[感染症] 新規報告数6週連続で0人 風しん疫学情報・第14週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは20日、「風しんに関する疫学情報:2021年4月14日現在、第14週(4月5日-4月11日)」を公表した。 第14週の新規報告数は6週連続で0人となった。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず5人だった。なお、4月15日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...
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国立感染症研究所・感染症疫学センターは20日、「風しんに関する疫学情報:2021年4月14日現在、第14週(4月5日-4月11日)」を公表した。 第14週の新規報告数は6週連続で0人となった。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず5人だった。なお、4月15日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...
厚生労働省は、「児童福祉週間」の実施要領(2021年度)を公表した。期間は5月5日から11日までの1週間で、母と子の健康づくりの推進に関しては「妊産婦及び乳幼児の健康診査の受診率の向上や母子保健に関する地域活動の推進に努める」などとしている(p1~p2参照)。 児童福祉週間は、児童福祉の理念や制度の周知を図り、国民の児童福祉に対する理解と認識を深めることが狙いで、毎年5月5日の「こどもの日」を中心に全国的に実施されている(p7参照)。 実施要領では、各自治体における取り組みの方向性などを示して・・...
厚生労働省は、インターネット経由で販売された、いわゆる健康食品の4製品(強壮系)から医薬品成分を検出したと発表した。健康被害の恐れがあるため、これらの使用を直ちに中止するとともに、健康被害が疑われる場合には医療機関への受診を呼び掛けている(p1参照)。 医薬品成分が検出された4製品は以下の通り(p3参照)。▽GOODMANペニス増大カプセル/検出物質:シルデナフィル(1錠当たり10mg)▽コンフィド(ED・勃起不全)/検出物質:ヨヒンビン(1錠当たり1.2mg)▽エクステンド/検出物質:ヨヒンビン...
財務省は19日、2021年3月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額(p3参照)(p5~p8参照)▽総額/613億円(前年同月比0.9%増)▽米国/123億円(16.0%増)▽EU/106億円(9.3%増)▽アジア/226億円(0.3%減)▽中国/116億円(3.2%増)●輸入額(p4参照)(p13~p16参照)▽総額/3,564億円(27.3%増)▽米国/746億円(31.4%増)▽EU/1,861億円(40.4%増)▽アジア/235億円(10.0...
NTTドコモと医療機器開発を手がけるメディカロイド(神戸市)、神戸大学、神戸市は2021年4月16日、商用5G(第5世代移動通信システム)ネットワークを使って、遠隔地から手術支援ロボットを操作する模擬手術に成功したと発表した。ロボットを使った遠隔手術は、熟練の外科医が遠隔から地方患者を手術できるようになるため、医療の地域格差を解消できると期待されている。実用化に向けて今後、さらに実証実験を重ねて......
政府は、新型コロナウイルスワクチンの接種実績について公表した。5日間(4月12日-4月16日)の医療従事者などに対する接種回数は、32万4,225回(1回目:9万6,648回、 2回目:22万7,577回)で2月17日からの累計接種回数は191万6,742回(1回目:119万8,346回、2回目:71万8,396回)。 また、4月12日より高齢者へのワクチン接種が開始され、7日間(4月12日-4月18日)の接種回数は全国で1万3,369回となった。都道府県別では(4月18日時点)、愛知県が1,19...
AI(人工知能)ロボットやIoT(インターネット・オブ・シングズ)アプリの技術開発を手掛けるハタプロ(京都市)は都内で開催中のイベント「ファーマIT&デジタルヘルス エキスポ」で、非接触で認知症を検査・予防する新サービスを紹介した。イベントの開催は2021年4⽉14⽇〜16⽇。新サービスは2021年3月に商用導入されたもの。同社のミミズク型AIロボット「ZUKKU(ズック)」を活用して無意識の動......
認知症対策の1つとして発足した「認知症初期集中支援チーム」。この記事では認知症初期集中支援チームがどのようなチームなのかを、図表を用いて解説します。
厚生労働省は16日、2021年4月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。21年1月1日-3月31日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り(p1~p2参照)。【死亡災害】●死亡者数:140人(前年同期比5人減・3.4%減)●事故の類型別発生状況▽墜落・転落/39人▽はさまれ・巻き込まれ/31人▽交通事故(道路)/19人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:2万5,185人(5,690人増・29.2%増)●事故の類型別発生状況▽転倒/6,849人▽墜落・転落/3,665人▽その他/3,285...
東京都は、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者を対象とした医療支援について、東京都医師会などと連携し、20日から自宅療養者に対するフォローアップ体制を強化した。 体調が悪化した自宅療養者が地域の医師などによる電話・オンラインや訪問による診療を速やかに受けられるようにする狙いがあり「都内各地域において、地区医師会や夜間休日に往診等を実施している事業者等が連携し、地域の医療提供体制の実情に応じた自宅療養者向け医療支援システムを構築する」と説明している。 都は、2020年11月に「自宅療養者フォロ・・・...
国立感染症研究所は16日、「感染症週報 第13週(3月29日-4月4日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p5参照)(p27~p29参照)。▽インフルエンザ/0.00(前週0.01)/前週から減少▽RSウイルス感染症/0.74(0.69)/2週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.17(0.16)/3週連続で増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.57(0.69)/3週連続で減少▽感染性胃腸炎/2.34(2.55)/3週連続で減少▽手足口病/0.01(0.02)/前週か...
来週4月19日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。 (新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)4月20日(火)未定 閣議4月21日(水)10:30-11:15 中央社会保険医療協議会 第177回 薬価専門部会11:15-12:00 中央社会保険医療協議会 第53回 費用対効果評価専門部会14:00-16:00 成年後見制度利用促進専門家会議 第2回 地域連携ネットワーク ワーキング・グループ14:00-16:00 第60回 厚...
富士フイルムと国立がん研究センターは、医師など医療従事者が手軽に人工知能(AI)を活用した技術開発に取り組める研究基盤システムを開発した。プログラミングの知識がなくても利用でき、研究の人材不足を補う。研究の効率化や作業時間の短縮で、AIを活用した画像診断支援技術の開発の加速が見込める。 富士フイルムが研究用のシステムとして2021年度中の製品化を目指す。富士フイルムホールディングス(HD)の次期......
第三者認証機関のテュフ ラインランド ジャパン(横浜市)は2021年4月15日、医療機器のサイバーセキュリティー検証サービスを同日付で始めると発表した。ネットワーク環境に接続する医療機器の増加に伴い、それらがサイバー攻撃の標的になる事例が発生している。同サービスは医療機器メーカーに向け、サイバーセキュリティーの専門家が医療機器の脆弱性を検証し、悪用された際に起こりうる問題点やリスクなどを分析する......
財務省は、次期診療報酬改定に向けた中央社会保険医療協議会の議論がスタートする前の段階で、医科・歯科・調剤の配分の見直し、調剤報酬の水準引き下げ、調剤料の剤数・日数比例方式の適正化と大胆な縮減を求める考えを財政制度等審議会・財政制度分科会に提示した(p115参照)(p118参照)。 財務省は、診療報酬改定時の医科・歯科・調剤の配分について、それぞれの技術料部分に対して同程度の伸びとなるように改定率が横並びで設定されていることから、各科を取り巻く状況にかかわらず硬直的となっており、見直し・・・...
厚生労働省は15日付で、「医薬品に係る先駆け審査指定制度対象品目の指定結果について」に関する事務連絡を都道府県に発出した。「先駆け審査指定制度」の対象品目「CNT-01」が指定取り消しとなったが、今回、申請者を大阪大学医学部付属病院からトーアエイヨーに変更、対象品目に指定された。「CNT-01」の効能・効果は中性脂肪蓄積心筋血管症の症状および予後改善。・・・...
2022年度薬価制度改革に向け、財務省は、新薬の薬価算定方式についても問題点を具体的に指摘した。特に、既存類似品がない場合の原価計算について、営業利益率の適正化、新規性が乏しいものへの減算方式の導入、開示度が低いものの算定をさらに厳しくすることを求めた。また、補正加算の在り方として、要件が緩やかな有用性加算IIから「製剤における工夫」を除外すべきだとした(p53~p54参照)。 新薬の薬価は、既存品に薬理作用類似薬がある場合は、その中から最類似薬を選定して、1日薬価を最類似薬と同額に設定し、さ・・...
費用対効果評価の結果が3品目について示され、2品目は価格調整まで終わった。中央社会保険医療協議会は2022年度薬価改定に向け、制度の在り方についての議論を始めることになる。一方、財務省は、15日の財政制度等審議会・財政制度分科会に、費用対効果評価制度で見直すべき項目を指摘。価格調整範囲の拡大、費用対効果の低いものの保険からの除外などを検討すべきだとした(p120参照)。 費用対効果評価は、19年度から本格導入され、価格調整まで終わった「テリルジー100エリプタ」と「キムリア」は、19年5月の薬価収...
日本看護協会(日看協)は、全国の小・中学校などで医療的ケア児を支援する看護師が確保できるように、体制整備を求める要望書を文部科学省に提出した(p2参照)。小・中学校や特別支援学校に在籍する医療的ケア児の数は年々増加しており、「学校における医療的ケアの今後の対応について」(2019年3月20日付通知)に看護師などの役割は明記されたが、学校教育法に看護師配置を記載していないと指摘している(p4参照)。 要望書ではこのほか、小・中学校における健康教育の充実を図るため、学習指導要領に健康リテラ・・・...
厚生労働省は15日、「シーティング」として医師の指示の下に理学療法士などが椅子や車椅子等上での適切な姿勢保持などのため、患者の体幹機能や座位保持機能を評価した上で、体圧分散やサポートのためにクッションや付属品の選定・調整を行った場合、介護報酬上のリハビリテーションの実施時間に含めることは可能だと、「2021年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.6)」(介護保険最新情報Vol.966)」で示した(p3参照)。 この場合のシーティングとは、食事摂取などの日常生活動作の能力の低下を来した患者に対して行...