「 」一覧

NO IMAGE

[募集] 遠隔医療従事者研修事業の実施団体を公募 厚労省

 厚生労働省は28日、情報通信技術を診療支援に用いた遠隔医療(オンライン診療を含む)に関する知識の向上を図るため、「医療従事者および一般国民」などを対象に「遠隔医療従事者研修事業」を実施する団体の公募を始めた(p1参照)。 これまでの遠隔医療は、病理やMRI・CTなどの画像を伝送し診療支援を行うといった、医師間相互の活用が中心だったが、医師と患者居宅間などによる診療を行う動きが広がりつつある。さらに同省では、新型コロナウイルス感染症の影響により、オンライン診療の活用が進むなど「遠隔医療に接・・・...

NO IMAGE

[医療機器] 医療機器1品目、臨床検査1件の保険適用を承認 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は28日、医療機器1品目と臨床検査1件の保険適用を承認した。また、先進医療会議で「適」と判断された先進医療B該当技術2件も了承された。詳細は以下の通り。【医療機器(2020年12月収載予定)】●区分C2:新機能・新技術個々の患者に適合するよう設計・製造された手術器械であり、下顎骨用プレートを設置するため、および下顎欠損部の骨を他部位から採取するために、マーキング、骨切り、ドリリングする際に使用する「TruMatch サージカルガイド」(ジョンソン・エンド・ジョンソン):...

NO IMAGE

[診療報酬] 改定の入院医療への影響調査の実施案を大筋了承 中医協・総会

 厚生労働省は28日の中央社会保険医療協議会・総会で、2020年度診療報酬改定の入院医療への影響を調査するため年度内に行う4つの調査の実施案を示し、大筋で了承された。急性期病棟などを退棟した患者の調査の記入内容をDPCの退院患者調査のデータと比較するなど、DPCデータの活用を推進する。厚労省は、それによって「より詳細な分析を行う」としている(p401参照)。 また、新型コロナウイルス感染症の影響を明らかにするため、感染の疑いがある外来患者への対応や、感染者の入院受け入れの有無(4月以降)などを聞く。...

NO IMAGE

[医薬品] 費用対効果評価の範囲・規模拡大で議論 中医協・総会

 厚生労働省は28日、中央社会保険医療協議会・総会で、医薬品などに関して2019年4月から実施した費用対効果評価について、実施範囲や規模の拡大について議論を求めた。しかし、発言した診療側と支払側の委員5氏は、いずれも、進行中の12品目の評価の結果を検証した上で議論すべきで、現時点での検討は時期尚早とした。厚労省は20年度中に複数品目の総合的評価が中医協で審議される見込みだとした(p415参照)。 費用対効果評価は、新薬で有用性系の加算が算定され、ピーク時市場予測が100億円以上という高額新薬を基本的...

NO IMAGE

[医療改革] 医療保険の負担、金融資産を勘案は尚早と結論 社保審・部会

 社会保障審議会の医療保険部会は28日、個人の金融資産などの保有状況を反映させて医療保険の負担の在り方を勘案することについて、「現時点で尚早」との認識で一致した。保険者などに相応の事務負担が発生するなど、幾つかの課題があることが理由。ただ、負担への反映方法の議論は引き続き進める。 厚生労働省はこの日の会合で、医療保険の負担の在り方に保有資産を勘案する仕組みの導入に当たっての課題を挙げた。 この仕組みには、保険者が個人の預貯金口座などの金融資産を把握できることが必要となる。しかし、2018年1・・・...

NO IMAGE

[医療提供体制] NIPT等の出生前検査を専門委員会で検討、報告案取りまとめ

 厚生労働省は28日、「NIPT等の出生前検査に関する専門委員会」(第1回)の会合で、今後の検討の進め方などを示した。母体血を用いた非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)などに関する課題・論点の整理や、関係者からのヒアリングを行った上で、2021年2月ごろまでに報告案を取りまとめ、厚生科学審議会科学技術部会に報告する(p74参照)。 NIPTの実施体制を巡っては、日本産科婦人科学会が作成した指針を受け、13年度から関係学会などの連携の下、日本医学会の認定制度に基づき実施されてきたが、ここ数年、認定施...

NO IMAGE

[介護保険] 保険給付費の総額は8,510億円 介護保険事業状況報告・厚労省

 厚生労働省は10月27日、2020年8月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●保険給付費▽保険給付費総額/8,510億円▽居宅(介護予防)サービス分/3,997億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,368億円▽施設サービス分/2,599億円●第1号被保険者数:3,566万人●要介護(要支援)認定者数:674.1万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約18.5%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス/390.5万人▽地域密...

NO IMAGE

[救急医療] 20年6-9月の熱中症による救急搬送者数は6万4,869人 消防庁

 総務省消防庁は10月27日、2020年6月から9月までの「熱中症による救急搬送状況」を発表した。熱中症による救急搬送人員の累計は6万4,869人で、前年同期間の6万6,869人と比べ2,000人少ないことがわかった。詳細は以下の通り。●年齢区分別の救急搬送人員数(p3参照):▽高齢者/3万7,528人(構成比57.9%)▽成人/2万1,756人(33.5%)▽少年/5,253人(8.1%)▽乳幼児/329人(0.5%)▽新生児/3人(0.0%)●初診時の傷病程度別の救急搬送人員数(p4参照):▽軽...

NO IMAGE

[健康] 4人に1人が食生活・運動習慣の改善に消極的な回答 厚労省

 厚生労働省は27日、「国民健康・栄養調査結果の概要(2019年)」を公表した。調査結果のポイントとして厚労省は、▽食習慣・運動習慣について「関心はあるが改善するつもりはない」が4人に1人▽喫煙および受動喫煙の状況については改善傾向-などを挙げた。 同調査は、健康増進法に基づき、国民の健康増進を推進させるための基礎資料として毎年実施されている。今回の調査は「社会環境の整備」を重点項目に、毎年実施されている「基本項目」と併せて構成。調査対象は4,465世帯でその内、調査実施世帯数は2,836世帯・・・...

NO IMAGE

[感染症] 風しん新規報告数0人、累計患者数92人増減なし 疫学情報・第42週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは27日、「風しんに関する疫学情報:2020年10月21日現在、第42週(10月12日-10月18日)」を公表した。それによると、新規報告された患者数は0人だった。遅れ報告もなかったため、第1週からの累積患者報告数は前週から増減なく92人となった。なお、10月22日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。 5人以上の累積報告数が報告されている都道府県は、前週と同様に東京都(24人)、愛知県(8人)、神奈川県(7人)、大阪府(7人)、兵庫県(7人...

NO IMAGE

[医療提供体制] 循環器病対策推進基本計画を公表 厚労省

 厚生労働省は27日、循環器病対策推進基本計画を公表した。医療や保健、福祉に係るサービスの提供体制を充実させるなどの目標を達成することで「2040年までに3年以上の健康寿命の延伸及び循環器病の年齢調整死亡率の減少」を目指す。また、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血、急性冠症候群、急性大動脈解離、急性心不全(慢性心不全の急性増悪を含む)に係る診療情報を収集・活用する「公的な枠組み」を構築する方向性などが示されている(p13参照)(p16参照)。 19年12月1日に施行された循環器病対策基本法では、政府が・・...

NO IMAGE

[病院] 医療施設動態調査 20年度8月末概数 厚労省

 厚生労働省は10月26日、「医療施設動態調査(2020年8月末概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●施設数【病院】▽全体/8,247施設(前月比2施設減)▽精神科病院/1,054施設(増減なし)▽一般病院/7,193施設(2施設減)▽療養病床を有する病院(再掲)/3,583施設(6施設減)▽地域医療支援病院(再掲)/624施設(1施設増)【一般診療所】▽全体/10万2,912施設(102施設増)▽有床診療所/6,414施設(19施設減)▽療養病床を有する一般診療所(再掲)/708施設...

NO IMAGE

[医療提供体制] 精神科救急医療体制整備の課題など報告 厚労省が検討会に

 厚生労働省は26日「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に係る検討会」(第5回)の会合で「精神科救急医療体制整備に係るワーキンググループ」の進捗を報告した(p107参照)。 厚労省は、ワーキンググループの意見を整理しており「精神科救急医療体制整備を取り巻く課題の整理および検討」については、▽精神科救急にかかる対象者像▽精神科救急医療圏域の設定▽地域における相談体制▽精神科救急外来と精神科救急入院の役割▽精神科救急医療施設の役割、身体合併症対応、かかりつけ医との連携▽精神科救急医療体・・・...

NO IMAGE

[感染症] 医療用物資、地域医師会が緊急配布要請を取りまとめG-MISに入力

 厚生労働省医政局経済課(マスク等物資対策班)は26日、医療機関などにおける医療用物資の緊急時への対応に関する事務連絡を都道府県に出した。地域の医師会などで診療所の物資の在庫状況や緊急配布(SOS)要請を取りまとめてG-MIS(新型コロナウイルス感染症医療機関等情報交換システム)に入力を行う運用を開始することを取り上げている(p1参照)。 事務連絡では、医療従事者の医療用物資(サージカルマスク、N95等マスク、アイソレーションガウン、フェイスシールド、非滅菌手袋)に関しては「国が確保したものにつ・・...