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[医療費] 20年度医療保険医療費 4-6月号を公表

 厚生労働省は14日、「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2020年度4月号・5月号・6月号」を公表した。詳細は以下の通り。●4月号 2020年度4月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は1兆7,863億円(対前年同期比11.0%減)、75歳以上は1兆3,205億円(6.4%減)(p2参照)。このうち医科入院医療費は、75歳未満が5,777億円(7.8%減)、75歳以上は6,515億円(5.7%減)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が6,507億円(16.1%減)、75歳以上は3,71...

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[医療改革] オンライン資格確認、カードリーダーの申し込み14.5% 厚労省

 厚生労働省は、オンライン資格確認の際に必要となる顔認証付きカードリーダーについて、11日時点で医療機関など3万3,179施設から申し込みがあったことを明らかにした。その割合は、全ての対象施設の14.5%だった(p61参照)。 申し込み済みの施設別の内訳は、病院が965施設(11.6%)、医科診療所が8,051施設(9.0%)、歯科診療所が9,638施設(13.6%)、薬局が1万4,525施設(24.3%)(p61参照)。 同カードリーダーの申し込みの前に必要なアカウント登録については、医療機関や薬...

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[医療費] 20年度概算医療費 4-6月号を公表 厚労省

 厚生労働省は14日、「最近の医療費の動向[概算医療費]2020年度4月号・5月号・6月号」を公表した。詳細は以下の通り(4-6月号の医科入院には入院時食事療養費などを含まない)。●4月号 2020年度4月の概算医療費は3.3兆円(対前年同期比8.8%減)。うち医療保険適用の75歳未満は1.8兆円(11.1%減)、75歳以上は1.3兆円(6.4%減)(p1参照)(p4参照)。 1人当たり医療費は2.6万円(8.6%減)で、75歳未満は1.7万円(10.5%減)、75歳以上は7.4万円(7.9%減)(...

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[がん対策] がん患者の実態調査 医療の質の総合的評価7.9点 国がん

 国立がん研究センターがん対策情報センターは、がん対策の評価、方向性を検討するため「がん患者の診療体験・療養生活実態」の全国調査を実施、14日にその調査結果を公表した。今回の調査は2014年度に行われた1回目の調査に続き、17年度に施行された第3期がん対策推進基本計画の中間評価(21年度実施予定)に向むけて2回目の患者体験調査となる。医療の質を総合的に評価する問いへの評価結果は7.9点(0-10 点評価)となった(p1参照)。 調査期間は19年1月-7月で、都道府県がん診療連携拠点病院、地域がん診療...

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[医療改革] 不妊治療の保険適用範囲、実態調査を踏まえて決定へ 厚労省

 厚生労働省は14日、不妊治療の保険適用の対象範囲について、2020年度の実態調査の結果を踏まえ、有効性や安全性を考慮しながら決定する方針を社会保障審議会・医療保険部会に示した。近く医療機関への調査を開始する。 部会の終了後、同省保険局の岡田就将・医療技術評価推進室長は、記者団に対し「不妊治療のどの範囲が保険適用になるのかは、調査で実態を明らかにし、有効性・安全性の確認のプロセスを経てから決めることになる」と説明した。 同省が実施するのは、20年度の子ども・子育て支援推進調査研究事業での「不妊・・・...

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[医療費] 厚労省が4-6月の医療費の動向を提示 社保審・医療保険部会

 厚生労働省は14日の社会保障審議会・医療保険部会に、医療保険制度における新型コロナウイルス感染症の影響として4-6月の医療費の動向を示した。前年同月比で4月は▲8.8%、5月は▲11.9%で10%程度の減少となったが、6月は▲2.4%にとどまった。ただ、休日数等調整後は、各月とも減少幅が拡大する一方、4-5月と6月の減少幅の差は小さくなるとした。また、レセプト総点数では、6月に減少幅が小さくなったが、7月は減少幅が若干広がっていることも示した(p4参照)(p16参照)(p23参照)。 新型コロナウ...

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[感染症] 新型コロナ重症者数は下げ止まりの状況 厚労省

 厚生労働省は13日、第10回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。入院患者数については「減少傾向となっている」としながらも、「重症者数は、8月下旬以降減少傾向となっていたが、直近では先週と同水準であり、下げ止まりの状況となっている」としている(p95参照)。 厚労省によると、7日時点の全国の入院者数は2,979人で、1週間前と比べて287人減っている(p6参照)。受入確保病床数に対する割合(全国11.2%)に関しては「一部地域ではやや高水準となっている」と...

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[感染症] 新規報告数3週連続0人、累計患者数90人 風しん疫学情報・第40週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは13日、「風しんに関する疫学情報:2020年10月7日現在、第40週(9月28日-10月4日)」を公表した。それによると、新規報告された患者数は3週連続で0人だった。遅れ報告もなかったため、第1週からの累積患者報告数は前週から増減なく90人となった。なお、8日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...

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[医療提供体制] 医療型でも強度行動障害児特別支援加算を算定 厚労省案

 厚生労働省は12日、第17回障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(オンライン会議)で、強度行動障害児特別支援加算について、福祉的支援の強化の観点より、「医療型障害児入所施設においても算定できるようにしてはどうか」と提案した(p34参照)。 強度行動障害児特別支援加算は、知的障害児や自閉症児の診療に相当の経験を有する医師(指定福祉型障害児入所施設の職務に1カ月以上従事)や心理指導担当職員を配置することや、加算対象児の居室は原則として個室とすることなどが算定要件となっている(p35参照)。・・・...

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[健康] 幼少期のアトピー性皮膚炎が思春期の精神疾患を誘導 NCNPが発表

 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は10日、NCNP神経研究所疾病研究第4部の橋本興人研究員らが、幼少期のアトピー性皮膚炎によるストレスが脳内炎症反応の応答性増大持続を促し、これが思春期のうつ様症状誘導の原因となる可能性を示したと発表した(p1参照)。 幼少期のアトピー性皮膚炎は、強い掻痒感で生活の質(QOL)を著しく低下させるだけでなく、その後のアレルギー疾患である喘息やアレルギー性鼻炎への引き金になることが知られている。こうした他のアレルギー性疾患に罹患するリスクだけでなく、精神疾患・...