染症] 感染症週報 21年第51週・第52週合併号を公表 国立感染症研究所

 国立感染症研究所は17日、「感染症週報第51週(12月20日-12月26日)」と「第52週(12月27日-1月2日)」の合併号を公表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。●第51週(p6参照)(p30~p32参照)▽インフルエンザ/0.01(前週0.01)/第47週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/0.40(0.36)/3週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.32(0.28)/第43週以降増加が続いている▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.73(0.75)/前週から減少▽...

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【感染症専門医が回答】40度の発熱でも軽症扱い?新型コロナの軽症ってどんな症状(感染症・予防接種ナビ)

 オミクロン株の置き換わりがすすみ、「軽症」という言葉が多く聞かれるようになりました。  軽症とは、どのような症状のことをいうのでしょうか?発熱が39度、40度でも「軽症」とされる場合もあるそうです...

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【感染症専門医が回答】企業の担当者が迷う新型コロナの対策 喫煙所は黙煙、食事は黙食で(感染症・予防接種ナビ)

 企業の担当者が新型コロナ対策をする場合、どのような事に留意したら良いのでしょうか。以下、基本的な予防対策として考えられる点を挙げています。 ・手洗い・マスク着用・三密を避ける ・テレワークを推進す...

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「視力に代わる感覚デバイス」のRaise the Flag.が最優秀賞、経産省コンテスト(ニュース)

 経済産業省は2022年1月14日、「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2022」を東京都内で開催した。ビジネスコンテスト部門の最終プレゼンには6社が臨み、視覚障害者向けのデバイスを開発するRaise the Flag.(高松市)が最優秀賞を獲得した。アイデアコンテスト部門では5人が発表し、途上国の医療を支援する医療機器管理・教育システム構築に取り組む稲垣大輔氏が最優秀賞を受賞した。 ビジネス......

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ツムラが漢方AIチャットボットを導入、24時間体制で処方などの質問に対応(ニュース)

 ツムラは2022年1月11日、人工知能(AI)を活用した医療関係者向けチャットボット「K-Chat」を導入したと発表した。漢方に関する問い合わせに自動で回答する。従来の情報提供に加えて24時間365日アクセス可能なチャットボットを導入することで、漢方製剤の適正な処方を推進する。 K-Chatはツムラの医療関係者向けサイトの会員限定サービス。過去10年にわたってツムラの相談窓口に寄せられた質問内容......

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[インフル] 全国報告数50人、前年比23人減 インフルエンザ・第1週

 厚生労働省は14日、2022年第1週(22年1月3日-22年1月9日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は50人、前年同期と比べ23人減少となった。都道府県別では、25都府県より報告があった(p2参照)。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第18報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p4参照)。定点報告の詳細は以下の通り。●第1週発生状況(p2参照)(p6参照)▽全国の定点当たり報告数:0.01(前年同...

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[医療提供体制] 国立障害者リハビリセンター病院の診療科名変更へ 厚労省

 厚生労働省は14日、国立障害者リハビリテーションセンターの病院に置く診療科の名称を変更する改正案を公表した。「神経内科」の名称を「脳神経内科」に変更する(p2参照)。 「神経内科」の名称を巡っては、「心療内科」や「精神科」と混同されるなどの問題が生じていた。このため、日本神経学会の理事会が、学会として標榜診療科名を「神経内科」から「脳神経内科」に変更すると決定。「神経内科」を標榜している医療機関に対し、「脳神経内科」に名称を変更するよう依頼していた(p2参照)。 これを踏まえ、同セ・・・...

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[病院] 1日平均外来患者数、前月比約6千人減の127万5,375人 病院報告

 厚生労働省は14日、2021年10月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り(p1参照)。●平均在院日数▽全病床平均/26.9日(前月比0.5日減)▽一般病床/15.6日(0.5日減)▽療養病床/129.4日(1.8日減)▽精神病床/272.7日(0.6日増)▽結核病床/59.0日(11.0日増)●1日平均患者数▽在院患者数/112万6,324人(3,677人減)▽外来患者数/127万5,375人(6,378人減)●月末病床利用率:73.1%(1.5%減)・・・...

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[医療提供体制] 診療所が3回目以降の職域接種を予定、廃止の届出は不要に

 厚生労働省は14日、一時的に開設された診療所が職域単位での新型コロナウイルスワクチン接種の3回目以降の実施を予定している場合、廃止の届出を不要とすることを都道府県などに事務連絡した。医療法上の臨時的な取り扱いとする(p1~p2参照)。 厚労省はこれまで、一時的に開設された診療所が職域接種を終えれば、速やかに廃止の届出を行うよう求めていた。しかし、オミクロン株による感染拡大により、ワクチン接種の体制を迅速に確保する必要があることから、廃止届出の不要など職域接種での業務の簡素化を図る。 既に・・・...

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[医療提供体制] オミクロン株感染者の濃厚接触者の待機期間を10日に短縮

 厚生労働省は、新型コロナウイルスのオミクロン株感染者の濃厚接触者に求めている自宅などでの待機期間を10日間に、これまでよりも4日間短縮したことを都道府県などに事務連絡した。14日から適用。ただし、地域における社会機能の維持のために必要な人に限り、検査で陰性と判定された場合は各自治体の判断により10日を待たずに待機を解除することができるとしている(p6参照)。 待機期間は、陽性者との接触などの「最終曝露日」から解除までの間で、従来は14日間だった(p19参照)。 事務連絡では、オミクロン株の・・・...

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[看護] コロナワクチン接種会場への看護職員の労働者派遣で通知 厚労省

 厚生労働省医政局長、健康局長、職業安定局長は、新型コロナウイルスワクチン接種会場への看護師・准看護師の労働者派遣に関する通知(1月14日付)を都道府県知事、市町村長、特別区長に出した(p1参照)。 通知では、看護師・准看護師(看護職員)が行う「診療補助行為等」について、「医療機関への労働者派遣が原則禁止されている」としながらも、へき地の医療機関への看護職員の労働者派遣に加え、へき地以外についても、▽従事者▽場所▽期間-を限定して、労働者派遣を可能としていることを説明している(p2参照)・・・...